異世界って若者だけじゃない? 70代でも半数以上が認知、驚きの浸透度
イチオシスト
アニメやマンガ、ライトノベルといったストーリー性のあるコンテンツで人気の高い「異世界」モノ。ファンタジーの世界観で異世界モノが一般的となっている今、このワードは実際どれほど世間に浸透しているのだろうか。株式会社ニッセンは、自社が運営するリサーチ専用サイト「ニッセンリサーチ」にて、2,933人を対象に「架空の世界についてのアンケート」を実施。「異世界」というワードを知ったキッカケや知っている年代、ニッセンの進行する「異世界」がテーマのプロジェクトなどについて紹介していく。

「異世界」というワードは70代でも半数以上が認知

今回の調査結果から、異世界というワードの認知度を尋ねたところ「知っている」という回答は68%に上ることが明らかになった。年代別で見てみると、どの年代でも認知度は50%を超えており、70代のシニア世代でも58.9%が「知っている」と判明。異世界がどれほどエンタメとして一般化しているかがうかがえる結果に。

どこで異世界というワードを知ったかについても回答を見てみると、「アニメ」「マンガ」が4割を超え、小説やライトノベルがそれに続いた。

異世界と聞いてイメージするものについて尋ねたところ、「ファンタジー」「魔法」「転生」が6割以上と多かった。異世界モノは一般的な常識を覆せるほか、理想の世界を作り出せることから、人気が高いと考えられる。
異世界作品が好きな人は半数を超える

異世界作品が好きかについて回答を見てみると、半数以上が「好き」と回答する結果となった。異世界は非現実的なジャンルだからこそ、多くの人にワクワク感や癒し、ときめきを与えていると考えられる。今後も新たな異世界作品が誕生していくことに期待したい。

ニッセンは、こうした異世界作品の人気を捉え、現実と空想の境界を超える新企画「異世界プロジェクト」を始動。ニッセン公式Xアカウントの運用担当者が『猫フィールの技術で他の生物も再現してほしい』と投稿したところ、大きな反響を呼び、プロジェクト立ち上げの火種となった。テーマは、北欧神話に登場する巨大な魔獣「フェンリル」だ。毛並みの質感や毛色を再現するために、動物園に通って狼を研究し、猫フィールとはまったく異なる「狼フィール」が誕生。さらに狼フィールをもとにした「フェンリルフィールサンプル」も作成中だ。「異世界プロジェクト」から生まれた初のプロダクトは、2025年12月中旬ごろの発売を予定しているという。
出典:【株式会社ニッセン(ニッセンリサーチ)】
※サムネイル画像は(Image:「株式会社ニッセン」公式サイトより引用)
記事提供元:スマホライフPLUS
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