ルーキー・青木香奈子が“すごく華やか”な大舞台に初出席 普段は着ないスタイルで「少し恥ずかしさも…」
イチオシスト
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は16日、都内ホテルで2025年シーズンの国内女子ツアー優勝者、表彰者が集まる「JLPGAアワード2025」を開催した。今年4月のステップ・アップ・ツアー「大王海運レディス」でプロ初優勝を果たしたルーキー・青木香奈子は、日本のトッププレーヤーが集結する初の大舞台に心を躍らせた。
「私が思っていた以上にすごく華やかで、ここに入れるだけですごくうれしいなと思いました。この場を見させてもらったことで、来年はレギュラーツアーで優勝をして受賞できるように頑張りたいと思いました」
白地に黒の花柄があしらわれたショート丈のフレアワンピースで登場。普段の試合では長袖や長ズボンなど、あまり肌を露出しないウェアが多いというが、今回は「思い切って足を出して、少し恥ずかしさもあるんですけど、プレーヤー同士で褒め合って、自信を持って出ようと(笑)。少し姿勢良く頑張りました」と照れ笑い。ツアー会場とは違うドレスアップした姿が、女性らしさを一層引き立てていた。
今季は下部ツアーで1勝を挙げたものの、レギュラーツアーでは21試合に出場して予選落ち17回と苦しい戦いが続いた。メルセデス・ランキングは111位に終わり、シード権の獲得はならなかった。12月には自身初となるファイナルQTに挑んだが71位となり、来季前半戦の出場権を逃し、主戦場は下部ツアーとなる。
推薦などでレギュラーツアーに出場できた際には、「そこでしっかり結果を伸ばして、リコーですね。地元凱旋できるように頑張りたいと思います」と力を込める。ポイントランキングで上位に入り、地元・宮崎で開催される最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」出場を目標に掲げる。
プロ1年目のオフは、イベント出演やスポンサーへのあいさつ回りなどで多忙な日々が続く。仕事の合間を縫って練習を重ねるが、「1月末」あたりから本格的に調整が始動する予定。「地元の宮崎で合宿できる環境があるので、そこでしっかり仕上げていきたい」と話した。
来季の目標は「スポンサー様や家族にレギュラーツアーで戦っている姿を見ていただきたい。そこを目標にしっかり増量して、体力作りをモットーにオフは頑張っていきたい」とオフに入ってからは、1日5食の生活で増量に取り組み、体重はすでに2キロアップ。「あと4~5キロつけて、筋肉に仕上げていきたい。寝る前にお餅を食べて満腹状態で寝るようにしています」。来季の活躍を見据え、さらに体を大きくするために日々努力を重ねていく。(文・高木彩音)
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