今季3勝の佐久間朱莉が絶対手放せない、軟鉄鍛造アイアンは何だ?
「アース・モンダミンカップ」で、トータル11アンダーで今季3勝目を挙げた佐久間朱莉。圧倒的な強さを見せる彼女が、昨年から手放せないアイアンがある。そのモデルをレポートしたい。
佐久間が6I~PWで使用するのは、ピンの『BLUEPRINT S』ヘッドと『N.S.PRO 850GH S』シャフト。以前佐久間本人は、「ヘッドがコンパクトで、球離れが速くなく打感が柔らかい点を気に入っています。あまりボテッとしている顔が好きじゃなくて、小さいので見た目からスッと入れた気がしますね」(佐久間)と絶賛していた。
なぜ、ショットメーカーである彼女がこのモデルに惚れ込んでいるのかをピンのツアーレップにも聞いてみた。
「すべてをバランスよく兼ね備えているモデルだからだと思います。球の拾いやすさもあり、バンスがある程度備わっている。ヘッドの入りが悪くても滑ってミスを軽減してくれます。でも、見た目よりも高さが出るやさしさもあります。スピン量がしっかり入るタイプなので、女子ツアーの硬いグリーンでも止められるメリットがあります。また、顔がシャープに見えて、弾道のコントロール性も高い。バックスピン量もある程度あるからこそ、左右に弾道を曲げやすいのもありますね」(ピン・ツアーレップ)
『N.S.PRO 850GH S』シャフトも厚い信頼を寄せているモデルだ。女子ツアーでも使用するプロが多いシャフトだ。
「昔から彼女が使っているシャフトですね。同タイプだと『N.S.PRO 850GH neo』もありますが、それに対して打ち出しが低く、振り心地のしっかり感があるのがいいんだと思います。自分のスイングに対して、ボールが素直に飛んでくれる点が気に入っていますね」(ピン・ツアーレップ)。
意図通りに弾道を操れるアイアンだからこそ、いろいろな傾斜から自信を持ってピンを狙えるというもの。彼女の切れ味鋭いアイアンショットを中継で見るのも面白いだろう。
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