見やすさの違いに驚き!レッドレンザーの登山向けヘッドライト厳選12モデル
登山で使いたいレッドレンザーのおすすめヘッドライト12アイテムを厳選。軽さに特化した最新モデルから、高機能な最強モデルまで、違いや用途をわかりやすく解説します。
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イチオシスト
アイキャッチ画像撮影:筆者
世界70カ国以上で販売される「レッドレンザー」

レッドレンザーは1993年にドイツのゾーリンゲンで設立され、「光」一筋で20年以上の歴史を持つブランドです。
電球を使ったライトが主流だった時代に、LEDを光源としたライトを開発して大ヒット。アウトドア用途はもちろん、作業灯、投光器、ランタンなど、幅広い製品ラインナップで、様々な分野のプロフェッショナルからも信頼を得ているブランドです。
ココがすごい!レッドレンザーのライトを知る4つのポイント
そんなレッドレンザーの特徴を4つのポイントから見ていきましょう。
レッドレンザーの特徴
①均一でムラがない!見やすさ抜群の光
レッドレンザーの特徴は、明るく、かつ見やすさにこだわった照射性能です。
特に「アドバンスフォーカスシステム」もしくは「デジタルアドバンスフォーカスシステム」と呼ばれる機能は、スポットライトのようなムラなく均質な光を放つレッドレンザーの代名詞。

上の写真は同じくらいのルーメン数の一般的なライト(左)と、アドバンスフォーカスシステムを搭載したレッドレンザーのライト「MH5」(右)を比較した画像です。一般的なライト(左)は中心部分に光が集まり周囲は暗くなっていますが、レッドレンザーのライト(右)は均質に照らしていることがわかります。

足元を照らした際も同様で、一般的なライト(左)は一部が強く照らされているのに対し、周囲は暗め。一方でレッドレンザーのライト(右)は、中心の明るさこそ劣りますが、広い範囲を均質的に照らすことができています。
一般的なライトは光のムラがあり周辺が暗くなりがちですが、レッドレンザーの均質な光なら暗い山道でもリスクを見落とさず、安全な歩行をサポートしてくれるんです。

光のフォーカスを絞ることでより遠くをスポットライト的に照らすことも可能。遠くの見通しを確認したいときに便利な機能です。
絞りによる変化については下記の画像を参考にしてみてください。


懸念ポイントとしては、均質な光の「外」では明るさが落ちてしまうこと。もう少し光が拡散する光のほうが好み、ということであれば、上記性能を搭載していない「NEOシリーズ」や「HFシリーズ」など、他のモデルを検討してみましょう。
②十分な防塵性・防水性

防水性・防塵性ともに高いモデルが多く、今回ご紹介するモデルもすべてIP54以上。つまりあらゆる方向からの直接の水流や、1mm以上の固形物が入らない性能を持っています。
登山では十分な防塵性と、大雨でも問題なく使える防水性が求められますが、レッドレンザーならハードな山の環境でも心配なく利用できます。
③「充電式」「乾電池併用」など選べる電源方式

マグネット式でパチっとはめるだけのタイプや、乾電池と併用タイプまで、様々な電源タイプが用意されているのも嬉しいポイント。電池で使いたい人から、充電式で繰り返し使いたい人まで、その人の好みやスタイルに合わせて選ぶことも可能です。
④ハードな使用に応える長期保証

レッドレンザーでは、オンラインユーザー登録によりほぼ全ての製品を7年保証してくれます。買い替え機会が少ないヘッドライトでは、この長期保証は非常に心強いですね。
レッドレンザーのヘッドライトの選び方
数あるレッドレンザーのライトを選ぶ際に次の2つポイントで考えると選びやすくなります。
1つ目が用途に合わせた「明るさ」×「持続時間」。2つ目が登山向けの3シリーズの各特徴です。
それぞれ詳しく説明していきます!
【ポイント①】用途に合わせて「明るさ」×「持続時間」で選ぼう
ヘッドライトをメインで使いたい用途やシーンをイメージし、それに必要な明るさや持続時間を把握します。グループでの日帰り登山であればそこまでの明るさ・持続時間は必要ありませんが、山小屋やテント泊登山、夜間行動の長い登山であれば、それ相応のスペックが必要になります。
下記の表から、どこに当てはまるかを考えてみましょう。
もちろん「メインで使うのはグループでの日帰り登山だけれども、宿泊登山・長い夜間行動でも使いそう」という場合であれば、1つ2つ上の明るさと持続時間のライトを選んでも問題なし。
ただ基本的に明るさ・持続時間に比例して、重く・大きくなっていきます。どのくらいまで許容できるかはザックの容量や体力などを踏まえて検討していきましょう。
【ポイント②】登山向け3シリーズの各特徴から選ぼう
もう1つのポイントは、登山向けの3つのシリーズをベースに、それぞれの特徴から選んでいくこと。例えばMHシリーズは充電池・乾電池両方で使えるハイブリットさを持ち、HFシリーズは完全防水の特徴を持っています。
ご自身のスタイルからどんな特徴のシリーズから選ぶと良さそうか検討してみましょう。
【用途別】レッドレンザーの登山向けヘッドライト
ここからは3つの用途に分けて、それぞれおすすめのレッドレンザーのヘッドライトをご紹介します。
グループでの日帰り登山・メインライトのサブ向け【軽量性重視】
NEO1Rレッドレンザー

