<開かずの金庫>3連発!炭鉱の町に眠っていた"歴史を変えるお宝"とは!?:所さんのそこんトコロ
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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金曜夜8時からは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」【天才ダンボール影絵&遠距離通学&実験器具専門店】を放送。
「テレ東プラス」では、5月30日(金)に放送された「開かずの金庫を開けろ!」をプレイバックします。
【動画】<開かずの金庫>3連発!炭鉱の町に眠っていた"歴史を変えるお宝"とは!?
リポーターのコカドケンタロウ(ロッチ)がやって来たのは、福岡・鞍手町。かつて炭鉱で栄えたこの町の博物館に、開かずの金庫が眠っているそう。

依頼主は、「鞍手町歴史民族博物館」の館長・古後さん。館内には地域の歴史を伝えるさまざまな資料が展示されています。
鞍手町を知る上で最も重要なのが、石炭。この一帯は「筑豊炭田」と呼ばれ、かつては日本最大級の炭鉱地帯として賑わっていました。
炭鉱での仕事は重労働で危険も伴いましたが、賃金が高く、豊かな暮らしを送る人も多かったそう。そんな町の博物館に眠る金庫とあっては、当時の貴重なお宝が入っている可能性も!

開かずの金庫は、なんと小・中・大の3つ。それぞれ置かれていた場所もバラバラで、誰がいつ、何の目的で使っていたのかはまったく分かっていません。
開錠に挑むのは、"無敵の鍵職人"こと玉置恭一。
玉置の見立てでは、小・大サイズの金庫も決して簡単ではなく、中サイズの金庫にいたっては最高難度。果たして、3つすべての金庫を開けることができるのでしょうか。
いよいよ開錠作戦スタート!
最初に取りかかったのは、小さな金庫。ダイヤルと鍵の両方で開く仕組みで、鍵がわざわざ閉められていることから、中に何か大切なものが入っている気配が漂います。
玉置は、わずか2分で鍵を開錠。100万通りもの組み合わせがあるという難関ダイヤルも、あっという間に攻略しました。

金庫の内扉を開けると、紙袋が置かれた戸棚と、2つの引き出しが現れました。

紙袋の中に入っていたのは、かつて町に存在した組合のお金の管理を記録した帳簿。中には、昭和19年の領収証も残されていました。

さらに、組合会長の印鑑や、昭和50年に作成された登記簿、そして何らかの委任状も見つかりました。

上の引き出しは残念ながら空でしたが、下の引き出しには、なんと合計29個ものさまざまな鍵が入っていました。
続いて挑むのは、中サイズの金庫。ところが、実は扉が固まっていただけで、すでに開いていたことが判明! そっと扉を開けてみると…

中に入っていたのは、まさかの園芸用スコップひとつ!
気を取り直して、一番大きな金庫の開錠へ。左右2つのダイヤルと鍵で開く仕組みですが、鍵はすでに開いていたため、残るは高難度のダイヤルだけです。
玉置はここでもその腕を発揮し、左右のダイヤルをわずか数分で攻略! 扉を開けると、中には空っぽの棚と3つの引き出しが並んでいました。
ところが、右上の引き出しに入っていたのは、内扉の取れた金具。左上の引き出しから出てきたのは、金庫とは関係のない取っ手だけでした。残念!

諦め顔の古後さん。最後の引き出しにも何も入っていませんでしたが——ふと金庫の奥に、何やら紙切れのようなものが挟まっているのを発見! 手を伸ばして慎重に取り出します。

確認すると、それは病院の診療券。古後さんによると、炭鉱で働く人々に配られていたもので、当時の労働者の暮らしや福利厚生を知るための、たいへん貴重な資料だそう。
思わぬお宝の発見に、古後さんの表情にも安堵の色が。
炭鉱で栄えた町の記憶を今に伝える、歴史の詰まった金庫開錠となりました。
「テレ東プラス」では、5月30日(金)に放送された「開かずの金庫を開けろ!」をプレイバックします。
【動画】<開かずの金庫>3連発!炭鉱の町に眠っていた"歴史を変えるお宝"とは!?
リポーターのコカドケンタロウ(ロッチ)がやって来たのは、福岡・鞍手町。かつて炭鉱で栄えたこの町の博物館に、開かずの金庫が眠っているそう。

依頼主は、「鞍手町歴史民族博物館」の館長・古後さん。館内には地域の歴史を伝えるさまざまな資料が展示されています。
鞍手町を知る上で最も重要なのが、石炭。この一帯は「筑豊炭田」と呼ばれ、かつては日本最大級の炭鉱地帯として賑わっていました。
炭鉱での仕事は重労働で危険も伴いましたが、賃金が高く、豊かな暮らしを送る人も多かったそう。そんな町の博物館に眠る金庫とあっては、当時の貴重なお宝が入っている可能性も!

開かずの金庫は、なんと小・中・大の3つ。それぞれ置かれていた場所もバラバラで、誰がいつ、何の目的で使っていたのかはまったく分かっていません。
開錠に挑むのは、"無敵の鍵職人"こと玉置恭一。
玉置の見立てでは、小・大サイズの金庫も決して簡単ではなく、中サイズの金庫にいたっては最高難度。果たして、3つすべての金庫を開けることができるのでしょうか。
いよいよ開錠作戦スタート!
最初に取りかかったのは、小さな金庫。ダイヤルと鍵の両方で開く仕組みで、鍵がわざわざ閉められていることから、中に何か大切なものが入っている気配が漂います。
玉置は、わずか2分で鍵を開錠。100万通りもの組み合わせがあるという難関ダイヤルも、あっという間に攻略しました。

金庫の内扉を開けると、紙袋が置かれた戸棚と、2つの引き出しが現れました。

紙袋の中に入っていたのは、かつて町に存在した組合のお金の管理を記録した帳簿。中には、昭和19年の領収証も残されていました。

さらに、組合会長の印鑑や、昭和50年に作成された登記簿、そして何らかの委任状も見つかりました。

上の引き出しは残念ながら空でしたが、下の引き出しには、なんと合計29個ものさまざまな鍵が入っていました。
続いて挑むのは、中サイズの金庫。ところが、実は扉が固まっていただけで、すでに開いていたことが判明! そっと扉を開けてみると…

中に入っていたのは、まさかの園芸用スコップひとつ!
気を取り直して、一番大きな金庫の開錠へ。左右2つのダイヤルと鍵で開く仕組みですが、鍵はすでに開いていたため、残るは高難度のダイヤルだけです。
玉置はここでもその腕を発揮し、左右のダイヤルをわずか数分で攻略! 扉を開けると、中には空っぽの棚と3つの引き出しが並んでいました。
ところが、右上の引き出しに入っていたのは、内扉の取れた金具。左上の引き出しから出てきたのは、金庫とは関係のない取っ手だけでした。残念!

諦め顔の古後さん。最後の引き出しにも何も入っていませんでしたが——ふと金庫の奥に、何やら紙切れのようなものが挟まっているのを発見! 手を伸ばして慎重に取り出します。

確認すると、それは病院の診療券。古後さんによると、炭鉱で働く人々に配られていたもので、当時の労働者の暮らしや福利厚生を知るための、たいへん貴重な資料だそう。
思わぬお宝の発見に、古後さんの表情にも安堵の色が。
炭鉱で栄えた町の記憶を今に伝える、歴史の詰まった金庫開錠となりました。
記事提供元:テレ東プラス
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