沖磯でのロックフィッシュゲームで30cm級アカハタ【西伊豆】ブッコミでは定番のウツボも登場

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沖磯の魅力と楽しみ方 沖磯は季節事に様々な魚種が狙えたり釣り方もルアーだったり餌釣りだったり楽しみ方が沢山ある大変魅力的な場所です。そんな沖磯は年に一度行けるかどうかの私にとっては最高の釣り場で、行く …
イチオシスト
西伊豆の沖磯にルアー&ブッコミ釣りに出かけた筆者。狙い通りのアカハタと、想定外の?ウツボをキャッチした模様をお届けします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・岩浅健太郎)


沖磯の魅力と楽しみ方
沖磯は季節事に様々な魚種が狙えたり釣り方もルアーだったり餌釣りだったり楽しみ方が沢山ある大変魅力的な場所です。そんな沖磯は年に一度行けるかどうかの私にとっては最高の釣り場で、行くからには全力で楽しみたい!
欲張りスタイル
何を釣ろうか?どう楽しもうか?と色々考え、今回私はルアーでアカハタ狙いをメインにエギングとショアジギングさらに餌でブッコミ釣りをすることにしました。
沖磯釣行のタックル
狙う魚種も増えれば当然道具も増え荷物も増える為併用できる道具を選ぶことにしました。
MHのベイトバスロッドにPE2号を巻いたベイトリールを、ロックフィッシュ狙いとブッコミ釣りに。そして、MLの硬さの8フィートスピニングパックロッドにPE1号を巻いた2500番のスピニングリールで、エギングとショアジギングをすることにしました。
もちろんフローティングベストとスパイクブーツは必須です。
磯ぶっ込みタックル(提供:TSURINEWSライター・岩浅健太郎)
沖磯に渡る
この日の釣行は11人と大所帯!そのため、数グループに別れて渡船することに。私は同行者2人と共に磯に渡ります。渡船開始は5:30。まだ薄暗いなか10分程で目的の磯に到着です。皆で協力しながら荷物の受け渡しを行います。
磯のなるべく中央に荷物を置いて、まずは磯の危険個所や全体の地形と潮の流れや狙うポイントを把握するために磯歩きをしてからタックル準備します。ちなみに、沖磯は携帯電波が届かなく圏外になることも有るので、もしもの時のために携帯の電波確認もしたほうが良いと思います。
渡船のようす(提供:TSURINEWSライター・岩浅健太郎)
ロックゲームからスタート
一通り把握が終わりロックフィッシュタックルとエギングタックルの準備をして先ずはメインのアカハタを狙うことにします。同じ磯に上がった赤松君はロックフィッシュ狙い、下里君はエギングと各々すでに釣りを始めているようです。
私は準備に時間がかかり、2人に遅れること10分後にようやく釣り開始。ルアーは静ヘッド16グラムにバディーワークスフラッグたぬき4インチサクラグローをチョイス。
まずは足元から探りますが、異常なし。次に遠投して沖の沈み根を狙いますが、こちらも異常なし。扇状に広くキャストしていきますが、魚からの反応は無く根掛かり多発でルアーをロスト。
リグを変えて30cm級アカハタ
早くも心が折れそうになっていると、ロックフィッシュ狙いの赤松君がアカハタをゲットしたとのこと。気合を入れ直します。ヒットルアーは、赤のクロー系ワームのテキサスリグだというので、すぐに真似をします。
アカハタを仕留めた釣友(提供:TSURINEWSライター・岩浅健太郎)
24gの静ヘッドに赤いグラブ系ワームに変更して、沖に向かって遠投。テンションフォールで着底させると、「ゴンっ」とアタリ。60m程沖でヒットしました。根に潜られないようゴリ巻きで魚をいなし、30cm級アカハタを私もゲットすることができました!
アカハタをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・岩浅健太郎)
エギングに転戦
時合いかと思いましたが、その後は反応無し。そこで、エギングタックルに持ち替えます。実はエギングは初めて。同行者にエギの動かし方や当たりの取り方などを教わりながら、見様見真似でやってみます。難しいけど楽しいです。
並んで釣りをしている同行者のエギにアオリイカの噛跡が。俄然やる気が出ます。見えるアオリイカを目視で狙いますが、私が未熟なためかエギには見向きもせず……。
ブッコミ釣り開始直後にアタリ到来
休憩後、今回どうしてもやってみたかったブッコミ釣りをすることに。磯にピトンを打ち込みロックフィッシュタックルのリーダーに三又サルカンをつけます。
針は丸セイゴ13号に、重りはナス重り25号の捨て重り仕掛けに、サバの切り身をつけて足下に落とし込みます。竿先に鈴を付けて待つこと10秒で鈴が鳴ります。大きいサバ餌を付けているため、食い込むまで待ちます。
この時間がたまらなく楽しい!大きく鈴が鳴ったので合わせますが、ハリスから切られていてウツボの仕業だと確信しています。
待望のウツボをキャッチ!
どうしてもウツボを釣ってみたい衝動にかられて、仕掛けに工夫をします。ウレタンチューブにハリスを通し針のチモトを強化。
4回目の投入でついに大きく鈴が鳴りロッドが大きくしなります。大きく合わせると魚がヒット。ドラグを出しながらゴリ巻きすると狙い通りのウツボをキャッチ。磯に上げると仕掛けに絡みつきヘビの様にとぐろを巻き暴れます。
抵抗しているうちに針からはずれて写真撮影する前に海に帰っていってしまいました。ウツボの塩焼きは美味しいと聞いていたので、少し残念です。
再びロックフィッシュゲームに戻りますがその後の状況は厳しく、3時の磯あがりの時間まで皆で釣り談義に花を咲かせながらなんとかカサゴを追釣してこの日の釣行が終わりました。
釣友もアカハタをキャッチしていた(提供:TSURINEWSライター・岩浅健太郎)
釣果グルメに舌鼓
翌日、アカハタとカサゴを塩焼きにすることにしました。カサゴは身が淡泊でアッサリしていて美味しかったです。アカハタはというと身がプルプルで味が濃くて最高です。嫁さんと伊豆の地ビールで乾杯し美味しく堪能しました。
<岩浅健太郎/TSURINEWSライター>
記事提供元:TSURINEWS
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