伊澤利光ら出場の“日本一の草大会” 賞金ランク1位の生源寺龍憲も参戦「1日競技でも成長につながる」【JOYX OPEN】
<MAIN STAGE JOYX OPEN 事前情報(1日競技)◇30日◇JOYXゴルフ倶楽部上月コース(兵庫県)◇7039ヤード・パー72>
歴代賞金王やシード選手が多数出場するツアー外競技「MAIN STAGE JOYXOPEN」。17回目を迎える今年は22日に行われる。競技は18ホールのストロークプレーで賞金総額400万円、優勝賞金100万円。ツアー並みの豪華な顔ぶれが大会を盛り上げる。
今年の出場選手は伊澤利光、小田孔明、平塚哲二、宮里聖志、欧州ツアーが主戦場の川村昌弘ら経験豊富な選手のほか、今年の日韓共同主管大会「ハナ銀行インビテーショナル」では、プレーオフで敗れて惜しくも初優勝を逃した27歳の坂本雄介や22歳の長野泰雅、23歳の岡田晃平ら今季大ブレークが期待される若手も多数出場する。
なかでも注目は、日本とアジア両ツアーのシード権を持ち、今季開幕戦「東建ホームメイト」でツアー初優勝を遂げた生源寺龍憲(しょうげんじ・たつのり)だ。優勝を含むトップ10以内5回と安定しており、現在賞金ランキングは1位につけている。生源寺は山口県出身で高校はお隣の作陽高校。「昔から知っている人も多い」地域で通算4回目の出場で大会初優勝を目指す。
プロアマ大会でこの日ラウンドした生源寺は「今のところグリーンは硬くていい転がりをします。ラフは、フライヤーするかしないかのちょうどいいぐらいの長さ」とコースコンディションは良好という。
グリーンは起伏に富み「ピンに対してどこに乗せるかがすごく重要になる。フェアウェイからはチャンスにつけて、ラフからは頭を使って。いいラインのバーディパットをいっぱい打てないとなかなかビッグスコアにはならないと思います」。昨年は今季「関西オープン」でツアー初優勝を挙げた金子駆大が「63」をマークして、「64」で回った平田憲聖に競り勝った。今年も生源寺を中心にハイレベルな戦いを見せてくれるだろう。
この時期の国内男子ツアーはオープンウィークが増えることから、プロゴルファーのマネジメント会社の「JOYX」が今大会を始めた。“自称・日本一の草トーナメント“は、兵庫県佐用町のお祭り的なイベントになっている。
「1日競技とはいえ試合はいい練習になります。試合の中じゃないと気づけないこともいっぱいあるし、終盤に優勝を狙える位置にいたらアクセルを踏まなきゃいけない。自分の成長につながります」。練習では経験できないことを求めて、賞金王へ突き進む男が1日競技も本気で攻める。
なおギャラリーの入場も可能で当日券は1000円。また「ALBA TV」のYouTubeで午前6時45分からライブ配信も行う。第1組のスタート時間は午前7時から。
■主な出場選手
伊澤利光、小田孔明、野上貴夫、市原弘大、秋吉翔太、藤本佳則、中西直人、井上信、増田伸洋、宮里聖志、坂本雄介、生源寺龍憲、久保谷健一、長野泰雅、平塚哲二、大岩龍一、宇喜多飛翔、貞方章男、出水田大二郎、北村晃一、川村昌弘、大堀裕次郎、平本世中、吉田泰基、岡田晃平、片岡大育、小斉平優和
【JOYX OPENとは】
歴代賞金王の伊澤利光や小田孔明らをマネジメントする「株式会社JOYX」が主催する大会。自称“日本一の草トーナメント”は、男子のトッププロだけでなく、予選会を勝ち抜いたアマチュアやジュニアが参加するプロアマ形式で争われる。プロ83人、アマチュア61人の144人が同じ距離、コースセッティングで腕前を競う。また、「ブルークローバーキャンペーン」として前立線がんの早期発見・治療の大切さの啓蒙活動も行っている。
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