岩井ツインズが今季2度目の同組「すごく楽しみ」【日本勢・初日への視線】
<ショップライトLPGAクラシック 事前情報◇6日◇シービューGCベイC(ニュージャージー州)◇6263ヤード・パー71>
最強ツインズが再び共演だ。第1ラウンドでの同組が決まった岩井明愛・千怜姉妹。大会を放送するWOWOWのインタビューで、それぞれがあすへの意気込みを語った。
岩井姉妹が同組になるのは、4月の「JMイーグルLA選手権」以来ツアー2度目。その時はともに12位で予選を通過し、3日目で顔を合わせたが、今回は主催者によって初日のグループに組み込まれた。ルーキー姉妹の注目度の高さがうかがえる。
姉の明愛は、先週の「全米女子オープン」を45位でフィニッシュ。「(全米で)自分の現在地が分かった。課題を消化して、レベルアップしていきたい」と前向きに挑む。コースについては、「途中に海が見えるところもあって、奇麗で爽やかなイメージ。グリーンは小さい方なので、乗せればバーディチャンスになる」。持ち前の攻撃的スタイルでピンを狙っていく構えだ。
千怜との同組には「すごく楽しみです」と歓迎。その一方で、「でも、自分のプレーに集中して頑張ります」と浮き足立つことはない。
千怜は5月のメキシコ大会でツアー初優勝を達成。「正直まだ実感はなくて。すごくうれしいけれど、これからまだまだ優勝したい気持ちが強いです」と次なる勝利を見据える。「自分のペースで楽しんで、上位争いできるように頑張ります」。姉妹同組でもリズムを崩さず、マイペースにスタートダッシュを狙う。
以下は、日本勢のコメント集。
■渋野日向子
「(全米は)最後の最後、悔しい一日だったけれど、トップ10に入れてすごく良かった。その流れでこれから頑張りたい。距離が短いのでしっかりコントロールしながら、パー5で2オンを狙っていきたい。パー5でバーディが獲れるか、短いホールはウェッジでチャンスにつけられるかどうか。3日間アンダーを出して、上に行けるように頑張ります」
■西郷真央
「メジャーはどれだけ心をコントロールできるかと、事前に準備できるか。そこまで調子が良くなくても上位にいけるという自信がついた。昨年大会はグリーンでかなり苦戦して、今年もポアナの芝にイメージが湧きづらい。運次第なところもあるけれど、チャンスにつけて分母の数を増やして、バーディを獲れるように頑張りたい」
■竹田麗央
「(先週は)4日間を戦えたことはいい経験になったし、勉強になりました。結果は悔しいけれど、また来年リベンジしたい。今週は先週とは違くて、フラットで攻めていくコース。それに合ったゴルフをしたい。グリーン上は見た目と違う方向に切れたり、ポアナ芝の影響もある。自分のプレーに集中して、上位で戦えるように頑張ります」
■古江彩佳
「(全米は)タフなコースで長さもあって難しかった。自分の悪いところも探せているので、調整しながらうまくラウンドしたい。今週のコースコンディションは去年以上にいい状態。3日間競技でスコアも伸びるので、しっかりついていけるようにしたい」
■吉田優利
「パー5は獲りやすいけれど、パー4がけっこう長い。獲れるところと守るところがうまくかみ合えばうれしい。(ポアナ芝は)いい転がりをしたら入ってくれると思うので、自信を持って打っていきたい。ここから4連戦の予定。時間がかかるかもしれないけれど調子を上げていって、いいゴルフをしたい」
■西村優菜
「(全米は)コースもタフだったし、いいゴルフができなかった。難しい一週間でした。今週は短めでチャンスが多い。風によっては、パー5(の2オン)が自分でも狙えるので、しっかり伸ばしていくことがキーかな。毎年、このコースが(ポアナ芝が)一番強いと思う。気にしないのが一番。自分が良いストロークをすることに集中して、あとは運に任せるくらいの気持ちで(笑)」
■勝みなみ
「調子が悪くない中で(全米に)臨んだけれど、流れをつかめなかった。流れが改めて大事だと思った一週間。不安になるとボールの位置が右になったり遠くなるので、そこを修正した。グリーンは運も味方してくれなきゃいけない。短いホールもたくさんあるので、バーディを重ねたら上位を狙えるコースではある。今週は上位で予選を通過して、優勝争いできるように頑張りたい」
■馬場咲希
「先週は絶対に予選通過したかったので、目標を達成できて良かった。(全米と)芝がけっこう違う。グリーンでポコポコ跳ねるのが難しい。グリーンが小さくて傾斜があるので、フェアウェイヒットして、乗せられるようにしたい。ショットは調整中。伸ばし合いになると思うけれど、そこについていけるように頑張りたい」
<ゴルフ情報ALBA Net>
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