スター指揮者の兄と、生き別れた弟の出会いを描く「ファンファーレ!ふたつの音」ポスタービジュアル解禁
スター指揮者の兄が生き別れの弟と出会い、その類まれな音楽の才能を後押しする──フランスで3週連続NO.1を獲得し、260万人を動員、各国の映画祭でも高い支持を集めた「ファンファーレ!ふたつの音」が9月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。ポスタービジュアルが解禁となった。
ある日突然、白血病と診断されたスター指揮者のティボ。ドナーを探す中で、自分が養子であること、そして生き別れた弟ジミーの存在を知る。ジミーは、かつては炭鉱で栄えた寂れた町に暮らし、仲間との吹奏楽団が唯一の楽しみ──。育った環境も性格も正反対の二人だが、ティボはジミーに類まれな音楽の才能を見出す。これまでの運命の不公平を正そうと、ティボはジミーを何がなんでも応援することを決意する。その決意は、二人の未来、楽団、そして町の人々の運命をも思いがけない方向へ動かしていく──。

指揮者ティボは、セザール賞に5度ノミネートされたバンジャマン・ラヴェルネ、生き別れた弟ジミーは、ピエール・ロタン。彼らは数か月にわたる猛特訓を経て、劇中、自ら指揮をし、楽器を演奏している。監督は「アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台」のエマニュエル・クールコル。
ベートーヴェンの序曲『エグモント』が流れる中、一緒に指揮の練習をし、ピアノを連弾する2人。この予期せぬ出会いと音楽をきっかけに、2人の未来がどう奏でられていくのかが注目される。
「ファンファーレ!ふたつの音」
監督・脚本:エマニュエル・クールコル
共同脚本:イレーヌ・ミュスカリ
出演:バンジャマン・ラヴェルネ、ピエール・ロタン、サラ・スコ
フランス/2024年/103分/仏語/カラー/5.1ch/原題:En Fanfare/英題:THE MARCHING BAND/日本語字幕:星加久実/字幕監修:前島秀国 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
配給:松竹
© 2024 – AGAT Films & Cie – France 2 Cinéma
記事提供元:キネマ旬報WEB
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