2月17日から始まる小松島競輪WTミッドナイトG3　　　新田祐大選手が実力的に抜けた存在

　競輪のウィンチケット（WT）ミッドナイト（Ｇ3）は2月17日から3日間、徳島県の小松島競輪場で行われる。実力的に抜けた存在の新田祐大選手（福島）が中心となる。

　昨年は5度失格するなど、不本意なシーズンを送った。それでも12月の取手F1を制し、いやな流れを断ち切って一年を締めくくった。史上4人目のグランドスラマー（G1全制覇）であり、強引なレース運びさえなければ、取りこぼす可能性は少ない。

　これに続くのは鈴木竜士選手（東京）か。力強いまくりを持ち味に、競走得点は出場メンバー中の3位と高く、佐藤礼文選手（茨城）らとの連携で新田選手に迫る。徳島勢は島川将貴選手、久田裕也選手、復調気配の太田竜馬選手らが地元の意地を見せる。

　九州勢では実績十分の中川誠一郎選手（熊本）のほか、デビュー2年目の20歳、阿部英斗選手（福岡）も面白い存在だ。

※2月14日現在の出場予定選手に基づく記事です