聖地で“おしるこ”が食べたい!老人の爆食姿に憧れ、念願の実食:YOUは何しに日本へ?
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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日本を訪れる外国人たちを、空港で勝手に出迎えアポなしインタビュー!そのまま密着取材を行う「YOUは何しに日本へ?」(月曜夜6時25分)。今回のテーマは、「甘党YOUたちがジャパニーズスイーツにおいスイーツ!SP!」。甘党だらけの95分で、はたしてどんな面白YOUに出会えるのか?
【動画】聖地で“おしるこ”が食べたい!老人の爆食姿に憧れ、念願の実食&きっかけはポッキー!駄菓子屋で爆買い女子
(2024年10月14日放送)
空港で声をかけたのは、アメリカから休暇を過ごしに来たクールなサミュエルさん(当時26歳)。日本で「おしるこ」を食べるのを楽しみにしている。無表情だが、おしるこ話になったとたん、とびきりの笑顔を見せてくれた。
そもそもおしるこを知ったのは、食べ物をテーマにしたコメディー映画『タンポポ』(1985年/伊丹十三監督)を観た時。アメリカでも大ヒットした作品で、象徴的なメニューはオムライスやラーメンだが、おしるこも登場したようだ。
「登場人物が夢中で食べていてスゴく美味しそうだったから、映画と同じ店で食べたいんだ」と憧れ続け、ついにバンド仲間のリアムさんと聖地を目指すことに。一緒に目指したいと申し出ると、快諾してもらえたので密着決定!

数日後、赤坂駅で2人と再会し、レッツおしるこだ~! リアムさんは映画を観ていないが、サミュエルさんが内容を詳しく教えてくれたそう。リアムさんはサミュエルさんのことを、「いつも物静かで怖く見られるけど、たまにかわいい笑顔を見せるし、スゴく優しいやつなんだ」とべた褒めする。
歩いて5分もすると、お目当てのお店に到着。近代的なビルが立ち並ぶ中、そこだけ昔の佇まいのままだ。撮影があるため閉店後にお邪魔し、登場人物が座っていた座敷で同じように座らせてもらう。「映画のシーンを鮮明に思い出すよ」と、サミュエルさんは感無量。

そこに大将の村松幸一さん(当時87歳)と、若旦那の村松豊さん(当時55歳)があいさつに来てくれた。ここ「室町砂場」(赤坂店)は明治2年創業の老舗で、「天ざるそば」「天もりそば」発祥の名店。映画の撮影中も、大将はもちろん店内にいたそうだ。
当時高校生だった若旦那も辺りをウロウロしていたそうで、伊丹監督は神秘的で雰囲気のある方だったと振り返る。サミュエルさんは感激し、「僕は『タンポポ』を観て、どうしてもここに来たかったんです。出てくる料理がどれも本当に美味しそうで、いつか日本に行って食べてみたいと思っていました」と、大興奮!
学生時代からヘヴィメタルとサムライ映画が大好きだったサミュエルさんが、『タンポポ』に出会ったのは3年前。特に衝撃を受けたのは、病で食事制限されている老人が、「鴨南ばん」「天ぷらそば」「おしるこ」を爆食するシーンだった。以前も死にかけたのに、誘惑に負けてまたもや爆食し、再び死にかけるというエグい姿が心に刺さり、「そこまで夢中になるおしるこを、僕も食べてみたい」と、この日を夢見てきた。
そばも一緒に注文するリアムさんに対し、「おしるこで頭がいっぱい」というサミュエルさんは、おしるこ一択だ。

しばらくすると、関東風の濃厚な出汁、甘みがかったそば、小海老と貝柱のかき揚げ…がコラボした最高の「天ぷらそば(2,090円)」が届けられた。
「あ~ウマい、小エビもプリプリだ」と、がっつり味わうリアムさんを眺めていると、サミュエルさんのノドがゴクリと鳴る。

するとリアムさんが気を利かせ、「お前も食べるか?」と聞いてくれたので、少しだけおすそ分けをもらうと、「麺にコシがあってスゴく美味しい」と大満足。「おしるこが届くのを待つ時間も楽しい!」とニッコリした。そして出汁まですべて飲み干すと、ついに…

待望のおしるこ(825円)が到着! 「室町砂場」では、戦前からメニューにあり、今も愛され続ける老舗定番の一品だ。

「さあ、食べよう!」と、赤い器の蓋をオープン。ついに、恋焦がれた念願の甘味をいただく。白い餅をつまんで口にすると、その味わいに「これが餅かぁ、食べたことのない食感だな、美味しい」と目を細めるサミュエルさん。
また、大将のおすすめに従って、添え物「しその実の塩漬け」でお口直ししてからおしるこをいただくと、甘味が強まり、1杯で何度も味変を楽しめると唸る。「一つ一つが互いの味を引き立てている。こんなに奥深く考えられたデザートは生まれて初めて食べたよ」と完食したところで密着は終了。サミュエルさん、リアムさん、また美味しいおしるこを食べに来てね!
【動画】聖地で“おしるこ”が食べたい!老人の爆食姿に憧れ、念願の実食&きっかけはポッキー!駄菓子屋で爆買い女子

