退職理由1位は「給与が市場価値以下」 ITエンジニア、半数以上が入社1年以内に退職検討
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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職業紹介事業などを行うキッカケクリエイション(東京都渋谷区)はこのほど、ITエンジニアを辞めた経験がある438人を対象に実施した、退職に関する実態調査の結果を発表した。退職を決意した瞬間で最も多かった回答は「給与が市場価値より低いと知った瞬間」で40.2%を占めた。
次いで多かったのは「技術改善がされることはないと悟った瞬間」の31.1%で、以下「エンジニアを軽視する発言をされた瞬間」(27.9%)「緊急時の対応が限界だと感じた瞬間」(24.0%)「マネジメント転向を迫られた瞬間」(22.8%)「他社との待遇差に愕然(がくぜん)とした瞬間」(22.8%)などが続いた。これらの回答結果からは、ITエンジニアの離職問題が深刻化する中、給与の市場価値とのギャップや技術環境への不満、職場での価値観の相違が退職の主要因となっていることがうかがわれるという。
また、退職検討のタイミングについては「入社後1年以内」が最多の56.7%を占め、次いで「入社後3年以上」の26.9%と続いた。早期に退職検討を始める層が数多く存在することが浮き彫りになったという。
今回の調査は、7月24・25日にインターネットで実施した。調査の詳細はキッカケクリエイション運営の転職サイト「キッカケエージェント」に掲載している。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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