ビクトル・ペレズがフランス人初のLIV移籍 米ツアーから撤退へ
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イチオシスト
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イチオシ編集部 旬ニュース担当
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DPワールド(欧州)ツアー3勝のビクトル・ペレズ(フランス)が、米PGAツアーの出場権維持をかけた最終戦を前に撤退し、サウジ支援のLIVゴルフ入りを決断した。フランス人選手としてLIV参戦は初となる。
33歳のペレズは、今週ジョージア州のシーアイランドGCで開催される米ツアー「ザ・RSMクラシック」にエントリーしていたが、開幕直前に欠場を発表。その直後、2026年シーズンからLIVのクリークスGCに加入することが明らかになった。
世界ランキング122位のペレズは、PGAツアー秋シリーズのポイントランク108位に位置し、来季のフル出場権を得るためには今週の試合でトップ100入りが必要だった。LIV移籍によって“出場禁止措置”が適用され、今後の米ツアー出場は不可能となる。
ペレズはDPワールドツアーで通算3勝。そのうち直近の勝利は2023年アブダビ大会で、今季のPGAツアーでは6月の「RBCカナディアンオープン」で記録した9位タイが最高成績だった。
クリークスGCのキャプテンを務めるマーティン・カイマー(ドイツ)は、「ビクターをメンバーとして迎え入れることができ、大変うれしく思っている。LIVがゴルフ界に革新をもたらしている中、私たちはより強力なチームを構築することができる」とペレズを歓迎した。
ペレズは「LIVゴルフの革新性とエネルギーがリーグを前へ進めている。その勢いの一員になれることが楽しみだ」とコメント。2月のリヤド(サウジアラビア)大会でLIVデビューを迎える予定だ。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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