パーオン率38.8%で苦戦 渋野日向子は2つのダボで流れつかめず「すごく悔しい最終日でした」
<シェブロン選手権 最終日◇27日◇ザ・クラブatカールトン・ウッズ(米テキサス州)◇6911ヤード・パー72>
渋野日向子は、今季メジャー初戦最終日を「76」と4つ落として終えた。トータル4オーバーでホールアウトすると、大会を中継するWOWOWのインタビューで、「前半はなんとか耐えたけど、後半(10番の)ダボからスタートして、なかなかバーディも取れず流れが悪かった。すごく悔しい最終日でした」と唇を噛んだ。
山下美夢有とのラウンドは、パーオンに失敗し寄らず入らずだった1番のボギーから始まった。しかし、そこから耐えながら、8番パー5のバーディで取り戻した。しかし、キーポイントに挙げた10番でダブルボギー。その後、12番でもダブルボギーを叩くなど、後半「40」と苦しんだ。
「ショットも荒れてる感じではありましたし、パーオン率も少なかった。風もあって余計難しく感じました」。フェアウェイキープ率は85.7%(12/14)、飛距離は261ヤードと、ドライバーは本人も「最後までよく振れていたので今までより飛んでいたとも思う」と認める通り、好調をキープした。しかし、パーオン率は38.8%(7/18)と低調な結果に。こうなるとやはり苦しいゴルフになる。「バーディが少なかったから、上に行こうにも行けない。パッティングも課題」。もどかしい一日になってしまった。
「予選を通れたのはよかったけど、3日目、4日目と伸ばせず上には行けなかった。最低限はクリアできたけど、悔しい4日間でした」。ここから、課題修正に励む。昨年は、この「シェブロン選手権」で、ようやくシーズン初の予選通過を果たし、その後の「全米女子オープン」2位などにつなげた。苦しいラウンドだったが、最終18番はバーディ締め。再び、このテキサスの地を今後へのいいきっかけにしたい。
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