横浜 関内の新ランドマーク「BASEGATE」2026年春開業へ!ホテル・ライブアリーナ・飲食ゾーン・オフィスが一体となった大規模再開発
横浜中華街や横浜スタジアムなどがあり、横浜の観光やグルメ、スポーツの中心地である関内エリアに、新たなランドマーク「BASEGATE横浜関内」が誕生します。JR関内駅前の旧市庁舎街区を活用したこの大規模再開発は、三井不動産を代表企業とする8社によって進められ、2026年春のグランドオープンが予定されています。歴史的建造物である旧市庁舎を行政棟を活かしたホテル「OMO7横浜」をはじめ、ライブビューイングアリーナ、エデュテインメント施設など、次世代の横浜を象徴する「新旧融合」の街づくりが始動します。
歴史的建造物を活かした新しい街づくりを推進
「BASEGATE横浜関内」(横浜市旧市庁舎街区活用事業)プロジェクトが進められている場所は、JR関内駅北側の横浜市旧市庁舎の周辺になります。三井不動産を代表企業として、鹿島建設、京浜急行電鉄、第一生命保険、竹中工務店、ディー・エヌ・エー、東急、星野リゾートの8社により推進されています。
さまざまな施設計画と旧横浜市庁舎行政棟の保存・活用により、エンターテインメント&イノベーションの拠点となる「新旧融合」を特色とした、総延床面積約128,500㎡の大規模ミクストユース型プロジェクトです。横浜スタジアム・横浜公園方面とはデッキで接続されます。

オフィスや大学などが入る高層タワー
再開発の核となるタワー棟は、地上33階・地下1階、高さ約170メートルの超高層ビルです。JRと地下鉄の関内駅から徒歩1分という抜群の立地に加え、横浜スタジアムとも直結。オフィス、大学、新産業創造拠点、ウェルネスセンター、エデュテインメント施設が一体となった複合ビルとして整備され、利便性の高さが大きな特徴となっています。

オフィスフロアには、スカイロビーやラウンジ、コワーキングスペースなどが整備される予定です。横浜港や公園、スタジアムを望みながら、多様な働き方や交流を支える環境が整えられます。

エデュテインメント施設と日本初の常設型ライブビューイングアリーナ
タワー館内に予定されているエデュテインメント施設「Wonderia(ワンダリア)」と、隣接する日本最大級の常設型ライブビューイングアリーナ「THE LIVE(ザ ライブ)」は、DeNAグループにより運営されます。
DeNAグループは2011年のプロ野球参入を機に、スポーツを核としたまちづくりに取り組んできました。
エデュテインメント施設「Wonderia(ワンダリア)」は、プロジェクションマッピングなどのデジタル技術を使った没入体験型展示が楽しめる施設です。来場者は6つのゾーンに分かれたWonderia島を巡り、絶景や未知の生物に出会うことができるなど、没入感のある空間を楽しみながら、驚きや感動が得られる新たなエンターテインメント体験が楽しめます。

常設型ライブビューイングアリーナ「THE LIVE」は、幅約18メートル・高さ約8メートルの大型LEDビジョンを備えた、常設型ライブビューイングアリーナ施設です。高性能の音響設備が導入され、横浜DeNAベイスターズの試合をはじめ、さまざまなスポーツイベントや音楽ライブの映像を観ながら飲食できる空間が設けられます。

大型LEDビジョンを取り囲むエリアには飲食店とバーカウンターが設置され、ライブビューイングを楽しみながらバラエティ豊かなフードとドリンクを堪能できる、球場やライブ会場とは異なる新しいエンターテインメントの楽しみ方が提供されます。
34の小型店舗が集う飲食ゾーンが誕生
飲食ゾーンには、公募により決定された、全国からの人気店34店舗が出店。地元をはじめ全国の様々なジャンルの味を、ライブ感あふれる空間で楽しむことができます。

「OMO7横浜 by 星野リゾート」
ホテル「OMO7横浜 by 星野リゾート」は、昭和のモダニズム建築として初めて「横浜市認定歴史的建造物」に選ばれ、旧市庁舎行政棟をリノベーションした施設となります。約276室を備えたレガシーホテルとして2026年春に開業予定で、予約は2025年10月から公式サイトで受付開始予定です。

横浜市旧市庁舎街区活用事業の概要
・街区名称: BASEGATE横浜関内
・竣工予定: 2025年12月末
・開業予定: 2026年春
・事業主体: 三井不動産を代表とする8社
・特徴: オフィス、ホテル、商業施設が一体となった大規模ミクストユース型プロジェクト
・アクセス: JR根岸線「関内」駅から徒歩1分、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅から徒歩1分、横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り」駅から徒歩7分

横浜・関内駅前の再開発プロジェクト「BASEGATE横浜関内」は、2026年春の開業に向け、着々と工事が進んでいます。旧横浜市庁舎という歴史的建造物を活かしたホテル「OMO7横浜」をはじめ、ライブビューイング施設や多種多様な飲食店が集まるこの街区は、横浜の新しいランドマークとなるでしょう。歴史と未来が融合する「BASEGATE横浜関内」は、横浜の街に新たな賑わいと感動をもたらしてくれるに違いありません。
(写真:三井不動産、DeNA、PIXTA)
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記事提供元:鉄道チャンネル
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