迷惑メールと思って削除したら正規メールだった経験ある? 不審メールに関する調査
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イチオシスト
ライター / 編集
イチオシ編集部 旬ニュース担当
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「英語で来たメールに気を付けろ!」など、迷惑メールへの対処法はさまざまだろうが、困るのは本物と紛らわしい偽メールの類いが実に多いこと。メールの確実な到達を支援するサービス「ベアメール」を展開するリンク(東京)が全国の10~60代の男女1200人を対象に行った「不審なメールに関する実態調査」によると、かなりの人が正規メールを不審メールと思った経験があることがわかった。
この調査での「不審なメール」とは、フィッシング詐欺や、身に覚えのない請求・当選案内、契約・登録情報の更新案内など、受信者が不自然・あやしいと感じたメールを指す。調査は11月4日~12日の期間にインターネットを通じて行った。
「過去1年間で不審なメールを受け取ったことがある」人の割合は、約8割(79.2%)と高く、日常で不審メールが当たり前のように来ている様子がうかがえる。そのうち、75.9%が不審メールを無視、あるいは削除しているという。ファイルを開いたらウイルス感染という事例も後を絶たず、フィッシング詐欺の被害も多いと伝えられることから、「とにかく無視」「見ないで削除」を予防策にしているようだ。
ところが、「不審に思ったメールが、実は正規メールだった」と気付くこともある。そうした経験のある人は約3割(27.5%)に達した。そこで、メールを安心して利用するために企業に期待する工夫を聞くと、「公式メールアドレスへの統一」(44.2%)、「公式マークやロゴの表示」(33.5%)などの回答が目立った。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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