勝みなみ、痛恨の“ドライバー間違い”も2アンダー発進「だいぶ頑張った」
<スタンダード・ポートランドクラシック 初日◇14日◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6497ヤード・パー72>
2週前の海外メジャー「AIGオープン」(全英)で、米ツアー自己ベストの2位に入った勝みなみ。今週は思わぬアクシデントに見舞われながらも、5バーディ・3ボギーの「70」で回り、2アンダー・46位タイ発進となった。
1番からスタートし、4番から2連続ボギー。特にチャンスホールの5番パー5でのスコアロスは痛かった。「ロングホールでボギーがきたので、ちょっとへこんだ」と振り返る。それでも7番から2連続バーディ、9番でもスコアを伸ばし、前半は1アンダーで折り返し。後半も「取れるホール」で着実にスコアを伸ばし、アンダーパーでまとめた。
今週の“アクシデント”はドライバーに関するものだった。先週は日本に帰国して調整を行い、日曜に渡米。しかし、誤って「以前使っていたドライバー」を持ってきてしまったという。「自分が悪いのでしょうがないんですけど、『やっちゃったな…』と思いました」と肩を落とす。
「前のドライバーがあまり良くなくて、今週は、シャフトは同じだけど新しく作ってもらったヘッドだった。やっぱり違和感があって、練習から曲がっていたので怖かった」。ティショットでは「恐る恐る」打つ場面も多かったが、「だいぶ頑張ったかな」とアンダーパー発進に一定の手応えを見せた。
グリーンは「奇麗だけど、切れるホールと切れないホールの差が大きく、読みづらかった」と話す。一方で、16番パー3では納得のティショットを放ち、バーディを奪った17番では「少しダフったけど、押せたので距離がしっかり出た。あの辺からいいショットが打てたと思う」と終盤でリズムをつかんだ。
「もう少し伸ばせたな…という悔しさもあるので、修正したい。ここはバーディ合戦のコース。しっかりスコアを伸ばして、上位で予選通過できるように頑張りたい」。2日目以降はビッグスコアでのジャンプアップを狙う。
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