レペゼン・DJ社長とDJふぉいが和解 暴露MVの真相も判明
10月6日、元「Repezen Foxx」(登録者数384万人)のDJ社長が、元メンバーのDJふぉいとの対談動画を公開。直接話し合い和解したことを報告しました。
解任&解散を知らなかったふぉい、DJ社長にMVで暴露される
Repezen Foxx(以下レペゼン)は2023年12月、リーダーのDJ社長の突然の失踪するという騒ぎを起こしました。DJ社長は2024年6月に復帰したものの、行方をくらましている間にメンバーのDJ銀太とDJまるがグループを脱退。DJ社長の復帰後も、DJふぉい、DJ社長の解任・脱退が発表され、同年末には残ったDJ脇も脱退し、メンバーが全員いなくなってしまいました。
そして今年6月、レペゼンは大晦日のライブをもって解散すると発表しました。その後、DJ社長の呼びかけに応じて、次々にメンバーがライブ参加を表明。最後に残ったDJ銀太も「呼ばれてないけど、俺行きます」と題するMVを公開し、解散ライブには全員集合することが決定していました。
ふぉいは昨年11月、自身が解任された際に「摩訶不思議な状況」とコメント。また、今年6月の解散発表時も「え、俺関係あんの?どういうこと?」と困惑した様子を見せており、どちらの発表の際も、自身は全く知らされていないという態度を見せていました。
そんな中、DJ社長は今月4日にYouTubeチャンネルを更新。MV形式の動画でふぉいについて歌い、実際には全て事情を知っていたことを暴露。解散ライブの件は「事前に会って話した」ことや、実はふぉいがDJ社長が失踪騒ぎを起こす前から「レペゼン辞めたい! 独立させろ!」と訴えていたこと、さらに
怪しい変なペン吸うな。怪しい変なグミ食うな。人の嫁に手を出すな。社員に家事をやらせるな。社員のみぞおちを殴るな。社員のこと鞭で叩くな。社員のこと全裸にさすな。地下室に監禁するな。社員が次々倒れてく。倒れて病院精神病
と立て続けにふぉいの暴露をしました。
この動画は投稿直後に非公開にされました。SNS上では、暴露内容が事実であるのか、それとも話題作りなのか、さまざまな憶測が上がっていました。
ふぉい視点のMVが追加公開、まると抱き合ってキス
今月6日、DJ社長は「親愛なるふぉいへ」と題した動画を公開。改めて、4日に非公開にしたふぉいの暴露MVと、ふぉい視点のMV、さらに2人の対談動画を追加したフルバージョンを投稿しました。
ふぉい視点のMVでは、多摩川の河川敷で「あーあ…過去に嫌な思いをさせてしまった人達と仲直りしたいな…」と語るふぉいが、レペゼンの裏方メンバーと再会。「反省!反省!反省しました!」「暴力!悪口!絶対にダメ!」と笑顔で誓ったほか、DJまると抱き合ってキスし、仲直りするシーンが収められています。
その後のアフタートークで、DJ社長は「今までの配信はふぉい視点やったわけやけん? それで正直俺も嫌な気持ちしとったところある!」「言いたいことがあったのが、ここにいっぱい詰まっとる!」と言い、このMVは、ふぉいの配信への“アンサーソング”だと説明しました。
DJ社長いわく、ふぉいの暴露MVは「めちゃくちゃキレとうときに作ったビーフソング」とのこと。「できる限り面白おかしくしたい」という気持ちで作ったといいます。

暴露MVの真相
MVを見たふぉいは「僕も言いたいことあるんですけど」と笑い、DJ社長の暴露に余すところなく反論します。
MVの中でDJ社長は、ふぉいがRepezenの解散や解散ライブについて「知らされていない」と語っていたことについて、実際には「会って話した」と主張していました。これにふぉいは「確かに、社長の使者みたいな人が手紙持ってうちに来ました。ペラって開いたら『解散ドームやります、待ってます』って書いてありました」と明かします。
その後ふぉいはDJ社長と再会したものの、当時は脇やまるとギクシャクしていた時期だったらしく、「ここでは返事できない」「なんならちょっと出たくない」と答えたのだとか。DJ社長は「じゃあ悩んどっていいよ」と答え、2人は視聴者には「手紙で知ったことだけにして、会ったことは内緒にしよう」ということで合意。DJ社長は、ふぉいのマネージャーに「5月に告知する」と伝えたそうです。
ところが、マネージャーが告知の日程をふぉいに伝えておらず、ふぉいは生配信中に突然の発表を知ることに。混乱していたため咄嗟に知らないフリをしてしまったそうで、「一応社長のことも思った嘘だったっす。それは分かってほしいっす」と釈明しました。
また、ふぉいはDJ社長が脱退する話は事前に聞いていなかったらしく、DJ社長自身も「本当に突然辞めた」と認めます。
脱退発表後、DJ社長はふぉい・脇と会い、2人を脱退させる意向を伝えていたそう。しかし、ふぉいは「なんかそこで、また未来の話20個ぐらいしてたじゃないですか。俺らもわけ分からんくなってて」と、頭がこんがらがってしまっていたとのこと。DJ社長は「伝えたって思っとったけど」と、そこで2人の認識のズレが起こっていたようです。

