にじさんじVTuberの盗撮騒動でYAB EntertainMentが謝罪と報告 YAB氏は事後に辞任予定
にじさんじ所属VTuberの盗撮騒動をめぐり、9月22日、合同会社YAB EntertainMentが公式Xを通じて謝罪と報告をおこないました。
YAB EntertainMentが「ご報告」
「ご報告」と題する文章で、同社は「改めまして、この度は弊社代表であるYABこと籔中利樹が多大なるご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません」と謝罪。現在も弁護士や警察の指導を通じて対応を続けているとし、「お伝えできる部分に限り、ご報告させていただきます」と綴りました。
問題となったLINEのやり取りは、同社の設立以前の出来事と判明したとのこと。同社の業務執行役員である坂本マニ真二郎氏は、当時別の個人事業主として活動しており、今回の件に無関係であるとました。
LINEの内容については「事実とは異なる報道がされている」ことが確認されたとのこと。具体的に何が異なるのかは示されていませんが、事実と異なる報道に関する今後の対応については「関係各所に配慮しつつ、担当弁護士とも相談の上、引き続き検討して参ります」とされています。
データ削除は証拠隠滅ではない
2日に同社が発表した謝罪声明には「弊社代表はデータ、メディアは全て既に消去しております」との報告があり、ユーザーからは「証拠隠滅したって報告ですか?」「隠蔽工作した事を堂々と言うのエグすぎる」といった非難が噴出していました。
今回の投稿では、これについて「言葉が足らず誤解を招いてしまっていた」と弁明。LINEの画像データなどは、LINEの仕様により保存期限が切れているため、サムネイルだけが確認できる状態であると説明しました。また、YAB氏自身が容量の関係でデータを過去に削除している上、スマートフォンを機種変更しており、「過去のデータを復元することが難しい状態」であることから、「全て既に消去」と報告したとのこと。証拠隠滅のために削除したものではないとしています。
YAB氏は代表を辞任する予定
YAB氏は、この件の対応が終わり次第、代表社員兼業務執行役員を辞任する予定とのこと。同社の今後の活動については、「関係各所に配慮しつつ、担当弁護士とも相談の上、今後の状況を踏まえて検討して参ります」としています。また、所属ライバーについては、同社との契約を終了することになったとしています。
3日に坂本マニ真二郎氏が投稿した謝罪声明では、YAB EntertainMent社の登記地が坂本氏スタジオ兼自宅になっていることから、ここに対して殺害予告や落書きなどの被害があったと報告されていました。今回の投稿でも、迷惑行為をやめるよう呼びかけられており、不審者が映った防犯カメラの映像をその都度警察に提出しているとの報告がありました。
この投稿後、坂本氏は自身のXを更新。謝罪の言葉を綴るとともに、「今件の世間への影響の大きさから、本日付けで坂本マニ真二郎(ヘットフィールド師匠)は引退します」と発表。また、YAB EntertainMent社に所属する「小春」(登録者数15万人)も活動を発表しています。
弊社代表YABの件についてのご報告 pic.twitter.com/hPtqP4fvZ5
— YAB EntertainMent(ワイエービーエンターテインメント) (@YEM_info) September 22, 2024
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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