イ・ジェフン“ジュノ”、ゲーム会社への買収交渉であえて選択権を相手に託す<交渉の技術>

「交渉の技術」第6話より
イ・ジェフン主演による韓国ドラマ「交渉の技術」の第5、6話が5月31日にLeminoで配信。サンイングループのEコマース進出のため、“伝説の交渉人”ユン・ジュノ(ジェフン)が企業買収に着手した。(以下、6話までのネタバレがあります)
次の買収交渉の相手はゲーム会社代表
大手企業のM&A専門家ジュノと、そのチームが繰り広げる究極の頭脳戦を描く企業ドラマ「交渉の技術」。韓国JTBCで2025年3月、4月に放送され、回を重ねるごとに視聴率を上げるなど、話題となった。
経営危機に陥った大手企業のサンイングループ。その再建のため、ジュノは11兆ウォンという莫大な資金の調達を託される。4話までで、会社の主軸であった建設事業を売るという奇策を打ち立て、市場価値よりも高い8兆5億ウォンでの売却に成功したジュノ。
5話からは、残り2兆5千億ウォン調達に向けて、破産寸前にあった小さなゲーム企業「チャチャゲームズ」が展開していたゲーム「宅配王」を、サンイングループのプラットフォームにしようと、同社の買収交渉に着手することに。
ジュノは会議の場で冷静沈着なカリスマ性を発揮する一方で、建設部門の売却交渉相手であるチ・ヨヌ代表(イ・チェウォン)と話す際は柔らかな表情も見せ、そのギャップが印象的。“交渉は言い負かすのではなく、説得の場だ”という、1つ目の交渉の技術を自身で体現した。
5話「それぞれの生存戦略」からの「チャチャゲームズ」買収エピソードで交渉相手となるチャ・ホジン代表(チャン・インソプ)は、プライドの高い人物。ジュノたちに対して「宅配王」を売る気はないと宣言し、最初の交渉は決裂したかに見えたが、ジュノは「チャチャゲームズは必ず連絡してきます」「こういうときは相手のプライドを守ることが重要です」と自信満々に話す。
相手に他の選択肢がないことを読んだジュノ。自ら売却を決断できるようにあえて選択権をチャ代表に託したと、チームのメンバーに明かした。

「交渉の技術」第6話より
ジュノの異名“白蛇”の由来や過去が明らかになっていく
白髪のため、年齢不詳のジュノ。表情も常に穏やかで、心の内を読ませない彼が打ち出す具体的な“交渉の技術”が、本作の見どころの1つとなっている。
そんなジュノの異名は“白蛇”。チームに関わることになったコンサルタントのジェニー(ハン・ヌリ)は、その意味について「髪色が白いからだと言われているけど、実際は“100回思考する”って意味だとか」と話し、沈思黙考タイプのジュノらしい異名“白蛇”の由来が明らかに。
また、6話「本音を見抜け」ではジュノが妻らしき女性から「(子供に)パパだと言うのはやめて」と言われるシーンや、ハ専務(チャン・ヒョンソン)らが「兄の名前で株を買っていた」「検察の調査を受けた」など、ジュノの過去に関するうわさ話をするシーンも描かれており、ジュノのプライベートや過去も徐々に明らかになってきた。
7話以降も「チャチャゲームズ」買収をめぐる、チャ代表との交渉エピソードが展開。ジュノが社内からの妨害も受けながらも、どんな交渉をするのか、そもそもユン・ジュノとは何者なのか、“伝説の交渉人”ジュノが“別の顔”を見せようとしている。
「交渉の技術」(全24話)は毎週土日に2話ずつLeminoで独占配信中。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】

「交渉の技術」第5話より

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「交渉の技術」第6話より

「交渉の技術」
記事提供元:Lemino ニュース
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