運転中に生配信して死亡事故起こした? 米TikTokerが支援金を募り非難殺到

イチオシスト
車の運転中にライブ配信をおこない、歩行者を轢いて死亡させた疑いのあるアメリカのTikTokerに批判が集まっています。
配信中に衝突音 「誰かにぶつけてしまった」
事故が起きたのは、2025年11月3日の夕方5時半すぎ(現地時間)とされています。イリノイ州ザイオンのシェリダンロードと33丁目の交差点付近で、2015年製フォードSUVを運転していた43歳の女性ドライバーが、歩行者の男性ダレン・ルーカスさん(59)をはね、死亡させました。
海外メディアの報道によると、女性ドライバーからは薬物やアルコールの反応はみられず、事故後に現場を離れることもなかったそうです。当局は女性ドライバーの名前を公表していませんが、事件と同日、TikTokで「Tea_Tyme_3」(タイニシャ・マッカーティ)というユーザーがライブ配信を実施していました。
後日SNSに投稿された配信の録画では、タイネシャが画面に向かって話しかけていると、突然何かがぶつかる大きな音が聞こえます。タイネシャは悲鳴を上げ、「クソ、クソ、クソ…誰かにぶつかってしまった」と呟きました。何が起こったのか尋ねる子どもの声が聞こえた後で配信は途切れています。
問題の配信後、SNSで支援金を募り物議
警察はSNS上で拡散されているライブ配信の録画が事故と関連しているとみて、女性のスマホを押収。事故当時にライブ配信がおこなわれていたかどうかも含め、事故の正確な経緯を調べています。
海外メディアの報道によると、問題の配信から数日後、タイネシャは限定公開のTikTok配信で「メンタルの休養のために支援が必要だ」と訴え、決済アプリであるCash Appを通じての送金を視聴者に呼びかけていたそうです。
これを受けてSNSでは、「人をはねて亡くならせておいて寄付を募るのか」「反省の色が見えない」といった非難が殺到しました。
TikTokは本来、運転中のユーザーによるライブ配信を禁止しており、運転していると判断された場合は配信ができないシステムを導入しています。しかし一部報道では、今彼女がTikTokの「グリーンスクリーン機能(背景合成)」を使い、規制を回避していた可能性が指摘されています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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