ふるさと納税、2025年10月で激変!「ポイント還元終了」に6割が“迷い”を告白
ふるさと納税は2025年10月から制度が変更され、ポイント還元が実質禁止となる。ふるさと納税をすでに利用している人は制度変更によって行動が変わるのだろうか。オカネコによる「ふるさと納税に関する調査」の結果を見てみよう。

ふるさと納税利用者の96.0%が「今後も利用したい」

「オカネコ」を運営する株式会社400Fでは、全国のオカネコユーザー346人を対象に「オカネコ ふるさと納税に関する調査」を実施。ふるさと納税を利用したことがあるかを尋ねると、56.7%が利用している・したことがあると回答した。そのうちの人に今後も利用したいか尋ねると、96.0%が今後も利用したいと答えた。このように多くの人がふるさと納税を利用し、節税メリットと魅力的な返礼品がある制度として浸透していることがわかる。

過半数以上が、ふるさと納税を利用している一方で、43.3%がふるさと納税を利用したことがないと回答した。その中の41.3%が「何から始めていいのかわからない」と回答。次いで、33.3%が「手続きが面倒」、24.7%が「制度がよくわからない」と回答。多くの人が情報不足と手続きの難しさを感じていた。
7割がポイント制度廃止を「知っている」一方で利用額については、様子見の姿勢

2025年10月からふるさと納税のポイント付与が禁止されることになった。73.7%が「知っている」と回答し、多くの人が制度変更を理解していることがわかる。次にポイント制度廃止により、今年のふるさと納税の利用額にどのような影響があるかを尋ねると、47.1%が「変わらない」と回答。しかし、26.6%が「減りそう」、22.8%が「まだわからない」と答えた。まだ、制度変更後については様子見である人が多いことがわかる。

次にポイント制度が廃止後もふるさと納税を利用するかを尋ねると、38.2%が「利用する予定」と回答。「利用しない予定」が19.4%、「検討中」が21.4%、「まだわからない」が21.0%だった。約6割以上の人が利用を継続するかは不確実なようだ。また、ポイント付与の制度がなくなることでふるさと納税の魅力が減少すると考えている層もいるようだ。
ポイント制度廃止後の、ふるさと納税利用者の今後の利用動向に注目が集まる。
出典:【株式会社400F】
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記事提供元:スマホライフPLUS
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