テレ東にサウナを!日本初のオフフィスサウナ導入・森實敏彦社長×テレ東サウナ部部長・工藤里紗プロデューサー「サウナ談義」
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イチオシスト
ライター / 編集
イチオシ編集部 旬ニュース担当
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愛知県名古屋市にある自社オフィスビルに従業員用プライベートサウナをつくるほどのサウナ―でありビジネスリーダーでもある株式会社タマディックの森實敏彦社長(もりざね・としひこ)と、テレ東公認の同好会であり現在40人ものメンバーを誇るテレ東サウナ部部長の工藤里紗プロデューサーによるサウナ談義。
森實社長のご自宅にて対談
仕事に対してサウナがもたらす効果とは? 単なるリラクゼーションの手段に留まらない、人と人とをつなげる力とは? 「健康経営」の重要性を、ざっくばらんに語ってもらった。
――自動車や航空・宇宙関連などの製品や生産設備を設計・開発する総合エンジニアリング企業の社長である森實さんは、2021年11月に竣工した新社屋に、日本初となる従業員用のオフィスサウナ「Luova Sauna(ルオバ サウナ)」を設置。ビジネスシーンにおけるウェルビーイングとワークライフバランスの取り組みが評価され、「Luova Sauna」は、サウナの本場・フィンランドの駐日大使にも日本で初めて公認されました。
森實「名古屋オフィスのビルを建設するプランが出たタイミングに合わせて、屋上にサウナをつくる計画を立てたんです。それが2018年のことでした。
ちなみに、Luovaはフィンランド語で“クリエイティブ”という意味があり、普段は根を詰めて仕事をしている社員に、サウナに入って頭をスッキリさせてほしい。身体も心もリラックスさせたエンジニアに、いいアイデアがひらめけば。そうした思いから名づけました」

オフィスサウナ「Luova Sauna」
――サウナブームの火付け役と言われるテレ東のドラマ「サ道」がスタートしたのが2019年の7月です。
森實「ドラマ化される少し前、2019年の春・夏合わせて3週間ほどフィンランドを訪れた際に、街の公衆サウナから高級ホテルスパ、森の中のサウナ、北極圏のサウナ、“キング・オブ・サウナ”と呼ばれるスモークサウナ、究極のフリーサウナであるソンパサウナ(※ボランティアが運営する、完全セルフサービスの無料のサウナ)などを巡って。サウナ大国フィンランドではオフィスサウナが普通に浸透していることに驚きましたし、大きな刺激を受けました」
フィンランドのサウナにて
工藤「私も森實さんと同時期にフィンランドを訪問したのですが、現地の人々のサウナ観、幸せに対する価値観を目の当たりにしました。妊婦さんも自分のタイミングで出たり入ったりしていて、おばあさんもいれば大学生くらいの若い女性もいて、みんなでお喋りをしている。フィンランドの人たちにとってのサウナは社交の場なんだなと感銘を受けました」
森實「私も、例えばお互いのことを許し合う社会であるとか、サウナとともに世界幸福度ランキングで8年連続1位を獲得したフィンランド人の考え方なども学ばせてもらって。どうせつくるなら文化的な側面までふまえた本格的なフィンランド式サウナにしたいと考えたんです」
フィンランドのサウナにて
――タマディックさんのオフィスサウナは『マンガ サ道 ~マンガで読むサウナ道~』にも、2025年に配信されたドラマ「サ道 off-road」内でも紹介されました。
森實「フィンランドを訪れたタイミングで原作者のタナカカツキ先生ともご一緒する機会があり、そのときに『日本初となるオフィスサウナをつくります』と宣言をして(笑)。サウナ完成後には『マンガ サ道 ~マンガで読むサウナ道~』(session66『会社に行きたい!』)でも紹介していただきました」
森實社長のご自宅にて対談
――そもそも森實さんは『マンガ サ道』との出会いでサウナを始められたとか?
