「後悔したくない」「誰にも壊されたくない」庄司浩平“慶司”の想いとそれぞれの決意『40までにしたい10のこと』第11話

(C)マミタ・libre／「40までにしたい10のこと」製作委員会

ドラマ『40までにしたい10のこと』（毎週金曜深夜24:12〜、テレ東系／Leminoほかにて配信）の第11話が、9月13日に映像配信サービス「Lemino（レミノ）」で配信された。雀と距離を置かれ悩む慶司は、大学時代の仲間とスカッシュへ。傷つくことを恐れて逃げ出した過去の恋を思い出す。二度と後悔したくない。慶司は雀のもとへ向かうが…。

「デパ地下ケーキ、買ってきました」諦められない想いと、それぞれの決意

「俺はまだ、雀さんと過ごす週末をあきらめきれないらしい」＿＿取引先で大学時代の仲間・佐久間航（青木瞭）と再会した田中慶司（庄司浩平）。佐久間は慶司をスカッシュに誘う。即答できない慶司だったが、意を決したように誘いに乗ることにした。大学時代の先輩たちと再会するも楽しめない慶司は、ぼんやりと雀とスカッシュを楽しんだ時のことを思い出す。スカッシュコートで佐久間と2人きりになった慶司。「あの時の自分を後悔している。逃げるべきじゃなかった」そう言って佐久間が過去を振り返る。「後悔だなあ。あの時の自分を後悔している」「お前の想いを受け止められなくても、ちゃんと向き合うべきだった。逃げるべきじゃなかった」と話す佐久間。慶司は、「逃げたのは俺です…傷つきたくなくて逃げたのは俺です」「お互い様っすね！」と言って佐久間と笑い合う。「後悔…」と、佐久間の言葉を反芻している慶司のもとに、同僚の田中颯（平井亜門）から電話がかかって来た。

田中とダイニングカフェで待ち合わせた慶司。「彼女と別れたわ」と、田中が切り出す。田中は、彼女から女性が好きだと打ち明けられたと言う。「だったらなんで俺と付き合ったの？なんで好きって言ったの？キスしたの？意味不明っすよ」「でもね、意味不明ってなってわかった。俺なんもわかってなかった。慶司、この前はわかったようなこと言ってごめんなさい！」と話し、慶司に頭を下げる田中。「じゃあ、許す」とほほ笑む慶司にほっとした表情になる田中。「すっぱり諦められると思う」と言う田中に、慶司は「田中さん、頑張ったんすね」と慰めの言葉をかけるのだった。

「何もやる気が起きない…久しぶりに何の予定もない週末」。雀はなかなかベッドから起き上がれずにいた。すずこの声もしばらく聞こえない。「ていうか俺、ひとりのとき何してたっけ…」と、自問する雀。家事をこなしながら、たこ焼き器を見て慶司とのやり取りを思い出した雀は、「ひとりなんて慣れてるのに…」と寂しさを感じていた。佐久間のSNSにあげられた写真に写っている慶司を見て「これでいい…」とつぶやく雀。するとインターホンが鳴る。そこに映っていたのは、デパ地下ケーキを持った慶司。しかし雀はなかなか解錠ボタンを押せないでいた。慶司は、「リスト、まだ終わってないですよね。ちゃんと話したいんです。それだけです」と言う。部屋にあげてもらった慶司は、「俺、後悔したくないんです。初めて先を望める人を好きになれた。だから…誰にも壊されたくない」と、背を向けて立っている雀に話しかけ…。

【制作・編集：All About編集部】