39gと圧倒的軽さをもちつつ、150ルーメンで3時間、ブーストモードでは250ルーメンと十分な明るさも持ったアイテム。軽量なため頭につけていても疲れません。
赤色灯やヘッド部分の角度調整、マグネット式充電ケーブルなど、使い勝手もよい機能も多数搭載。グループでの日帰り登山、メインライトの予備としても携帯しやすいアイテムです。
NEO3レッドレンザー

乾電池派の方には嬉しい、単四電池3本で使えるヘッドライトです。後ろに電池パック、前にライトがあるためバランスが良く、着用の負担を軽減してくれます。認識灯の役割をする赤色のバックランプ付きのため、安全確保が必要なナイトラン、自転車などでも使いやすいアイテムです。
日帰り〜山小屋・テント泊登山向け【スタンダードタイプ】
MH4レッドレンザー

登山ショップで最も見かけるモデルの一つ。コンパクトながら400ルーメンで4時間使い続けることができるヘッドライトです。専用充電池と単3アルカリ電池の使用が可能。
アドバンスフォーカスシステムにより、ワイドビームからスポットビームまで瞬時に切り替えが可能なモデルです。メインの白色LEDに加え、サブの赤色LEDでナイトビジョンとしても使えます。
MH5レッドレンザー

性能はMH4と全く同じで、カラーがブラック/グレーなのがMH5。実は、MH4は元々展開されていたMH5のカラーバリエーションとして誕生しましたが、現在MH4はブラックの単色カラーのみになってしまいました。完全なブラック単色でないほうが好みの方は、MH5を選ぶとよいでしょう。
HF4R Coreレッドレンザー

72gと軽量でありながら最大500ルーメンで照らすことができ、更には完全防水と高いスペックを持ったライト。軽量であるため身につけていても疲れません。夜間の視界を保護する赤色灯モードも搭載されています。300lmであると2.5hほどの照射となるため、泊りがけよりもグループでの日帰り登山などで使いやすいアイテムです。
NEO5Rレッドレンザー

ブーストモードで600ルーメンの高出力を実現し、300ルーメンで4時間照射が可能なヘッドライト。前後のバランスが計算されているため、長時間身につけていてもストレスを感じにくい設計です。ヘッドバンド自体が反射素材で、後ろにはバックランプを搭載しており、夜間での使用も可能です。
夜間行動の長い登山向け【明るさ&持続時間重視】
MH7レッドレンザー
最大600ルーメンの明るいヘッドライト。139gと同社製品の中ではやや重めですが400ルーメンで7時間照射することもでき、夜間行動の長い登山でも安心です。充電池以外にも市販のアルカリ単3形乾電池2本でも使用が可能。 メインの白色LEDに加え、サブの赤色LEDでナイトビジョンとしても使えます。
MH8レッドレンザー

基本性能はMH7と同じで、異なるのはライトの色の種類。MH8は白色灯、赤色灯に加え、青色灯と緑色灯も搭載しているモデルです。
緑色は動物に配慮した色と言われており、野生動物の観察や犬の散歩などにおすすめ。青色は暗い場所で強くはっきり見えるため、自分の存在をアピールしたい場合に活用できます。また、赤い色に青い光を当てると真っ黒に見えるため、怪我をした時の出血確認にも役立ちます。
HF6R Coreレッドレンザー

ブーストモードで800ルーメンの明るさとIP68の高い防水性を持ちながら、重さは126gに抑えた高スペックヘッドライト。250ルーメンで6時間利用可能なため、長時間の夜間登山にも対応可能です。ワンタッチで照射範囲を調整できるデジタルアドバンスフォーカス・夜間に使いやすい赤色灯も搭載されています。
HF8R Coreレッドレンザー

明るさを自動的に調整してくれる「アダプティブライトビームテクノロジー」を搭載したヘッドライト。遠くを照らしたときは高光量、手元を照らしたときは明るすぎないように調節してくれるイメージです。ハンズフリーで調整してくれるため、登山はもちろん、釣りやキャンプなど、両手を開けたいときに特に活躍します。
明るさは最大1600ルーメンと超高出力でIP68の高い防水性。さらに、アプリでリモートコントロールも可能な高機能モデルです。
HF8R Core RGBレッドレンザー

性能はHF8R Coreと変わらず、赤、緑、青のフロントライトが追加されたモデル。カモフラ柄のバンドも採用されています。
NEO9Rレッドレンザー

最大1200ルーメンの超高輝度と、200ルーメンで12時間の長時間点灯を実現したNEOシリーズ最上位モデル。5,000mAhの専用強力バッテリーは予備バッテリ―へ瞬時に交換が可能なため、長時間の夜間行動でも心配なし。暗い夜間に安心をもたらします。登山はもちろん、長時間のナイトトレイルランでも活躍してくれるモデルです。
ちなみにHFシリーズに関しては、さらに機能性がアップした公式サイト限定モデル「Signature」もあるので、気になる方は是非チェックしてみてください。
公式販売サイト「Signature」モデルはこちらレッドレンザーのヘッドライトで安全&安心登山を

以上、レッドレンザーのヘッドライトの特徴と、登山におすすめのモデルを紹介してきました。たくさんモデルがあって迷ってしまいそうですが、実はそれぞれの特徴が立っていて、選びやすいアイテムでもあるんです。是非自分の用途に合ったモデルを見つけて、安全な山行を楽しんでみてください!
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