ユン・ガプの母親が誘拐!? 鬼神カンチョリ(ユク・ソンジェ)に芽生える人間の感情『鬼宮(ききゅう)』第9話

『鬼宮(ききゅう)』
キム・ジヨン演じる巫女としての運命を拒否してメガネ職人として生きるヨリ、ユク・ソンジェ演じるヨリの初恋の相手ユン・ガプと龍になり損ねて悪神になってしまったカンチョリ。不思議で複雑な三角関係を描くファンタジーロマンス時代劇『鬼宮(ききゅう)』が、映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて配信された。
「大妃を動かせ」水面下で動く領議政と祈祷師プンサン
領議政は、ヨリ(キム・ジヨン)からカンチョリ(ユク・ソンジェ)を引き離そうと裏で計画を立てる。祈祷師プンサンに「大妃を動かせ」と命じ、王様(キム・ジフン)が左議政に登用しようとしているチェ・ウォヌを封じようとする。命を受けたプンサンは、大妃に王様が新たな人材を登用しようとしていること、その者が来れば王様が力を増しヨンイン大君の敵を討つことは叶わなくなると言葉巧みに説き伏せていく。
大妃は、チェ・ウォヌを自分の元へ呼び寄せ「王様にくみする気はないとおっしゃったはずでは?」と問いただす。チェ・ウォヌは「孤独な闘いを始める王様に微力ながら力を貸したい」といい、大妃はそれを鼻で笑い飛ばす。そして、幼いころ『光暗文集』という本を見たことがあると話すとチェ・ウォヌの顔色が変わる。それは、チェ・ウォヌの高祖父チェ・ギルサンが戦争中に王様にお供して書いた本であり、チェ・ウォヌが秘密にしたい何かが書かれていた。「私にはもうなにも失うものがありません」と大妃は本の秘密と引き換えにチェ・ウォヌを脅し都から出ていくように告げる。
一方、ユン・ガプの母親が何者かにさらわれてしまう。“助けたくば西小門の裏手の廃屋に来い”という脅迫文を受け取ったカンチョリは「気にする必要はない」と一度は文を懐にしまったが、「それなのになぜ気が重い」と自分の知らない感情に戸惑いをみせる。廃屋にやってきたカンチョリはそこで縛り上げられているユン・ガプの母親を見つける……。

『鬼宮(ききゅう)』
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。