空港で声をかけたのは、アメリカから休暇を過ごしに来たクールなサミュエルさん(当時26歳)。日本で「おしるこ」を食べるのを楽しみにしている。無表情だが、おしるこ話になったとたん、とびきりの笑顔を見せてくれた。
そもそもおしるこを知ったのは、食べ物をテーマにしたコメディー映画『タンポポ』(1985年/伊丹十三監督)を観た時。アメリカでも大ヒットした作品で、象徴的なメニューはオムライスやラーメンだが、おしるこも登場したようだ。
「登場人物が夢中で食べていてスゴく美味しそうだったから、映画と同じ店で食べたいんだ」と憧れ続け、ついにバンド仲間のリアムさんと聖地を目指すことに。一緒に目指したいと申し出ると、快諾してもらえたので密着決定!

数日後、赤坂駅で2人と再会し、レッツおしるこだ~! リアムさんは映画を観ていないが、サミュエルさんが内容を詳しく教えてくれたそう。リアムさんはサミュエルさんのことを、「いつも物静かで怖く見られるけど、たまにかわいい笑顔を見せるし、スゴく優しいやつなんだ」とべた褒めする。
歩いて5分もすると、お目当てのお店に到着。近代的なビルが立ち並ぶ中、そこだけ昔の佇まいのままだ。撮影があるため閉店後にお邪魔し、登場人物が座っていた座敷で同じように座らせてもらう。「映画のシーンを鮮明に思い出すよ」と、サミュエルさんは感無量。

そこに大将の村松幸一さん(当時87歳)と、若旦那の村松豊さん(当時55歳)があいさつに来てくれた。ここ「室町砂場」(赤坂店)は明治2年創業の老舗で、「天ざるそば」「天もりそば」発祥の名店。映画の撮影中も、大将はもちろん店内にいたそうだ。
当時高校生だった若旦那も辺りをウロウロしていたそうで、伊丹監督は神秘的で雰囲気のある方だったと振り返る。サミュエルさんは感激し、「僕は『タンポポ』を観て、どうしてもここに来たかったんです。出てくる料理がどれも本当に美味しそうで、いつか日本に行って食べてみたいと思っていました」と、大興奮!
学生時代からヘヴィメタルとサムライ映画が大好きだったサミュエルさんが、『タンポポ』に出会ったのは3年前。特に衝撃を受けたのは、病で食事制限されている老人が、「鴨南ばん」「天ぷらそば」「おしるこ」を爆食するシーンだった。以前も死にかけたのに、誘惑に負けてまたもや爆食し、再び死にかけるというエグい姿が心に刺さり、「そこまで夢中になるおしるこを、僕も食べてみたい」と、この日を夢見てきた。
そばも一緒に注文するリアムさんに対し、「おしるこで頭がいっぱい」というサミュエルさんは、おしるこ一択だ。

しばらくすると、関東風の濃厚な出汁、甘みがかったそば、小海老と貝柱のかき揚げ…がコラボした最高の「天ぷらそば(2,090円)」が届けられた。
「あ~ウマい、小エビもプリプリだ」と、がっつり味わうリアムさんを眺めていると、サミュエルさんのノドがゴクリと鳴る。

するとリアムさんが気を利かせ、「お前も食べるか?」と聞いてくれたので、少しだけおすそ分けをもらうと、「麺にコシがあってスゴく美味しい」と大満足。「おしるこが届くのを待つ時間も楽しい!」とニッコリした。そして出汁まですべて飲み干すと、ついに…

待望のおしるこ(825円)が到着! 「室町砂場」では、戦前からメニューにあり、今も愛され続ける老舗定番の一品だ。

「さあ、食べよう!」と、赤い器の蓋をオープン。ついに、恋焦がれた念願の甘味をいただく。白い餅をつまんで口にすると、その味わいに「これが餅かぁ、食べたことのない食感だな、美味しい」と目を細めるサミュエルさん。
また、大将のおすすめに従って、添え物「しその実の塩漬け」でお口直ししてからおしるこをいただくと、甘味が強まり、1杯で何度も味変を楽しめると唸る。「一つ一つが互いの味を引き立てている。こんなに奥深く考えられたデザートは生まれて初めて食べたよ」と完食したところで密着は終了。サミュエルさん、リアムさん、また美味しいおしるこを食べに来てね!
記事提供元:テレ東プラス
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