クソゲー配信者・からすまA、異例の映画レビューで細田守監督の最新作を酷評 「全然説得力がない」

イチオシスト
11月27日、ゲーム実況者の「からすまA」(登録者数113万人)が「話題作のはずが着席率5%以下!?果てしなくスカスカとまで言われた映画をレビュー【細田守/果てしなきスカーレット】」と題する動画を公開ました。
細田守監督の最新作 酷評する声が続出
11月21日に上映がスタートした『果てしなきスカーレット』。これまでに『サマーウォーズ』『時をかける少女』といった人気作品を生み出した細田守監督の新作とあって、注目が高まっていました。
ところが公開後、SNSで上では「主人公のスカーレットが陣内智則のコントくらい自分の心情を全部喋っていくので笑ってしまう。果てしないのはスカーレットのトークスキルや」「お話として映画としてやっちゃダメなこと全部やり切ってる。エンタメとして観客を楽しませる気を全く感じない。やばい、終わってる、本当にイカれてる」など、酷評の声が続出。劇中のミュージカルシーンについても「つまらないを通し越して気まずいに到達した」「憎しみを継承しない、どこかの世代で赦す話で現代社会に通づるテーマなんですが、インド映画のごとく急に踊り出すのは流石に笑う」といった声が上がっています。
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「全然説得力がない」「脚本が結構ガバい」
からすまAは、いわゆる「クソゲー」を専門に実況、レビューしているYouTuberです。今回の動画は普段と異なり、『果てしなきスカーレット』のレビュー動画となっています。
動画でからすまAは、細田監督の前作『竜とそばかすの姫』を見たときから「ストーリーの出来があまりにも酷いと感じた」「昨今の細田守作品への疑問がピークに達していた」と語ります。そんな中で、最新作の公開直後の着席率が「5%以下」であることやレビューがあまりにも低いことを耳にし、「ピークに達した疑問を解消するために観に行くしかない」と考えて映画館で鑑賞したとのこと。結果、「レビュー動画をあげたくなるくらいの内容」だったため、異例の映画レビュー動画を投稿したと語ります。
※動画内では内容について具体的に言及していましたが、ここではネタバレを避けるため概要だけを書いています。
映画の前半はテンポもよく、ストーリーの流れも自然であるため「全然見れました」と語るからすまA。映像演出やキャラクターデザイン、主人公の設定も良かったといいます。
一方、本作品の悪い点を挙げていくと「キリがない」とコメント。映画で伝えたいテーマが複数に分散しており、「漠然としたテーマを薄く伝え続けるんで全然説得力がない」と酷評します。
その後も「脚本が結構ガバい」と指摘。各場面でキャラクターが登場する経緯が省略されていたり、主人公キャラ以外の作り込みが甘いとし、戦闘シーンのカメラワークが引いた画角になっており「もったいない」とコメントします。その戦闘シーンも「そんなんで勝てんの?」という場面の連続で「緊張感がない」と語ります。
そして、一部ではシェイクスピアの『ハムレット』を見てから鑑賞するべきとの声が上がっていることにも言及。その場合は「そういうマーケティングをするべき」と指摘し、「この規模の上映館数と上映ホール」でそれをするのは「個人的には違うなと思っちゃいます」と語っています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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