渋野日向子は「74」で44位に後退 初日に続いてボギーの8番に「ホント、今週で一番嫌いなホール」
イチオシスト
<NOBUTA GROUP マスターズGC レディース 3日目◇25日◇マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6562ヤード・パー72>
インから出た朝イチの10番パー4で、渋野日向子はいきなりつまずいた。ティショットを右に曲げ、2打目、3打目はバンカーを渡り歩いて4オン2パットのダブルボギー。そこからは我慢が続いた。
「耐えるゴルフが多かった。やっとチャンスについた15、16番も入ってくれなかった。1番も1.5メートルを外したし、流れを変えられなかったですね」
待望の初バーディは15ホール目の6番パー4。「4メートルくらいかな。やっと入った」のバーディパットを沈めて、ひと息ついたが、今週の“鬼門”のようなホールになっている8番パー5でボギーが来て、「74」のトータル1オーバー。初日が「71」で、2日目は「72」と右肩下がりの3日間にため息をついた。
「8番はティショットはまあまあだったけど、セカンドがまた剛ラフに入っちゃって、3打目がグリーン右のバンカーにいって、もったいないボギーでした。気持ち悪い感じはないんですけど、初日は3パットのボギーで、昨日もパーオンできなかった。ホント、今週で一番嫌いなホールです」
フェアウェイキープ率は2日目と同じ57.1%(8/14)。ティショットをラフに入れるホールが多かったが、「そのラフがけっこう深いところが多く、なんかついていない一日だった。まあ、フェアウェイに置ければいい話なんですけどね」と自嘲気味に笑った。
米ツアーから一時帰国しての日本ツアー4連戦の3試合目も残り1日。「気持ちよく終わりたい。パッテイングは昨日の後半よりもすごくよくなってきたと思いたいので、う~ん、思っているので、バーディにつなげられるようにしたいです」。パット数は29→27→26とラウンドを重ねるごとによくなっている。
この日のギャラリー数は“渋野効果”で昨年の3日目に比べて約1400人増の4092人。輝く有終の“しぶこスマイル”をファンは待っている。(文・臼杵孝志)
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