森實「連載されていた雑誌で、たまたま読んだ『サ道』に『サウナで宇宙と一体になってととのう』と描かれていたので“本当にそんな世界があるのかな……”と半信半疑でホテルのサウナに行ったのが始まりでした」
――サウナの入り方を指南するとともに、いわゆる“ととのう”という状態を可視化してくれたサウナ好きのバイブルです。
森實「漫画に描かれていたサウナ→水風呂→外気浴(休憩)という一連のセットを体験してみたところ本当に心地よくて。“なるほど、これがととのう、という状態か――”と一気にサウナにハマって、すぐに“自分でもサウナをつくろう”と思い立ちました。
『サ道』と出会わなければサウナにも入らなかっただろうし、フィンランドにも行かなかったし、今とは全く違った人生になっていたでしょうね」
工藤「森實さんは“日本で最初に会社の中にサウナをつくった社長”として多くのメディアで取り上げられていますが、『会社内にサウナをつくる』と提案された際の社内の反応はいかがでしたか?」
森實「私自身はサウナを通じて身体が健康になり、心も軽くなり。ストレスや過密なスケジュールとも上手に付き合えるようになって、ポジティブな仲間もたくさん増えた。いいことづくしだなと思って“サウナをつくろう”と考えたのですが、サウナに対してあまりいい印象のない60代以上の役員が多く出席する役員会ではなかなか受け入れられませんでした」
工藤「確かに、年配の方の多くは、サウナ=熱さに耐える、苦行というイメージを持たれているかもしれません」
森實「ただのガマン比べみたいな。ですから『なんでサウナなんだ? (社員の福利厚生であれば)ほかにあるだろう?』という意見もありましたし、いざ完成した後も周りから『会社にサウナ作ったの!? どうしちゃったの?』と心配されましたね(笑)」
工藤「完成したサウナを目の前にして社員のみなさんはどんな様子でしたか? みんながみんなサウナが好きではないでしょうし、サウナ好きな人でも最初は恐る恐る利用する……みたいな感じだったのかな、と想像するのですが」
森實「サウナ好きや新しいもの好きな社員はすぐに使い始めましたが、そうじゃない人たちは様子見というか、しばらく距離を置いていましたね。ただ、私にはフィンランドでいくつかのオフィスサウナを見学した経験からいいイメージしかなかった。いずれは社員にも浸透するだろうと思いました」
工藤「ブームになったとはいえ、サウナがまだまだ一般的ではない日本のこと。社長がいきなり『サウナをつくった、どんどん使って』と言っても最初は尻込みする人も多いと思います。社内では、どのようなPRをされたのですか?」
森實「会社にサウナができる前から『サウナ&ビールの会』を月に1度くらい催していて。自前のテントサウナを持ち出して社員と一緒にデイキャンプに行ったり、ウェルビー(※“サウナの聖地”と呼ばれる日本を代表する名古屋のサウナ施設)などの施設を社員と一緒に巡っては、ビアホールでお酒を飲みつつ、朝サウナに入って仕事をすると明らかにスッキリするし、1日を元気にポジティブに過ごせると、サウナのよさを説いていました(笑)。
自前のテントサウナでのデイキャンプ
最初は声をかけやすい人たちから誘って、メンバーを入れ替えながら少しずつサウナ好きの輪を広げていく。まずは体験してもらわないことには始まらないので、土台づくりに注力しましたね」
――1日をポジティブに過ごすための森實さんのサウナのルーティンは?
森實「リラックスするためのスローサウナと、覚醒と回復を目的としたファストサウナに分けて入っています。
時間を気にせずに入るスローは、サウナと水風呂の温度差を70~80度に抑えて、大体4~5セット。仕事前や仕事中に入るファストは最初に水風呂に15秒ほど入って、その後、サウナで10分。体温を上げたら再び水風呂に1分くらい頭まで浸かって3分休憩。これを2セット繰り返して、最後に15秒ほど水風呂に入ると頭が冴えて、めちゃくちゃポジティブになる。1日に二度三度、入ることもあります」
――オフィスサウナは手ぶらでもOKなんですか?
森實「化粧水や乳液、ドライヤー、タオルなどアメニティもすべて揃っていますし、水着着用のサウナなので脱水機もあります。水着がない人には使い捨ての簡易水着も用意してあります」
工藤「完成から5年経った今の利用状況は?」
森實「利用時間のほとんどが予約で埋まっている状態になってきて、私が入ろうと思ってもなかなか空きがないくらい(笑)。それが何よりもうれしいですね。利用した社員が社内で発信したり、サウナのよさを知った人が次は同期や先輩・後輩を誘ったり。女性の利用が増えていて、サウナ女子会を開いたりしている。サウナをきっかけにいろんなネットワーク・コミュニティーができているのも、すごくいい循環だなと思います。
これまでは、社内で仕事上の付き合いはあっても、そうした雰囲気の集まりがなくて。サウナができたことによって、会社全体の空気感もほぐれているのを感じます」
工藤「取引先をはじめとする社外の人も利用できるのですか?」
森實「メディアで紹介されるにつれて『サウナを見たい、入りたい』というお声が増えたので、打ち合わせついでに体験してもらうようにしました。サウナの方が落ち着いて話ができますし、商談の後にサウナに入ることで、さらに打ち解けた会話ができる。むしろ、建設的なコミュニケーションがとれている場合もあります。
フィンランドでは“サウナや水風呂後のテラスで喋っていると心の壁がとれる”との理由で会議後によく利用するそうで。『会議では反対したが、あなたの意見も分かる』、『あの場では上手く言えなかったけど、本当はこう思っている』という具合に、もう一つ踏み込んだ会話ができると聞きましたが、その通りだと思いました」
