「40年経っても九ちゃんと共に」柏木由紀子が語る今も変わらぬ愛

女優の柏木由紀子(77)が8月12日、自身のInstagramを更新し、1985年8月12日に起きた日航ジャンボ機墜落事故で犠牲となった歌手・坂本九さん(享年43)の40年目となる墓参りを家族そろって行ったことを報告した。
柏木は「無事に、40年目のお墓参りを家族そろってすませてきました」と投稿。節目の年となった2025年の夏は、多くの取材やメディア出演が重なり、さらに坂本九さんのベスト盤制作にもスーパーバイザーとして関わったという。「いつにも増して忙しい夏となりましたが、どれも坂本九のそばにいられる時間のようで楽しく過ごさせていただきました」と、夫と共に過ごすような日々であったことを明かした。
事故から40年が経ち、坂本九さんを知らない世代も増えている。柏木は「坂本九をこれからの未来にも伝えるべく色々と企画していきますのでどうぞご期待ください」と宣言。多くの人々に支えられ、そして「主人にもずっとずっと見守られて、40年という長い年月を歩いて来れた」と振り返り、「感謝しかありません」と思いをつづった。
さらに、「この先の日々も大切に、主人の分も楽しんで、歩いて行きたいと思います。応援くださるみなさま本当にありがとうございます。引き続き、よろしくお願いいたします」とファンや関係者への感謝と今後への決意を記した。
コメント欄には、「辛くて悲しい気持ちを堪えて、たくさんの九ちゃんとの思い出を見せて頂き有難うございました」「昨夜拝見しました。とても素敵な曲が多くて…心がジーンとなりました」「もう40年経つんですね。月日の流れは早いですね。今でもYouTubeで『上を向いて歩こう』見ています。九ちゃんありがとう!」など、全国のファンから温かいメッセージが寄せられている。
坂本九さんは1960年代から70年代にかけて数々のヒット曲を世に送り出し、「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」などは日本のみならず海外でも愛され続けている。事故から40年を経てもなお、その歌声と人柄は色あせることなく、多くの人々の心に生き続けている。
柏木は、九さんの存在をこれからも広く伝えていくことを使命とし、次世代に向けた企画にも意欲を見せている。夫を失った悲しみと向き合いながらも、「九ちゃんと共に」歩み続ける姿勢は、ファンにとっても大きな励ましとなっている。
40年という節目の夏、柏木由紀子が発した「感謝しかありません」という言葉には、支えてくれた家族やファン、そして何より坂本九さんへの深い愛と敬意が込められている。これからもその想いと歌声は、時代を超えて受け継がれていくに違いない。
記事提供元:デイリーニュースオンライン
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