次ページ:ふぉいは給料が支払われていることを知らなかった
DJ社長、ふぉいと脇の給料を今年8月まで支払い続けていた
DJ社長とふぉいが長らく音信不通になっていたのは、2人の間にいた「Y」という人物が影響しているとのこと。Yは2人の連絡を遮断していたようです。
ふぉいは、一切の情報が入ってこないため「俺らはマジでクビ切られたもんと思っとった」と感じていたのだとか。実際には、DJ社長はふぉいと脇の給料を今年8月まで支払い続けていたとのこと。しかし、ふぉいはその事実を最近まで知らず、「でも俺に1円も入ってないし、その話すら回ってきてない」と話します。
どうやら、これにもYが関わっている様子。Yは、DJ社長が支払っているにもかかわらず、給料を「僕が出してあげてるから」と言っていたそうで、ふぉいは「俺は社長から一方的にクビ切られて給料も止まって、連絡もつかんで『本当に捨てられた』と思っとった」と打ち明けます。
2人の給料は、脇が管理している口座に入っているとのこと。DJ社長は「知らずにやっとるけん、脇も別に悪くはない」とコメント。ふぉいも「謎のお金が振り込まれてる状態やった、脇は」と笑いました。
ギャラ問題の真相
また、ふぉいは以前から「『レペゼン辞めたい!』と訴えていた」という部分についても説明します。
ふぉいは、DJ社長と銀太の喧嘩でグループがめちゃくちゃになっていたときに、チームの危機的状況を自覚させたいという意図で、一度だけ「こんなんやったら辞めたい」と伝えたことを指していてるそう。
ふぉいがクビになることを知っていたという点については、DJ社長は
これは俺から提案したことだけん、「何も知らない絃歩さん(※ふぉいの本名)」じゃなくて、「お前知ってたんかい!」ってふぉいを責めるのはやめてほしい。これは俺が「知らないフリしてくれ」って言ったけん
と弁明しています。
ふぉいがオーナーを務めるゲーミングチームの設立資金3500万円の返済の問題についても言及されました。
MVでは、DJ社長が3500万円を返済不要としたうえで、出演料として500万円を上乗せした4000万円で解散ライブへの出演をオファー。ふぉいは承諾したものの、DJ社長はその後ふぉいが「追加であと500万円もらわないと」とさらなるギャラの増額を要求してきたと明かしていました。
これについては、ふぉいは
僕も他のメンバーと同じ(ギャラの)額じゃないすか
同額なのに、俺だけ4000万積まれたから出たやつみたいになってる
と指摘。社長は
うん、全員に500万ずつぐらい払いたいってなって
これ(この言い方)…よくない!
と、誤解を招く表現だと認めました。
ふぉいは、追加で500万円求めた点について、無理なスケジュールを調整したため、「社内に顔が立たんくなる」として、「何でもやるからあと500万だけ乗っけてほしいんですけど、どうですか?」と尋ねたのが真相だと強調しました。
社員の監禁や鞭打ちの暴露にも反論
MVの最後で、DJ社長は「怪しい変なペン吸うな。怪しい変なグミ食うな。人の嫁に手を出すな。社員に家事をやらせるな。社員のみぞおちを殴るな。社員のこと鞭で叩くな。社員のこと全裸にさすな。地下室に監禁するな。社員が次々倒れてく」と立て続けにふぉいの暴露をしていました。
これについて、ふぉいは「案件でしたよね?これ」「案件でレペゼンさんぜひ紹介してくださいって事務所に送られてきたポケットシーシャと、CBDのグミだったじゃないですか。社長も食べてたし」と説明。不倫については、人妻だとは知らなかったようで、「結婚してないよね?」とふぉいが相手に確認しているLINEを、実はDJ社長も見ていたのだとか。
家事については、休日に給料を払ってやってもらったとのこと。一方、みぞおちを殴ったことについては、「はい、やりました」と言って謝罪しましたが、殴った相手にはその日のうちに謝罪を済ませたそうです。
鞭や全裸については、ふぉいも叩かれたり裸になっていたようで、「そういうクダリ」だったとしています。地下室での監禁については、ふぉいは心当たりがないようで、DJ社長は「地下室で言い合いしてたのを監禁と勘違いしてた。すまん」と釈明しました。
DJ社長は、「誇張ではあるけどゼロではない」と主張。ふぉいは「もちろん俺も自覚はある。マジですいません」と頭を下げていました。

全ての誤解を生んだ「Y」という人物
今回の対談の中で、全ての誤解を生んだ「Y」という人物の存在が浮かび上がりました。
DJ社長は「Yはムカつくけど、なんか良かったな、すれ違いだったんだって、勘違いだったんだって」と語ります。ふぉいも「意味分かんないことにした真ん中に、Yっていう人間がいた」としつつ、「俺らのどっちかが悪いわけじゃなくて良かったっす。こいつ(Y)が俺らに適当なこといっとったせいで」と話しました。
Yの話については、ふぉいのチャンネルで説明するとしました。
DJ社長は、
根本を言えばね、俺が失踪したわけですよ、申し訳ない
(ふぉいの)パワハラが…っていうけど、したくなるぐらいイライラするような会社は、やっぱ社長の責任ではある。まぁY雇っとったのも俺やし、責任は全部俺にあるけん、本当に申し訳ない
と謝罪。これに、ふぉいも「全然…僕も僕で本当に申し訳ない」と謝罪します。DJ社長は、改めて頭を下げ
10年間こんなヤバい俺にずっとついて来てくれて、ありがとうございます
と感謝の言葉を述べます。ふぉいは
悔しいっすけど、めちゃくちゃされたけど、俺がここにおれるのは社長のおかげではあるんで、結局。それがうざいっすわ!
と、2人は抱き合って仲直りしました。
コメント欄では「なるほど、1回話題にさせてからフルバージョン上げ直したのか…頭良いな…」「どんどん全貌が明らかになっていくのおもろいなw」「よかった仲直りしたみたいで こんなにも盛り上げてくれる社長ってやっぱ天才だ」との声が集まっています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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