サウナ後はテラスで食事や語らいを
――サウナでは、裸同士(※ルオバ サウナは水着着用)であることも大きいんでしょうね。スーツを脱げば部署も役職も関係なくなって、お互いが一人の人間として対峙することになります。
工藤「年齢や立場を超えて、関係性がフラットになりますよね」
森實「社内にはサウナフィロソフィーというものがあるんですけど、ここでも“サウナには上下関係を持ち込まず、フラットに過ごす”という考えを大事にしています。
社内のサウナフィロソフィー
1.Stay Clean 清潔に(自分のため人のため、サウナは清潔に使いましょう)
2.Stay Calm 穏やかに(大騒ぎする人がいたり、人の悪口や不満を聴きながらではくつろげません)
3.Stay Equal 平等に(サウナに入るときは、すべてはひとりの人。サウナには立場や地位を持ち込まず、平等にすごしましょう)
フィンランドでは当たり前の感覚ですし、いいことづくしなので、早く日本企業にも浸透してほしいくらい。取引先とお酒を飲みに行くのもいいのですが、サウナであれば席順もサウナ室を出るごとに変わりますし、いろんな人と話せる。普段よりも速く距離が縮まると思いますし、何より健康的です」
工藤「お酒が飲めない人やゴルフが苦手な人でも参加できるのもサウナのよさですよね」
森實「ゴルフは技術差がありますしね」
――少なからず忖度もあるでしょうし(笑)
森實「(笑)、喫煙所でコミュニケーションを……というのも女性は参加しづらい。それならば健康的でポジティブになれるサウナに入る方がみんなハッピーなんじゃないですか?」
――健康といえば、もともとタマディックは長く健康経営に取り組んできて、健康経営優良法人に認定された約1万社の中の、上位500社にも認定されているそうですね。
森實「ウチの会社は『健康チャレンジ』という取り組みもやっていて、例えば体重が100g減ったら100円とかウエストが1cm減ったら1000円とか、健康的なダイエットに成功した社員に対して報酬をインセンティブ支給してきましたが、サウナができてからはさらに健康診断の結果がよくなりましたね。
最初はチャレンジに参加する社員が20%くらいしかいなかったんですけど、今では60%くらいになっていて。一人ひとりが健康意識を上げている――そうした、健康な空気づくりにもサウナが一役買っているのではないかと思います」
工藤「ほかにも社内にプライベートサウナをつくった利点はありますでしょうか?」
森實「最近では懇親会や会社説明会でも利用するなど用途も広がり、少しずつ成果も上がっています」
工藤「会社説明会もサウナで行われているんですか!?」
サウナ体験付き会社説明会
森實「通常の説明会では集まってもらった通常だと、新卒の内定承諾率は15%くらいですが、サウナ付き会社説明会になると4人に1人がタマディックを選んでくれています。一緒にサウナに入るとリラックスした状態で話が聞けますし、“こういう会社なんだな”と会社への理解も進むからです」
工藤「会議室での面接や会食の場では萎縮してしまう受験者がいるかもしれません」
森實「その点サウナでは、いろんな質問を投げかけてくれるように思いますし、“会社にサウナがある=どんどん新しいことにチャレンジする会社なんだ”というメッセージも伝わっているんじゃないでしょうか」
工藤「オフィスサウナがあることでのエンゲージメントへの変化は感じますか?」
森實「エンゲージメントを測ることは難しいですが、いろんなことがよくなってきていると感じます。数字で結果が出ていることもたくさんあって、前述の健チャレであれば、開始初年度(2021年)と2024年度を比較すると、BMI25以上の社員が11%減少しています(37.9%→26.9%)。この取り組みは、2025年10月に開催された第84回日本公衆衛生学会総会でも発表しました」
工藤「それがサウナを使う、一つの理由にもなっているのでしょうか?」
森實「そうですね。サウナが、ただの保養目的の設備ではなく、社員の健康やコミュニケーションを促進する場所になっていることを実感します」

こちらは森實社長ご自宅のプライベートサウナ「Kaunis Olo」。妻・有紀子さんが名づけ親。フィンランド語で「ビューティフル フィーリング」の意味。
工藤「お話をお聞きしているとテレビ東京にもサウナができればな……と妄想してしまいますが(笑)、どうやって会社を説得すればいいと思われますか?」
森實「“社員の健康やコミュニケーションを促進します”ということに尽きるのですが、私の場合はそこへの根拠がなかったのであまり推さずに、ともかく“人が集まる場所にしたいんだ”と役員会でアピールしました。
会社に図書館をつくると言っても映画館をつくると言っても反対する人はしますし、反対する人がいて当たり前なので、その一点突破。入ったことのない人やサウナに対していいイメージのない人には体験してもらうしかないですから」
工藤「会社にサウナができてサウナ観が変わったという方はいらっしゃいますか?」
森實「そもそもウチのサウナは苦しくないんですよ。サウナ室内は80℃くらいですし、蒸気を出しつつ常に空気を動かしていますし、水風呂も16℃前後であまり冷たくないので。
ゆっくり、じっくりと入るサウナですので、これまで熱くて息苦しくて苦手と思っていた人でも楽しんでもらえているんじゃないかと思います」
工藤「タマディックさんのようなオフィスサウナを作りたい、話を聞かせてほしいという会社はありますか?」
