小泉孝太郎「収穫が大きかった」俳優・MCとして多忙を極めた1年を振り返る:世界!職人ワゴン
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イチオシ編集部 旬ニュース担当
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12月30日(火)夜5時55分からは「世界!職人ワゴン★ニッポンの技で世界遺産&消防署&教室のない学校を修理!」を放送!
今回は、初の4時間SP! オーストリア・チェコ・スロバキア・ルーマニアの4カ国に向かい、ニッポンが誇る職人の優れた技術で海外の人たちを救います!
▼ 街全体が世界遺産!チェコの消防署からSOS大改造で出動時間を短縮
▼ オーストリア極寒の岩塩坑の休憩室…暖房を効きやすくさせる驚きの魔法
▼ 17世紀の教会を驚きの大改修
「テレ東プラス」は、番組ストーリーテラーを務める小泉孝太郎を取材。2025年、俳優そしてMC業で多忙を極めた小泉に、番組の魅力はもちろん、近況についても話を聞いた。
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「世界一」と誇れるのは、技の奥にある日本人の“心意気”と“真心”
――今回の「世界!職人ワゴン」は、第10弾ということで、初の4時間スペシャルになります。
「すごいですよね。でも元々、それだけのボリュームでもいける見応えがある番組なんですよ。むしろ4時間見たいぐらいで、もしも次に2時間となったら、少なく感じてしまうかもしれない(笑) 。
今回も、我々がなかなか行けないような国が登場しますし、そういう国で職人の皆さんが奮闘する姿に、目頭が熱くなるというか…。4時間じっくりお届けできるので、本当に嬉しいです」
―――改めて、番組の魅力をどこに感じていますか。
「やはり、職人さんの心意気ですよね。日本人であるからこそ持っている“心”というのかな。それが熟練の技を通して感じられるから、“素敵な番組だな”と、見ている側も誇らしい気持ちになるんでしょうね。同じ日本人として。
僕には、職人さんたちのような技もないし、もちろん修理もできないけど、番組を見ていて誇らしい気持ちになるのは、ただの技術だけじゃない何かを感じるからでしょうね。
そもそも、わざわざ遠い国に行ってまで修理をする…それだけでもありえないことだと思うんですよ。心意気や真心がないとできない。
さらに現地で適した材料がなかったとしても、皆さん“これくらいでいいだろう”とか、絶対に妥協しないじゃないですか。
現地の方も、日本の職人さんが全力で向き合う姿に感動するだろうし、見ている側には、その姿こそが美しく映る。
例えば、出来上がったものを見て、現地の子どもたちが大喜びしますよね。ああいう姿を見ると、きっと職人さんの中では、苦労も全て吹き飛んでしまうのかなと。職人さんたちの魂や思いは、現地の方たちの心の中に一生を宿り続けて、忘れないでいてくれるんだろうなと思います。人間の美しく崇高な部分や純粋な部分が垣間見られる、素晴らしい番組です」
――孝太郎さんの中でも、改めて“直して使うことの良さや素晴らしさ”について考えさせられる瞬間がありますか。
「大切なことだと思いますよ、ずっと使い続けるということは。バッグや靴にしても、修理に出してまた使ってということを繰り返していくと、大きな愛着が湧くじゃないですか。
ずっと履き続ける、使い続けるって、自分の中でも何かしらの心地良さがあるからそういう行動になると思うんですよ。例えば思い出とか…」
――番組に登場する職人技の数々はもちろんですが、改めて、ジャパンクオリティーの良さをどのあたりに感じますか。
「この番組もそうですが、海外に行くと一発で分かりますよね。もちろん外国にも素晴らしい技術はたくさんありますが、個人的には、全てにおいて“日本が世界一”だと思っています。食やモノはもちろん、心遣いや精神性の高さというのかな。そんな部分も、日本人が世界に誇れるところだと思います。ぜひ、番組を見て再確認していただきたいですね」
番組MCを通して再発見「日本は広くて奥が深い」
――今年も俳優として、MCとして大活躍の1年でしたが、振り返っていかがでしょう。
「バラエティに多く出演させていただきましたが、収穫が大きかったですね。この1カ月だけでも、京都の下鴨神社、明治神宮、伊勢神宮…2025年のお正月に放送された番組では出雲大社とかね。ロケもたくさん行かせていただき、やはりそこには、バラエティでしか見られない景色がたくさんありました。
『たくさんバラエティに出ているよね!』と、周りの皆さんが楽しんで見てくださるのもうれしいですし、何よりヒロミさんや石原良純さん、高嶋ちさ子さんといった素晴らしい方々との“プラスの出会い”をいただけたことが財産です。人生は自分の意思だけではなく、導かれることもあると思っているので」
――俳優業とはまた違うバラエティの面白さを感じていますか?
「感じますね。以前は“俳優8、バラエティ2”くらいの比重でしたが、去年くらいからマネージャーと、『逆にしてみても面白いんじゃない?』と話していて。『求めてくださる方がいるなら、バラエティも積極的にやっていこう』と。人生は一度きりですから。僕は、お芝居もバラエティもどちらも同じように楽しめるタイプなので、たぶん性に合っているんでしょうね」
――番組MCを通じて、新しく発見したことは?
