初めて買うルアーは「ダイソーの5gスプーン」で決まり! コスパ高い&しっかり釣れる

初めて買うルアーは「ダイソーの5gスプーン」で決まり! コスパ高い&しっかり釣れる">
スプーンは万能ルアー 写真を見たあなたは「こんなペラペラの金属板で釣れるの?」と、訝しく思ったことだろう。ルアーといえば魚の形を模したプラスチック製の、いわゆる「プラグ」が一般的だ。それは否定しない。 …
イチオシスト
ルアー釣りを始めたいけど、ルアーの種類が多すぎてどれを使えばいいかわからない。そんなあなたに筆者が勧めるのは…なんと、100円ショップでおなじみのダイソーのスプーン5gだ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・田中優丞)


スプーンは万能ルアー
写真を見たあなたは「こんなペラペラの金属板で釣れるの?」と、訝しく思ったことだろう。ルアーといえば魚の形を模したプラスチック製の、いわゆる「プラグ」が一般的だ。それは否定しない。だが、魚はキラキラ、ヒラヒラした物によく反応する。その両方の要素を持ち合わせたのがスプーンだ。
5gが扱いやすい(提供:TSURINEWSライター・田中優丞)
スプーンの特徴
また、スプーンはすべての棚を探れるだけでなく、アクションひとつで他のさまざまなルアーの代用にもなる万能ルアーだ。
例えば水面を跳ねさせればトップウォーターとして、底まで沈めてシェイクやズル引きすればワームとしても使える。そしてなんといっても圧倒的な飛距離。海釣りは飛距離が物を言う。
メタルジグほどではないが、スプーンもよく飛ぶ。投げた瞬間に勢いよくカッ飛んでいく様は、じつに爽快だ。
ただ巻くだけでOK!
着底してから巻くだけ、ただそれだけでいい。巻けば勝手に浮き上がるから心配いらない。ダイソーのスプーンは水をよく受け止めるため、巻いた瞬間にフワッと浮き上がる。スプーンがヒラヒラと泳ぐ速さで巻こう。
リフト&フォールなど、フォール中に食わせるのがスプーン本来の釣り方だが、ダイソースプーンはただ巻きでも十分釣れる。というより、筆者はほとんどただ巻きでしかヒットしたことがない。ズル引きにならない程度にゆっくり巻いて、底を這わせるのもオススメだ。ウネウネと生命感あふれるアクションを魅せてくれる。
ただ巻きで釣れたハゼ(提供:TSURINEWSライター・田中優丞)
高級魚クエも釣れる(提供:TSURINEWSライター・田中優丞)
100円だから強気に攻められる
100円ルアー最大の強みである価格。釣具屋のルアーを見ればわかるが、1個1000円以上するのは当たり前だ。2000円を超える物だって珍しくない。スプーンはルアーのなかでも安価だが、それでも500円はするだろう。それが100円で買えてしまうのだから驚きだ。
このコスト上の圧倒的優位性により、本来ならキャストをためらうような根掛かり地帯でも、果敢に攻められるわけだ。ガンガン投げて、ガンガン根掛かりさせて、ガンガン腕を上げよう。
超根掛かり地帯で仕留めたキビレ(提供:TSURINEWSライター・田中優丞)
おすすめのタックル
ロッドはアジ・メバルロッドの7ft程度が扱いやすいだろう。ダイソーにも210cmのルアーロッドがあるにはあるが、ルアーウェイトが7〜14gと非常に狭く、感度にも少々難がある。
ただ巻きやズル引きに絞るなら問題ないが、リフト&フォール系のアクションには不向きと言える。ラインは安物のナイロン2号直結で十分だ。PEラインやらショックリーダーやらは、初心者には少々ハードルが高い。ナイロン2号直結なら簡単な上、なにより安上がりだ。
500m550円のナイロンライン(提供:TSURINEWSライター・田中優丞)
番数は2500番であればキャスト時のライントラブルが少なくて済む。3000番でもいい。2000番以下はキャスト時の姿勢や力加減が身についていないと、すぐに道糸が絡むため、初心者にはお勧めできない。
ダイソーの他ルアーも
いかがだっただろうか。ダイソーは、多くの高コスパルアーを日夜輩出している。まずはスプーンを使ってみて、飽きてきたら他のルアーも試してみるのもいいだろう。
まだまだいろんなルアーがあるぞ!(提供:TSURINEWSライター・田中優丞)
<田中優丞/TSURINEWSライター>
記事提供元:TSURINEWS
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