森實「大手企業、地元企業を問わず『見学したい』という問い合わせは増えていて、そのうち何社かは実際にオフィスサウナを導入することを決めたみたいです」
工藤「実際にオフィスサウナつくって改めて実感することは何ですか?」
森實「会社にサウナがあって困ることは何一つなくて、むしろいいことづくしだということです。
社内にカフェやバーをつくる何倍も従業員のウェルビーイング向上につながると思いますし、人と人もつながる。私が知る範囲でも10社くらいがオフィスサウナを導入しましたが、今後も増えていくんじゃないでしょうか」
工藤「では、オフィスサウナをつくるうえで一番、大事なことは何でしょう?」
森實「フィンランドを訪れて一番、よかった体験は、サウナの合間やサウナ後にビールを飲んだりマッカラというソーセージを食べたりする、のんびり過ごす幸せな時間でした。
フィンランドで触れたサウナ文化は単なる入浴ではなく、その前後に仲間と一緒に過ごす時間も含めてのサウナ。サウナを通じて健康の増進を共有して、コミュニケーションを育んで、ひいては食事や余暇、ビジネスともつながり、社会全体の幸福度を上げていくことを考えてもらえたらいいですね」

ご自宅のプライベートサウナ。定員は5人ほど。保温性と気密性が高い特別なガラスを使用した開放感と木の曲線が美しいベンチが特徴。デザインは、建築家の谷尻誠さん。
工藤「ウェルビーイングとは言いますが、言葉だけが独り歩きしている場合もありますからね」
森實「ウチのサウナはフィンランド大使公認ですが、大使いわく『At first Sauna』。『サウナがわかれば、他のこともわかるようになる』と。サウナのことがちゃんと分かって、そこで合う人たちを認めたり、許し合うことが大事なんじゃないかということが最近になってよく分かります」
工藤「コストや設置に関する諸問題はいかがでしょう? ビルの上でも実現可能ですか?」
森實「名古屋の社屋は新築でしたが、2026年4月にオープンする(愛知県)一宮市のオフィスは築40年のビルをリノベーションしたもの。構造上の問題もある程度はクリアできるのではないかと思います。費用に関しても、広告費用に換算すれば決して高い買い物ではないです(※タマディックは、これまで100件以上の取材を受けて、5億円規模の広告効果があったとか)。
オフィスにサウナをつくることが困難な場合は、近場のプライベートサウナをメンバーで貸し切って、定期的に懇親する場を設けるだけでもいいと思います」
工藤「国内外、あまたのサウナを視察されたと思いますが、テレ東サウナ部で行く、おすすめのサウナはありますか?」
森實「好きな地域は東北、北海道、九州かな。せっかく遠くに行くならサウナに加えて温泉、あと緑・山・海があった方がいい。サウナの後、リラックスして自然に囲まれて仲間と飲むビールの味は格別ですからね」
工藤「例えば、東京から最も近場の東北地方ではどんな施設がよかったですか?」
森實「自然という意味では岩手県(八幡平市)の『星降る山荘 七時雨山荘』がおすすめですよ。花巻空港からすぐに行けますし、満点の星空が素晴らしくて、水風呂はもちろん天然水。 ぜひ一度、みなさんで行ってみてください」

ご自宅のプライベートサウナ
――最後に、これからオフィスサウナをつくりたい経営者、サウナを愛する読者にメッセージをお願いします。
森實「社員の健康は会社の大切な資産ですし、社員に健康かつ、機嫌よく働いてもらった方が確実に生産性も上がります。また、会社が社員の健康や幸福に投資する姿勢を見せることは、両者の信頼関係を築く上でも、非常に大事なこと。健康経営への取り組みは、持続的に続く投資になります。
オフィスの中にサウナという特別な空間を作り、サウナの利用を通じて社員やお客様とのよいコミュニケーションを促進する。そして、みなさんの心と身体の健康に貢献しつつ、自然を感じながら気持ちよく働く。日本の経営者のみなさん、会社にサウナをつくって社員と一緒に幸せに生きていきましょう」
ドラマ「サ道」シリーズ最新作「サ道2025SP〜ぬくもりに思いを馳せ ととのう〜」は、動画配信サービス「Lemino」にて独占見放題配信中!
原作:タナカカツキ『マンガ サ道〜マンガで読むサウナ道〜』(講談社モーニングKC刊)
出演:原田泰造、三宅弘城ほか
監督:長島翔
脚本:根本ノンジ
製作著作:「サ道 2025SP」製作委員会
【プロフィール】
森實敏彦(もりざね・としひこ)
1973年愛知県生まれ。株式会社タマディック代表取締役社長。社員数は約1200人。自動車や航空・宇宙関連などの製品を設計・開発する総合エンジニアリング企業で、自社ビルに日本初のオフィスサウナを導入。ドラマ「サ道 off-road」(テレ東)にも出演した。フィンランド大使館公認のフィンランドサウナアンバサダー、マスターオブフィンランドサウナにも認定されている。
工藤里紗(くどう・りさ)
テレビプロデューサー。2003年にテレビ東京に入社。株式会社テレビ東京 制作局 クリエイティブ開発チーム部長。「テレ東フェムテック委員会」「生理CAMP」、「極嬢ヂカラ」、「種から植えるTV」ドラマ「アラサーちゃん 無修正」「インベスターZ」、「シナぷしゅ」、「昼めし旅」、「東急ジルベスターコンサート」など幅広くヒット番組を手掛ける。テレビ東京サウナ部部長、フィンランド大使館公認フィンランドサウナアンバサダー。
Instagram:@lisakudo
工藤プロデューサーが手がける番組、更年期、親問題など“シゴジュー世代”のリアルを描くドラマ&トーク「今宵はご自愛ください。」が、今夜深夜1時30分放送。放送後は「TVer」、「ネットもテレ東」で無料配信!
