“超”難セッティングで『69』 16歳の飛ばし屋・後藤あいがローアマ獲得「自信になるし、うれしい」
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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<YANMAR HANASAKA Ladies 最終日◇5日◇琵琶湖カントリー倶楽部 琵琶湖・三上コース(滋賀県)◇6395ヤード・パー72>
16歳の新星が“超”難セッティングで輝きを放った。兵庫県・松蔭高2年の後藤あいが最終日に4バーディ・1ボギーの「69」をマーク。トータル4オーバー・6位タイでローアマチュアを獲得した。
優勝スコアは與語優奈のトータルイーブン。アンダーパーが1人も出ないという、まれに見る難条件の中で、注目のアマチュアが堂々のプレーを披露した。前半5番パー3でボギーを叩いたものの、6番からは3連続バーディで一気に盛り返す。8番では残り270ヤードからの2打目をグリーン左のラフに運ぶなど、自慢の打棒が火を吹いた。
最終日に60台を記録したのは、後藤と一ノ瀬優希のわずか2人だけ。「きょうの出来はまあまあです。80点くらい。ドライバーは全部いい感じで当たってくれました」と、初々しい笑顔をのぞかせた。
167センチの体から放たれるビッグドライブは、アマチュア離れしている。ドライバーの平均飛距離はキャリーで250ヤード、平均で260ヤードを誇る。小学5年から石井雄二に師事。門下生にはツアー屈指の飛ばし屋で、通算5勝の穴井詩がいるが、その姉弟子も太鼓判を押す逸材だ。
7日(月)には国内女子ツアー「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」(埼玉県・11日~13日)のマンデートーナメントに挑む。「もう少し伸ばせたと思うけど、難しいコースで60台を出せたことは自信になるし、うれしい」。勢いそのままに予選会を通過し、今度はレギュラーツアーで爪痕を残す。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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