「共演者の皆さんはもちろん、日本には魅力あふれる人がたくさんいて、“人って面白い”と感じた1年でした。バラエティ番組で、人の才能や魅力に触れるのが純粋に面白いんですよ。
そして、日本という国は狭いようでいて、実は広くて奥が深くて素敵な国だということを、さまざまな番組を通して実感しました。『職人ワゴン』はもちろん、『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』(日本テレビ系)のような番組で道を極めた方々にお会いすると、日本という国がより愛おしく思える。一つ一つの仕事を、しっかりと味わって噛みしめた1年でした」
――BSテレ東では、念願のゴルフ番組「孝太郎の爽快ゴルフバトル!」もスタートしました。
「本当にゴルフの世界が好きなんです。もちろんアマチュアなので、自分を追い込んでストイックに練習するというのではなく、ただただ壮大なゴルフ場を歩いているだけで楽しい。僕にとってゴルフは、犬の散歩と同じ感覚なんですよ(笑)。ずっと『いつかゴルフ番組を持ちたい』と口にしていたので、念願がかなってうれしいです」
――「将来は、ゴルフ場に住みたい」ともおっしゃっていましたよね(笑)。
「そうですね。いつか、赤ちゃんからお年寄りまで楽しめる、テーマパークのようなゴルフ場をつくりたい。ゴルフをしない人が泊まりに来てもいい、世界にはまだないような場所。5年、10年経って、芸能のお仕事を続けながら、そんな場所に関われたら素敵だなと思っています」
――2026年はどのような年にしたいですか?
「実は、新年の抱負を決めるのが苦手なんですよ(笑)。芸能界は、求められなくなったら終わりですから。だからいつも、行き先を決めずに港を出て、潮の流れや風の強さを読みながら“どっちへ漂ってみようか、2026年はどんな大航海になるのかな?”という感じで。たどり着いた先はどんな町か分からないけど、そこに身を委ねてみようと思っています」
――2026年、孝太郎さんは年男(午年)でもありますよね。
「そうなんですよ! 2025年の最後は、馬をテーマにしたドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)に出演させていただいて、実は2026年の元日には、(武)豊さんとお仕事を……。2026年は、馬と縁があるスタートになるかもしれません。自分の干支である“馬”を感じながら、流れに身を任せて毎日を楽しみたいですね」
【小泉孝太郎 プロフィール】
1978年7月10日生まれ。神奈川県出身。主演シリーズ「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~」(テレ東系)、「ブラックペアン」(TBS系)、「フィクサー」(WOWOW)、「船橋署刑事課・香山亮介シリーズ」(テレ東) 、「スタンドUPスタート」(フジテレビ系)、「下剋上球児」(TBS系)、「失踪人捜索班 消えた真実」(テレ東系)、「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)など、多数出演。
「よじごじDays」(テレ東)、「オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます」(日本テレビ系)、「プラチナファミリー」(テレ朝系)、日本探求アカデミックバラエティ「火曜の良純孝太郎」(テレ朝系)にも出演している。
【番組内容】
「オーストリア いにしえから村を支えてきた岩塩坑」
音楽と芸術の国オーストリアの中部にある村アルトアウスゼー。
この地域は古代ローマ時代から岩塩の採掘地として知られ、今でも国内最大規模の岩塩坑で採掘が続けられている。
そんな歴史ある岩塩坑に、あまりに酷寒で使いづらく作業員が誰も寄りつかない休憩所が。
村人たちの暮らしと命をつないできた岩塩坑で働く人々のため、修理に挑む!
「チェコ・プラハ 世界で最も美しい街からのSOS」
世界で唯一、街全体が世界遺産に登録されているプラハ。
プラハ城や修道院など、時代を超えて建築の美が息づくこの街は、まさに「建物の博物館」。
そんな街の安全を守る、小さな消防署からSOSが届いた。
狭すぎるガレージ。
車体ギリギリの天井と壁に阻まれ、出動までに時間がかかってしまう。
命を救う「1秒」を削り出すために日本の宮大工、左官職人、家具職人が立ち上がる。
「スロバキア 建物全てが木で造られた木造教会」
1993年に独立した小さな国スロバキア東部に位置する小さな町ケジュマロク。この地が誇る「木造教会の中で最も美しい」と称される教会から修理の依頼。
信者が座る椅子はグラグラして危険。2階の聖歌隊席は床などの傷みが激しく、立ち入り禁止になっているため、今では聖なる歌声をこの空間に響かせることが出来ない。
木のスペシャリストである日本の職人たちが木造教会を修理!
“東欧のパリ”と呼ばれる美しい国、ルーマニア。
過去にブラン城・老人ホーム・川の水をつかった伝統の洗濯機など様々なものを修理してきた職人たち!
今回は、職人たちのたっての希望で2023年に小学校に放置されていた廃バスを子どもたちの学び舎へと生まれ変わらせたテレガ村へ。
すると、村の子供達を救った職人たちに村人が悩む新たな修理依頼が!
生活に必須で村人の足となる馬車とルーマニア伝統の地下収納庫に挑む。
記事提供元:テレ東プラス
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