(取材・文/橋本達典)
仕事に対してサウナがもたらす効果とは? 単なるリラクゼーションの手段に留まらない、人と人とをつなげる力とは? 「健康経営」の重要性を、ざっくばらんに語ってもらった。
日本初オフィスサウナ
――自動車や航空・宇宙関連などの製品や生産設備を設計・開発する総合エンジニアリング企業の社長である森實さんは、2021年11月に竣工した新社屋に、日本初となる従業員用のオフィスサウナ「Luova Sauna(ルオバ サウナ)」を設置。ビジネスシーンにおけるウェルビーイングとワークライフバランスの取り組みが評価され、「Luova Sauna」は、サウナの本場・フィンランドの駐日大使にも日本で初めて公認されました。
森實「名古屋オフィスのビルを建設するプランが出たタイミングに合わせて、屋上にサウナをつくる計画を立てたんです。それが2018年のことでした。
ちなみに、Luovaはフィンランド語で“クリエイティブ”という意味があり、普段は根を詰めて仕事をしている社員に、サウナに入って頭をスッキリさせてほしい。身体も心もリラックスさせたエンジニアに、いいアイデアがひらめけば。そうした思いから名づけました」

オフィスサウナ「Luova Sauna」――サウナブームの火付け役と言われるテレ東のドラマ「サ道」がスタートしたのが2019年の7月です。
森實「ドラマ化される少し前、2019年の春・夏合わせて3週間ほどフィンランドを訪れた際に、街の公衆サウナから高級ホテルスパ、森の中のサウナ、北極圏のサウナ、“キング・オブ・サウナ”と呼ばれるスモークサウナ、究極のフリーサウナであるソンパサウナ(※ボランティアが運営する、完全セルフサービスの無料のサウナ)などを巡って。サウナ大国フィンランドではオフィスサウナが普通に浸透していることに驚きましたし、大きな刺激を受けました」
フィンランドのサウナにて工藤「私も森實さんと同時期にフィンランドを訪問したのですが、現地の人々のサウナ観、幸せに対する価値観を目の当たりにしました。妊婦さんも自分のタイミングで出たり入ったりしていて、おばあさんもいれば大学生くらいの若い女性もいて、みんなでお喋りをしている。フィンランドの人たちにとってのサウナは社交の場なんだなと感銘を受けました」
森實「私も、例えばお互いのことを許し合う社会であるとか、サウナとともに世界幸福度ランキングで8年連続1位を獲得したフィンランド人の考え方なども学ばせてもらって。どうせつくるなら文化的な側面までふまえた本格的なフィンランド式サウナにしたいと考えたんです」
フィンランドのサウナにて――タマディックさんのオフィスサウナは『マンガ サ道 ~マンガで読むサウナ道~』にも、2025年に配信されたドラマ「サ道 off-road」内でも紹介されました。
森實「フィンランドを訪れたタイミングで原作者のタナカカツキ先生ともご一緒する機会があり、そのときに『日本初となるオフィスサウナをつくります』と宣言をして(笑)。サウナ完成後には『マンガ サ道 ~マンガで読むサウナ道~』(session66『会社に行きたい!』)でも紹介していただきました」
――そもそも森實さんは『マンガ サ道』との出会いでサウナを始められたとか?
