西郷真央、竹田麗央と並ぶ3位「自分も頑張らないと」 渋野日向子は日本勢の活躍も刺激にV争いへ
<全米女子オープン 3日目◇31日◇エリン・ヒルズGC(ウィスコンシン州)◇6829ヤード・パー72>
2019年の「AIG女子オープン」(全英女子)に続くメジャー2勝目が視野に入った。昨年大会2位の渋野日向子が、トータル5アンダー・3位タイに踏みとどまり、首位との2打差逆転を目指していく。
ラウンド後には大会を中継するU-NEXTのインタビューで、「疲れました。きょうもなかなか大変な一日。伸ばしたい気持ちはあったけど、イーブン(パー)で上位に残れてよかった」と一日を振り返った。2バーディ・2ボギーの「72」という結果だが、最終日は優勝争いの中心人物のひとりになる。
同じく3位に並ぶのは、3日目も最終組でともに回った西郷真央と、今季1勝の竹田麗央。西郷は4月の「シェブロン選手権」に続くメジャー連勝がかかるが、こういった他の日本勢の活躍も今の渋野の刺激になっている。「(日本勢は)レベルが高い選手がたくさんいるので、自分も頑張らないとって思わせてもらえる。“いつかやらなきゃ”と思いつつ“いつかはいつなんだ”というもどかしさもある。みんなの活躍が刺激になってるのは間違いない」。
現在、CMEポイントランク120位と苦しいシーズンを送るなか、やはりメジャーが浮上へのきっかけになりそうだ。「あした優勝争いができるのは楽しみだし、緊張もしますね」。心地よいプレッシャーを、ひさしぶりに感じることができる。
「まだまだチャンスはある。緊張感はあると思いますけど、悔いの残らないように頑張ります」。3日目も果敢なアプローチ、パッティングでピンチをしのぐなど、アグレッシブな姿勢は印象的だった。最終日も渋野らしいプレーが見られそうだ。
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