漫画家・小田原ドラゴンが語る「輸入車取材の現場」【連載第32回】
イチオシスト

小田原ドラゴン(おだわら・どらごん) 1970年生まれ、兵庫県出身。『僕はスノーボードに行きたいのか?』でヤンマガ月間新人漫画賞奨励賞を受賞。『コギャル寿司』で第47回文藝春秋漫画賞受賞。代表作に『おやすみなさい。』『チェリーナイツ』『ぼくと三本足のちょんぴー』『今夜は車内でおやすみなさい。』など。週プレNEWSオリジナル漫画『堀田エボリューション』のデジタルコミック第2巻の発売は3月18日(木)
2024年9月、集英社「週プレNEWS」で連載が始まった小田原ドラゴンの新作漫画『堀田エボリューション』。フィクション作品としては実に9年ぶりとなる待望の新作です。では、この奇才・小田原ドラゴンは、どのような歩みを経て『堀田エボリューション』にたどり着いたのか――。その創作の舞台裏をじっくり紐解いていきます。
連載第32回は、高級輸入車を取材したお話です。
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漫画家の小田原ドラゴンです。
『堀田エボリューション』第2巻(YJCレーベル/集英社)の発売が、いよいよ3月18日(水)に迫ってきました。すでにオンライン書店では予約が始まっているので、よろしければぜひ。今回の表紙はランボルギーニ佐々木。いい表紙だと評判です。

『堀田エボリューション』(©小田原ドラゴン/集英社)第2巻の表紙も描きおろし
堀田に関して言うと、一話完結型ではなく「コミックで読んだときの流れ」を常に意識して描いているので、ぜひ単行本でまとめて読んでもらえるとうれしいですね。
さて、そんな『堀田エボリューション』の執筆と並行して、週刊プレイボーイ本誌では"不定期連載"の「小田原ドラゴンのクルマ探しの旅」も続けています。タイトルのとおり、僕の次の愛車を探す企画です。
最新回では、神奈川県の大磯ロングビーチで行われた JAIA(日本自動車輸入組合)主催の報道向け試乗会に参加してきました。海風が強く、2月ということもあって肌を刺すような寒さでしたが、潮の香りが心地よかったですね。
会場にはなんと62台もの輸入車が集結。僕は朝から夕方までかけて、8台を乗り比べしてきました。ポルシェ、メルセデス・ベンツ、シボレー・コルベットなど、普段触れない高級車ばかり。コルベットはV8サウンドが近所迷惑になりそうなレベルで迫力満点でした。

試乗できなかった輸入車も丁寧にチェックしていた小田原先生
時間の関係で乗れなかった車種もありましたが、ひととおり"観賞"はしてきました。それにしてもお値段が突き抜けていて、普通に家が買えるレベル。
とはいえ、ふだんは机に向かって漫画を描いてばかりなので、こうしたイベントに参加するだけでいい刺激になります。ただ、今回ひとつ痛感したことがありました。

ポルシェタイカンの試乗に出る小田原先生は、「乗り込むだけで運動ですね」とボヤいた
ポルシェのEV「タイカン・ターボGT」に乗せてもらったのですが、まず運転席に座った瞬間、体が悲鳴を上げまして(笑)。座面がとにかく低く、ポジションがタイトで、恥ずかしながら足がつってしまいました。その様子を見て、担当編集者がゲラゲラ笑っていたのは言うまでもありません。
ちなみにこのクルマ、価格は3000万円オーバー。スポーツカーらしい鋭い加速と、EV特有の静かさが両立している"化け物みたいなクルマ"なんですが、こういうクルマを買える人が世の中にはいるんだなと。

『堀田エボリューション』の公式アンバサダーである実演販売士・ジャンプ中澤さんと、相棒のポン太(ぬいぐるみ)も参戦
今回の取材には、『堀田エボリューション』の公式アンバサダーである実演販売士・ジャンプ中澤さんと、相棒のポン太(ぬいぐるみ)も同行。相変わらず絡みづらさは健在でしたが(笑)、おかげで賑やかな取材になりました。この記事は週プレNEWSで読めますので、見逃した方はぜひチェックしてください。
またこういう試乗会にはぜひ参加したいですが......どうやら僕の体は、スポーツカーのシートにはついていけないようで(笑)。次はもう少し"体に優しいクルマ"を探してみようと思っています。
《つづく》
小田原ドラゴン『堀田エボリューション』(集英社)は毎月第2/第4土曜日に更新
撮影/山本佳吾
記事提供元:週プレNEWS
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