森實「連載されていた雑誌で、たまたま読んだ『サ道』に『サウナで宇宙と一体になってととのう』と描かれていたので“本当にそんな世界があるのかな……”と半信半疑でホテルのサウナに行ったのが始まりでした」
――サウナの入り方を指南するとともに、いわゆる“ととのう”という状態を可視化してくれたサウナ好きのバイブルです。
森實「漫画に描かれていたサウナ→水風呂→外気浴(休憩)という一連のセットを体験してみたところ本当に心地よくて。“なるほど、これがととのう、という状態か――”と一気にサウナにハマって、すぐに“自分でもサウナをつくろう”と思い立ちました。
『サ道』と出会わなければサウナにも入らなかっただろうし、フィンランドにも行かなかったし、今とは全く違った人生になっていたでしょうね」
工藤「森實さんは“日本で最初に会社の中にサウナをつくった社長”として多くのメディアで取り上げられていますが、『会社内にサウナをつくる』と提案された際の社内の反応はいかがでしたか?」
森實「私自身はサウナを通じて身体が健康になり、心も軽くなり。ストレスや過密なスケジュールとも上手に付き合えるようになって、ポジティブな仲間もたくさん増えた。いいことづくしだなと思って“サウナをつくろう”と考えたのですが、サウナに対してあまりいい印象のない60代以上の役員が多く出席する役員会ではなかなか受け入れられませんでした」
工藤「確かに、年配の方の多くは、サウナ=熱さに耐える、苦行というイメージを持たれているかもしれません」
森實「ただのガマン比べみたいな。ですから『なんでサウナなんだ? (社員の福利厚生であれば)ほかにあるだろう?』という意見もありましたし、いざ完成した後も周りから『会社にサウナ作ったの!? どうしちゃったの?』と心配されましたね(笑)」
工藤「完成したサウナを目の前にして社員のみなさんはどんな様子でしたか? みんながみんなサウナが好きではないでしょうし、サウナ好きな人でも最初は恐る恐る利用する……みたいな感じだったのかな、と想像するのですが」
森實「サウナ好きや新しいもの好きな社員はすぐに使い始めましたが、そうじゃない人たちは様子見というか、しばらく距離を置いていましたね。ただ、私にはフィンランドでいくつかのオフィスサウナを見学した経験からいいイメージしかなかった。いずれは社員にも浸透するだろうと思いました」
工藤「ブームになったとはいえ、サウナがまだまだ一般的ではない日本のこと。社長がいきなり『サウナをつくった、どんどん使って』と言っても最初は尻込みする人も多いと思います。社内では、どのようなPRをされたのですか?」
森實「会社にサウナができる前から『サウナ&ビールの会』を月に1度くらい催していて。自前のテントサウナを持ち出して社員と一緒にデイキャンプに行ったり、ウェルビー(※“サウナの聖地”と呼ばれる日本を代表する名古屋のサウナ施設)などの施設を社員と一緒に巡っては、ビアホールでお酒を飲みつつ、朝サウナに入って仕事をすると明らかにスッキリするし、1日を元気にポジティブに過ごせると、サウナのよさを説いていました(笑)。
自前のテントサウナでのデイキャンプ最初は声をかけやすい人たちから誘って、メンバーを入れ替えながら少しずつサウナ好きの輪を広げていく。まずは体験してもらわないことには始まらないので、土台づくりに注力しましたね」
――1日をポジティブに過ごすための森實さんのサウナのルーティンは?
森實「リラックスするためのスローサウナと、覚醒と回復を目的としたファストサウナに分けて入っています。
時間を気にせずに入るスローは、サウナと水風呂の温度差を70~80度に抑えて、大体4~5セット。仕事前や仕事中に入るファストは最初に水風呂に15秒ほど入って、その後、サウナで10分。体温を上げたら再び水風呂に1分くらい頭まで浸かって3分休憩。これを2セット繰り返して、最後に15秒ほど水風呂に入ると頭が冴えて、めちゃくちゃポジティブになる。1日に二度三度、入ることもあります」
――オフィスサウナは手ぶらでもOKなんですか?
森實「化粧水や乳液、ドライヤー、タオルなどアメニティもすべて揃っていますし、水着着用のサウナなので脱水機もあります。水着がない人には使い捨ての簡易水着も用意してあります」
完成から5年、サウナがもたらした効果
工藤「完成から5年経った今の利用状況は?」
森實「利用時間のほとんどが予約で埋まっている状態になってきて、私が入ろうと思ってもなかなか空きがないくらい(笑)。それが何よりもうれしいですね。利用した社員が社内で発信したり、サウナのよさを知った人が次は同期や先輩・後輩を誘ったり。女性の利用が増えていて、サウナ女子会を開いたりしている。サウナをきっかけにいろんなネットワーク・コミュニティーができているのも、すごくいい循環だなと思います。
これまでは、社内で仕事上の付き合いはあっても、そうした雰囲気の集まりがなくて。サウナができたことによって、会社全体の空気感もほぐれているのを感じます」
工藤「取引先をはじめとする社外の人も利用できるのですか?」
森實「メディアで紹介されるにつれて『サウナを見たい、入りたい』というお声が増えたので、打ち合わせついでに体験してもらうようにしました。サウナの方が落ち着いて話ができますし、商談の後にサウナに入ることで、さらに打ち解けた会話ができる。むしろ、建設的なコミュニケーションがとれている場合もあります。
フィンランドでは“サウナや水風呂後のテラスで喋っていると心の壁がとれる”との理由で会議後によく利用するそうで。『会議では反対したが、あなたの意見も分かる』、『あの場では上手く言えなかったけど、本当はこう思っている』という具合に、もう一つ踏み込んだ会話ができると聞きましたが、その通りだと思いました」
