管制塔・機内食工場・夜の滑走路見学ツアーなど【10/3-5まで受付中】 セントレア「空の日フェスタ」10/25開催、名鉄1200系も運行
中部国際空港は、2025年10月25日(土)に「空の日エアポートフェスタinセントレア」を開催します。航空ファンにとって見逃せないこのイベントでは、普段立ち入ることのできない管制塔や機内食工場を見学できる事前申込制の限定ツアーが実施されます。夜の滑走路ツアーの応募締切は10月3日、管制塔ツアーの締切は10月5日までと迫っています。また、イベント当日には、名鉄ではハイデッカー展望席を備えた1200系車両の臨時列車を運行します。特別な航空体験と鉄道の旅を同時に楽しめるチャンスです。
「管制塔」「機内食工場」「夜の滑走路見学」事前申込ツアー
普段は関係者以外立ち入れない空港の制限区域や施設を見学できる、3つの事前申込制ツアーが開催されます。
管制塔見学ツアー
国土交通省大阪航空局中部空港事務所で開催する「管制塔見学ツアー」は、管制室直下の部屋で離着陸を見学できるほか、現役の航空管制官の指導を受けながら、シミュレーターを使用した航空管制官の仕事体験もできます。対象は小学4年生~6年生とその保護者(成人)を1組とした20組40名で、10:45集合。開催は11:00~12:30の90分間です。応募はウェブサイト「空の日net」から受付中で、応募者多数の場合は、抽選により参加者を決定。締切は10月5日23:59です。
機内食工場見学ツアー
名古屋エアケータリングが主催する「機内食工場見学ツアー」は、工場見学と機内食の試食体験ができるツアーです。対象は小学4年生~6年生の子どもとその保護者(成人)の10組20名限定。個別の食物アレルギーには対応していないため注意が必要です。開催は11:00~13:20(140分)を予定しており、応募はウェブサイトから受付中で、応募者多数の場合は、抽選により参加者を決定。締切は10月4日23:59です。
セントレア開港20周年 夜の滑走路ツアー
中部国際空港が主催する「セントレア開港20周年 夜の滑走路ツアー」は、イベント翌日の10月26日早朝03:00から07:00に実施されます。バスで夜の滑走路へ案内され、航空灯火による滑走路のライトアップや夜間の点検作業、特殊車両の見学ができます。さらに、空港内の消防施設にて化学消防車の展示や消防隊員による解説も楽しめます。
対象は東海3県(愛知・岐阜・三重)在住の小学4年生以上で、定員は80名。未成年者の参加には保護者同伴が必須です。応募はウェブサイトから受付中で、応募者多数の場合は、抽選により参加者を決定。締切は10月3日となっています。
名鉄1200系車両が中部国際空港駅に乗り入れ

名鉄は「空の日エアポートフェスタ in セントレア」開催日当日、中部国際空港駅を発着する特急列車の一部を、通常運行している2200系車両から「1200系(パノラマSuper)車両」に変更して運行します。運行区間は名鉄岐阜駅~中部国際空港駅間で、ハイデッカー展望席を備えた車両で眺望を満喫しながら移動できます。

対象となる列車は、中部国際空港行きが名鉄岐阜10:32発と13:02発の2本、名鉄岐阜行きが中部国際空港駅11:47発と14:17発の2本です。特別車両券は現在発売中。運行状況により急遽車両変更や遅延、運休が発生する場合があります。
なお、イベント会場のフライト・オブ・ドリームズでは当日、名鉄のブース出展も予定されています。
当日参加OKのイベントも開催
イベント当日、フライト・オブ・ドリームズ1階フライトパーク内特設会場では11:00~12:30に「セントレアフォトコンテスト講評会」を開催します。ここでは、航空写真家の伊藤久巳氏、ルーク・オザワ氏、チャーリィ古庄氏が審査員として登壇し、入賞作品の解説や撮影裏話などを聞くことができます。
普段体験できない特別な企画が目白押しの「空の日エアポートフェスタ in セントレア」。管制塔、滑走路といった制限区域に入れるツアーは事前申込制のため、興味のある人は、早めの応募を心がけましょう。その他、当日ブース、ステージイベント情報などは、随時オフィシャルWebページで情報が更新されていきます。
また、名鉄1200系という特別な車両で会場にアクセスできるなど、鉄道ファンにも嬉しい企画が満載です。ぜひウェブサイトをチェックし、忘れられない空の旅の裏側を体験してみてはいかがでしょうか。
(注釈のない画像:中部国際空港)
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記事提供元:鉄道チャンネル
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