石川遼は『66』で挽回 来週の米予選会へ収穫も「マインドセットが勉強になった」
イチオシスト
<カシオワールドオープン 最終日◇30日◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知県)◇7375ヤード・パー72>
「すごくいいラウンドができました」。大会冠スポンサーのカシオと所属契約を結ぶ石川遼は、3日目に「75」を叩き64位まで後退したが、最終日にツアー通算20勝の底力を見せた。
この日は“裏街道”からのスタートだった。出だしの10番パー5では236ヤードの2打目を17メートルに乗せ、1パットで沈めてイーグル奪取。ティイングエリアまで響く大歓声をギャラリーから引き出した。その後も流れを切らさずに、1イーグル・5バーディ・1ボギーの「66」をマーク。トータル6アンダー・48位タイに順位を上げ、国内での自身最終戦を終えた。
「すごくいい流れでゴルフが出来ている時も、それはそれで気をつけなきゃいけないこともある。それをしっかり意識してできた。うまくいかない時に耐えたりすることが今年は多かったんですけど、いい流れでプレーをしている時のマインドセットがきょうはすごく勉強になりました」
石川にとって今週は節目の国内ツアー300試合目。「スコアや順位を気にするのは仕方ないけど、それよりも自分のやるべきことをしっかりできたと思う。ノンプレッシャーだったわけじゃないし、いいスタートを朝から切れたことはあまりないので、その時の心理状態などをしっかりコントロールするいい練習になった」と、来週の米国男子ツアー出場権をかけた予選会(12月2~5日)に向けて、実りの多い一日となった。
あとは現地で最終調整に励むのみだ。「グリーンやバンカー、アプローチなどをしっかり調整して、いい状態に持っていきたい。万全に仕上げたいと思います」と意気込む。
この日のスタート前、練習グリーンでは現在賞金ランキング1位で、米ツアー最終予選会(12月11~14日)に出場予定の金子駆大と握手を交わす姿もあった。賞金王争いへ向けたエールでもあり、ファイナルステージでの再会を誓う一幕にも映った。(文・高木彩音)
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