サウナ後はテラスで食事や語らいを――サウナでは、裸同士(※ルオバ サウナは水着着用)であることも大きいんでしょうね。スーツを脱げば部署も役職も関係なくなって、お互いが一人の人間として対峙することになります。
工藤「年齢や立場を超えて、関係性がフラットになりますよね」
森實「社内にはサウナフィロソフィーというものがあるんですけど、ここでも“サウナには上下関係を持ち込まず、フラットに過ごす”という考えを大事にしています。
社内のサウナフィロソフィー1.Stay Clean 清潔に(自分のため人のため、サウナは清潔に使いましょう)
2.Stay Calm 穏やかに(大騒ぎする人がいたり、人の悪口や不満を聴きながらではくつろげません)
3.Stay Equal 平等に(サウナに入るときは、すべてはひとりの人。サウナには立場や地位を持ち込まず、平等にすごしましょう)
フィンランドでは当たり前の感覚ですし、いいことづくしなので、早く日本企業にも浸透してほしいくらい。取引先とお酒を飲みに行くのもいいのですが、サウナであれば席順もサウナ室を出るごとに変わりますし、いろんな人と話せる。普段よりも速く距離が縮まると思いますし、何より健康的です」
工藤「お酒が飲めない人やゴルフが苦手な人でも参加できるのもサウナのよさですよね」
森實「ゴルフは技術差がありますしね」
――少なからず忖度もあるでしょうし(笑)
森實「(笑)、喫煙所でコミュニケーションを……というのも女性は参加しづらい。それならば健康的でポジティブになれるサウナに入る方がみんなハッピーなんじゃないですか?」
――健康といえば、もともとタマディックは長く健康経営に取り組んできて、健康経営優良法人に認定された約1万社の中の、上位500社にも認定されているそうですね。
森實「ウチの会社は『健康チャレンジ』という取り組みもやっていて、例えば体重が100g減ったら100円とかウエストが1cm減ったら1000円とか、健康的なダイエットに成功した社員に対して報酬をインセンティブ支給してきましたが、サウナができてからはさらに健康診断の結果がよくなりましたね。
最初はチャレンジに参加する社員が20%くらいしかいなかったんですけど、今では60%くらいになっていて。一人ひとりが健康意識を上げている――そうした、健康な空気づくりにもサウナが一役買っているのではないかと思います」
工藤「ほかにも社内にプライベートサウナをつくった利点はありますでしょうか?」
森實「最近では懇親会や会社説明会でも利用するなど用途も広がり、少しずつ成果も上がっています」
工藤「会社説明会もサウナで行われているんですか!?」
森實「通常の説明会では集まってもらった通常だと、新卒の内定承諾率は15%くらいですが、サウナ付き会社説明会になると4人に1人がタマディックを選んでくれています。一緒にサウナに入るとリラックスした状態で話が聞けますし、“こういう会社なんだな”と会社への理解も進むからです」
工藤「会議室での面接や会食の場では萎縮してしまう受験者がいるかもしれません」
森實「その点サウナでは、いろんな質問を投げかけてくれるように思いますし、“会社にサウナがある=どんどん新しいことにチャレンジする会社なんだ”というメッセージも伝わっているんじゃないでしょうか」
工藤「オフィスサウナがあることでのエンゲージメントへの変化は感じますか?」
森實「エンゲージメントを測ることは難しいですが、いろんなことがよくなってきていると感じます。数字で結果が出ていることもたくさんあって、前述の健チャレであれば、開始初年度(2021年)と2024年度を比較すると、BMI25以上の社員が11%減少しています(37.9%→26.9%)。この取り組みは、2025年10月に開催された第84回日本公衆衛生学会総会でも発表しました」
工藤「それがサウナを使う、一つの理由にもなっているのでしょうか?」
森實「そうですね。サウナが、ただの保養目的の設備ではなく、社員の健康やコミュニケーションを促進する場所になっていることを実感します」
テレ東にサウナを作るには?
工藤「お話をお聞きしているとテレビ東京にもサウナができればな……と妄想してしまいますが(笑)、どうやって会社を説得すればいいと思われますか?」
森實「“社員の健康やコミュニケーションを促進します”ということに尽きるのですが、私の場合はそこへの根拠がなかったのであまり推さずに、ともかく“人が集まる場所にしたいんだ”と役員会でアピールしました。
会社に図書館をつくると言っても映画館をつくると言っても反対する人はしますし、反対する人がいて当たり前なので、その一点突破。入ったことのない人やサウナに対していいイメージのない人には体験してもらうしかないですから」
工藤「会社にサウナができてサウナ観が変わったという方はいらっしゃいますか?」
森實「そもそもウチのサウナは苦しくないんですよ。サウナ室内は80℃くらいですし、蒸気を出しつつ常に空気を動かしていますし、水風呂も16℃前後であまり冷たくないので。
ゆっくり、じっくりと入るサウナですので、これまで熱くて息苦しくて苦手と思っていた人でも楽しんでもらえているんじゃないかと思います」
工藤「タマディックさんのようなオフィスサウナを作りたい、話を聞かせてほしいという会社はありますか?」
森實「大手企業、地元企業を問わず『見学したい』という問い合わせは増えていて、そのうち何社かは実際にオフィスサウナを導入することを決めたみたいです」
