長崎・福江島でヴィラ宿泊者にドローンデリバリー 離島の物流課題を付加価値に転換
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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船や飛行機でしか物を運べないのが、離島の物流の典型的な課題だが、昨今はドローンという手段が登場している。長崎県の福江島にある一棟貸しヴィラ「TAKASAKI STAY」(CHAPTER WHITE・長崎県五島市)では、お弁当や焼きたてパン、スーパーでの買いものデリバリーなどを頼むことができるドローンデリバリーサービスを導入した。予約すれば、古代の遣唐使船が最後に立ち寄った高崎海岸で、さまざまな食材を受け取ることができる。物流の課題を付加価値に転換した取り組みだ。
福江島は、遣唐使船の国内最後の寄港地として知られ、弘法大師・空海ゆかりの地。三井楽町(みいらくちょう)には、国指定名勝「みみらくのしま」として2015年に日本遺産認定された美しい海岸線があり、遣唐使文化とキリシタン文化が交錯する独特な文化的景観を楽しめる。
ヴィラは素泊まりなので、自分でデリバリーを頼んだり、料理をしたり、地元シェフの出張料理を予約、江戸前ずしやフレンチのコースを頼んだりすることもできる。高崎ビーチまでは徒歩1分、高浜海水浴場も車で15分。海開きは7月13日(日)を予定している。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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