VTuber、二次創作をネタにした動画で炎上 出演した複数のVTuberが謝罪する事態に

イチオシスト
VTuberが二次創作をネタにする動画を出して炎上し謝罪しました。
作者に無許可で二次創作を動画内で取り上げて炎上 動画は非公開に
動画を投稿したのは女性VTuberの「やしろあい」(登録者数4万人)。Twitchでの雑談やゲーム配信を中心に活動しています。
やしろは10月27日、自身のYouTubeチャンネルにVTuber事務所「最強無敵連合」に所属する「ニキ【すごいイケメン】」(同57万人)、「キルシュトルテ」(同43万人)、「弐十(にと)」(同7万人)、「シード」(同6万人)「はとね」(同3万人)とのコラボ動画を公開。この中で、「アニメのサブタイトルか同人作品かを見抜け」という企画で二次創作を動画のネタとして扱いました。
現在は非公開となっているためどのように扱ったのかは不明ですが、実在する二次創作の作品名を挙げていたようです。動画内では「ファンから怒られん?これ」「変なとこ敵に回さん?」などと出演者たちから炎上を危惧する一幕があり、実際に視聴者からも批判の声が続出することになりました。
炎上状態となり、やしろは28日までに動画を非公開としました。同日やしろはXを更新し、「昨日公開いたしました動画につきまして、さまざまなご意見をいただきましたため、現在は非公開とさせていただいております」と報告。「今後は企画内容をより丁寧に練り、皆さまに一層楽しんでいただける動画をお届けできるよう努めてまいります」などと綴りました。その後、他の出演していたVTuberたちもそれぞれのXで謝罪コメントを投稿しました。
動画の中で炎上を危惧する出演者に対し、やしろは「大丈夫、私が全部責任背負うから」などと自信ありげにコメントしていました。そのためか、X上では「なぜ謝罪はしないんですか…?」「ごめんなさいが入れられないなら、もっと早く声明出して欲しかったな」「動画内で弐十くんが『これ炎上しない?』って確認してるのにそれをネタと受け取ったのか『全責任は私がとります』って言って責任とれてないですよね」「全責任負うとか言ってたのはどの口だよ」などと指摘が続出していました。
【動画の非公開について】
昨日公開いたしました動画につきまして、さまざまなご意見をいただきましたため、現在は非公開とさせていただいております。
今後は企画内容をより丁寧に練り、皆さまに一層楽しんでいただける動画をお届けできるよう努めてまいります。…— やしろあい (@yashiro_ai) October 27, 2025
生配信で謝罪も依然批判の声が
そして28日夜、やしろはYouTubeで生配信を実施。「私の軽率な判断と知識不足で多方面の方々にご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪しました。
作者に対しては自ら直接謝罪の連絡を入れる予定だと説明。出演していた他のVTuberには一切の責任はないとし、彼らにはすでに謝罪済みだと報告しました。動画で言及していた「全部責任背負う」については、作者への謝罪が誠意になるのではと述べています。そして、「今後はこのようなことがないように、一層配慮を持って活動していきたいと思います」と述べ、今後の活動については「またXにてご報告させていただきます」としました。
コメント欄には「二次創作やってる人は自分達がやってることが公式に見つからないように配慮してやってるのになんでわざわざ引っ張り出すようなことするのかな…」「同人誌の作者の方にどうやって謝罪するんだろう?」などと厳しい声が寄せられています。また、配信でスーパーチャット(投げ銭)がオフにされていなかったことから「謝罪で集金は流石に草 もはや叩く気すら起きん」「これ収益化するのがめつすぎる」「謝罪動画でスパチャ切らないって、全く反省してないし反省する気もないだろうな 」とさらなる批判の声も一部からは上がっています。
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記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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