工藤「実際にオフィスサウナつくって改めて実感することは何ですか?」
森實「会社にサウナがあって困ることは何一つなくて、むしろいいことづくしだということです。
社内にカフェやバーをつくる何倍も従業員のウェルビーイング向上につながると思いますし、人と人もつながる。私が知る範囲でも10社くらいがオフィスサウナを導入しましたが、今後も増えていくんじゃないでしょうか」
工藤「では、オフィスサウナをつくるうえで一番、大事なことは何でしょう?」
森實「フィンランドを訪れて一番、よかった体験は、サウナの合間やサウナ後にビールを飲んだりマッカラというソーセージを食べたりする、のんびり過ごす幸せな時間でした。
フィンランドで触れたサウナ文化は単なる入浴ではなく、その前後に仲間と一緒に過ごす時間も含めてのサウナ。サウナを通じて健康の増進を共有して、コミュニケーションを育んで、ひいては食事や余暇、ビジネスともつながり、社会全体の幸福度を上げていくことを考えてもらえたらいいですね」
ご自宅のプライベートサウナ。定員は5人ほど。保温性と気密性が高い特別なガラスを使用した開放感と木の曲線が美しいベンチが特徴。デザインは、建築家の谷尻誠さん。
工藤「ウェルビーイングとは言いますが、言葉だけが独り歩きしている場合もありますからね」
森實「ウチのサウナはフィンランド大使公認ですが、大使いわく『At first Sauna』。『サウナがわかれば、他のこともわかるようになる』と。サウナのことがちゃんと分かって、そこで合う人たちを認めたり、許し合うことが大事なんじゃないかということが最近になってよく分かります」
工藤「コストや設置に関する諸問題はいかがでしょう? ビルの上でも実現可能ですか?」
森實「名古屋の社屋は新築でしたが、2026年4月にオープンする(愛知県)一宮市のオフィスは築40年のビルをリノベーションしたもの。構造上の問題もある程度はクリアできるのではないかと思います。費用に関しても、広告費用に換算すれば決して高い買い物ではないです(※タマディックは、これまで100件以上の取材を受けて、5億円規模の広告効果があったとか)。
オフィスにサウナをつくることが困難な場合は、近場のプライベートサウナをメンバーで貸し切って、定期的に懇親する場を設けるだけでもいいと思います」
工藤「国内外、あまたのサウナを視察されたと思いますが、テレ東サウナ部で行く、おすすめのサウナはありますか?」
森實「好きな地域は東北、北海道、九州かな。せっかく遠くに行くならサウナに加えて温泉、あと緑・山・海があった方がいい。サウナの後、リラックスして自然に囲まれて仲間と飲むビールの味は格別ですからね」
工藤「例えば、東京から最も近場の東北地方ではどんな施設がよかったですか?」
森實「自然という意味では岩手県(八幡平市)の『星降る山荘 七時雨山荘』がおすすめですよ。花巻空港からすぐに行けますし、満点の星空が素晴らしくて、水風呂はもちろん天然水。 ぜひ一度、みなさんで行ってみてください」
――最後に、これからオフィスサウナをつくりたい経営者、サウナを愛する読者にメッセージをお願いします。
森實「社員の健康は会社の大切な資産ですし、社員に健康かつ、機嫌よく働いてもらった方が確実に生産性も上がります。また、会社が社員の健康や幸福に投資する姿勢を見せることは、両者の信頼関係を築く上でも、非常に大事なこと。健康経営への取り組みは、持続的に続く投資になります。
オフィスの中にサウナという特別な空間を作り、サウナの利用を通じて社員やお客様とのよいコミュニケーションを促進する。そして、みなさんの心と身体の健康に貢献しつつ、自然を感じながら気持ちよく働く。日本の経営者のみなさん、会社にサウナをつくって社員と一緒に幸せに生きていきましょう」
ドラマ「サ道」シリーズ最新作「サ道2025SP〜ぬくもりに思いを馳せ ととのう〜」は、動画配信サービス「Lemino」にて独占見放題配信中!
原作:タナカカツキ『マンガ サ道〜マンガで読むサウナ道〜』(講談社モーニングKC刊)
出演:原田泰造、三宅弘城ほか
監督:長島翔
脚本:根本ノンジ
製作著作:「サ道 2025SP」製作委員会
【プロフィール】
森實敏彦(もりざね・としひこ)
1973年愛知県生まれ。株式会社タマディック代表取締役社長。社員数は約1200人。自動車や航空・宇宙関連などの製品を設計・開発する総合エンジニアリング企業で、自社ビルに日本初のオフィスサウナを導入。ドラマ「サ道 off-road」(テレ東)にも出演した。フィンランド大使館公認のフィンランドサウナアンバサダー、マスターオブフィンランドサウナにも認定されている。
工藤里紗(くどう・りさ)
テレビプロデューサー。2003年にテレビ東京に入社。株式会社テレビ東京 制作局 クリエイティブ開発チーム部長。「テレ東フェムテック委員会」「生理CAMP」、「極嬢ヂカラ」、「種から植えるTV」ドラマ「アラサーちゃん 無修正」「インベスターZ」、「シナぷしゅ」、「昼めし旅」、「東急ジルベスターコンサート」など幅広くヒット番組を手掛ける。テレビ東京サウナ部部長、フィンランド大使館公認フィンランドサウナアンバサダー。
Instagram:@lisakudo
工藤プロデューサーが手がける番組、更年期、親問題など“シゴジュー世代”のリアルを描くドラマ&トーク「今宵はご自愛ください。」が、今夜深夜1時30分放送。放送後は「TVer」、「ネットもテレ東」で無料配信!
(取材・文/橋本達典)
記事提供元:テレ東プラス
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