準決勝はシングルス×2+フォアサム 無敗の米国と激突する日本…対戦カードは?
イチオシスト
<ハンファ・ライフプラス・インターナショナルクラウン 3日目◇25日◇ニューコリアCC(韓国)◇6525ヤード・パー72>
7カ国+世界選抜の計8チームによる国別対抗戦は、プールステージ(予選)が終了した。日本は大逆転でプールBを2位通過。準決勝はプールAを5勝1分の“負けなし”で1位突破した米国と戦うことが決まった。プールB・1位の世界選抜はプールA・2位のオーストラリアと戦う。
最終日の午前中に行われる準決勝は、シングルス2試合、フォアサム(1つのボールを交互に打つ)1試合の計3マッチで対決。先に2マッチを制したチームが勝利となる。午後には同じフォーマットで決勝、3位決定戦が行われる。
対戦カードが発表され、シングルスでは竹田VSエンジェル・イン、山下VSヤーリミ・ノーが激突。ダブルスは古江&西郷VSリリア・ヴ&ローレン・コフリンになった。
キャプテンの古江は「チームで相談した。フォアサムは誰(がプレーして)も、その難しさは変わらない。できるだけ調子のいい人にシングルスにいってもらう」と意図について説明した。
フォアボール(それぞれがプレーしていい方のスコアを採用する)で行われた予選では、初日、2日目で竹田&山下が1勝1分、西郷&古江が2敗だった。そして3日目は、「気分転換もあって。ベストな状態じゃないのをヘルプしていただく…という考えで、とりあえずシャッフル。何か違うことをやってみようかな」と竹田&古江、山下&西郷にペアを変更。この起用がハマり、準決勝進出につながった。
第1シードの米国と第2シードの日本が、準決勝で対決。山下は米国チームについて「3日間を通してほぼ勝っていて、調子は本当にいいと思う」と話すが、迎え撃つ準備は整っている。「(日本)チームもそんなに調子は悪くない。『絶対に勝つ』という強い気持ちでひとりひとりプレーして、ポイントを取れるように頑張りたい」と意気込む。
同じくシングルスをプレーする竹田も、「自分のベストを尽くしてチームに貢献したい」と気合いを入れる。相手はツアー屈指の飛ばし屋インだが、精度の高いショット力も生かしながらチャンスにつけていきたい。
ダブルスでプレーする西郷は、古江と息を合わせていく。普段から同じブリヂストンを使用しているふたりだけに、フォアサムとの相性も良さそうだ。「きょうまでとは違ったプレー内容になると思う。簡単にバーディが出るようにはならないので、大きなミスをしないようにしたいし、取れるホールは取りに行きたい」と力を込めた。最強ジャパンの大活躍に期待したい。(文・笠井あかり)
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