球界屈指のエンターテイナー・川﨑宗則。「冗談だろ」と友人が驚いた中学時代の驚きの行動とは......『NumberTV』#18

『NumberTV』#18

NTTドコモの映像配信サービス「Lemino（レミノ）」では、さまざまなジャンルのトップアスリートを招き、彼らの競技人生における「最大の挫折」の真実に迫る『NumberTV』を配信している。その時何を感じ、どう壁を乗り越えたのか。選手本人が当時の写真と向き合いながら、復活までの道のりを明かす本格ドキュメンタリーだ。#18では、プロ野球選手・川﨑宗則の挫折と苦悩に迫る。

「川﨑なしじゃ厳しい」友人らの必死の説得で野球部に入部するが……

日本球界屈指の人気選手であり、稀代のエンターテイナーとしても愛される川﨑宗則。幼少期から大好きだった野球に打ち込み、小学生で所属していた重富少年野球クラブが全国大会に出場。そのメンバーのほぼ全員が揃って重富中学校に進学し全国制覇を目指すが、キャプテンだった川﨑はここで驚きの行動に。仮入部したのはまさかのクラブで、当時の出来事を小学校からの親友である村原貞芳が語ってくれた。

バスケットボール部に入部した川﨑に対し、「冗談だろと最初は思ってましたけどね」と話す村原。何故バスケを選んだのか川﨑に問うと「バスケが大好きだったから」といい、当時スラムダンクが流行っており、ミッチー（三井寿）の人間模様や3ポイントシューターに惹かれたのだと明かした。

好奇心旺盛で、当時から独特の世界観を持っていた川﨑。その行動はたびたびチームメイトを驚かせていたという。村原いわく、何度も優勝してきた重富少年野球クラブのメンバーはこのまま中学校に上がれば「強いチームが作れるんじゃないか」と期待していたといい、川﨑はその中でも常に中心にいた人物だったため、「川﨑なしじゃ厳しいだろうな」と当時の心境を語った。

友人たちの粘り強い説得によりなんとか野球部への入部を決めた川﨑だったが、「野球になんか集中してません」という川﨑。このとき野球に割いていたのは20〜30%だといい、80%は「バンドとか友達関係」に注力していたと当時を振り返った。しかしその後、川﨑の人生そのものを変えてしまうほどの衝撃的な出会いが訪れる……。

【制作・編集：All About編集部】