PINGは敢えて“ゼロトルク”にせず! 重心とシャフト軸を僅かに外した『PLD MILLED SE ALLY BLUE ONSET』、10月9日限定デビュー
ピンゴルフジャパンから、限定パターのアナウンス。「10月9日にPLDパター限定シリーズ『PLD MILLED SE』より『ALLY BLUE ONSET(アリーブルーオンセット)』を数量限定で発売いたします。マレットの安定性とブレードのような操作性を両立した革新的なパターです」と、同社広報。
既に米国では展開されており、PGAツアーでコリー・コナーズ、LPGAツアーでジェニファー・カプチョらが使用している同パター。ストレートシャフトがヘッド真ん中後方から延長されるため「他社のゼロトルク」に近いモノに見られがちだが、敢えて僅かに重心を外している。理由は同社のパター設計の根底にある考えだ。
「PINGのパター設計において最も重視しているのは“感覚を奪わないこと”。例えば、フェースの開閉運動・打音・視覚的な安心感といったフィードバックを小さくしすぎてしまうと、ゴルファーは自分のストロークを再現する手がかりを失ってしまいます。ストロークの再現性を高めるためには、プレーヤーが本能的に感じ取れる要素を最大限に活かせるクラブ造りが欠かせません。『ALLY BLUE ONSET』は、科学的な裏付けとゴルファーの感覚を高次元で融合させた、PINGの哲学を象徴するモデルです」(同)
このパターを手掛けた理由は、オンセットにしてフェース全体を見せることでアライメントを用意にすることと、マレットとブレードのいいとこ取りを達成することだった。
「今回、数量限定で発売する『ALLY BLUE ONSET』は、シャフトをフェース面より後方に配置した“オンセット設計”を採用しています。これによりフェース面が自然に見え、ターゲットに対してスクエアに構えやすくなります。また、シャフト軸を重心に近づけることで、ブレード型の操作性を持ちながら、マレット型の安定性も兼ね備えています。『ALLY BLUE ONSET』は重心角15度の【セミアーク】仕様でストロークの際に自然に少し開閉するため、フェースの向きを感じ取ることができます」(同)
フェースミーリングは「ディープAMP溝」で、ロフト3度、ヘッド重量360g、ライ角70度、34㌅。グリップは『PP58 TOUR M-PING PLD WHITE』を採用して、税込82,500円。数量限定品にて、気になる人はお早めに。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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