にじさんじ卒業発表の奈羅花が生配信で経緯を説明 「ストーカーや病気が直接的理由ではない」と強調
10月20日、にじさんじ所属のVTuber「奈羅花」(登録者数46万人)が「にじさんじを卒業することになりました!※切り抜き禁止」と題したライブ配信を実施しました。
11月6日をもって卒業を発表
奈羅花は2019年12月、「ましろ」(登録者数56万人)、「来栖夏芽」(同25万人)とともに「まななつ」としてデビューしたVTuberで、主にゲーム配信やASMR配信といった活動をしています。
20日、にじさんじは公式Xにて、奈羅花が今年11月6日をもって卒業することを発表。奈羅花も自身のXを更新し、「最後までみんなと楽しく思い出を積み上げたいと思ってるので、よろしくお願いします!」と呼びかけました。
関連記事
・にじさんじ、奈羅花の卒業を発表
同日、奈羅花はライブ配信を実施し卒業発表に関して言及。自身が躁うつ病であることは公表しているものの、勢いで決めたのではなく運営との話し合いの末に決めたことだ説明。卒業までの期間が短いのは、「卒業発表した状態で長い期間配信するのがつらいから」と伝えました。
にじさんじに所属する他のVTuberにも卒業を明かせなかったという奈羅花。事前に伝えられたのは4人程度だったとのことです。
卒業理由について事実と異なる憶測が飛び交うことを避けるため、奈羅花は「結婚ではございません!妊娠でもございません!出産でもございません!!」と強く否定。また、「VTuberだからという理由で推しのライブやイベントで関係者席に座っていたために身バレした」といった憶測も「全部自分で当ててます」と否定しました。
ストーカー被害にも遭っていた
卒業の理由の「全てではない」としつつ、ストーカー被害にも遭っていたと話す奈羅花。仕事に関連する人物からストーカー行為に遭い、自宅に押しかけられたことは事実だと明言しました。警察を通じて対処したため、現在は落ち着いた状態とのことです。
当時、にじさんじのスプラトゥーン大会の時期が重なり、マネージャーの警察への付き添い対応などがスムーズにいかなかったそう。しかしこれは会社の伝達システムの問題だとして、「にじさんじが悪いわけでは本当にない」と強調。ストーカー被害や躁うつ病が卒業の直接的な理由ではないことも強く訴えました。
卒業発表後、数多くのVTuberからメッセージをもらっているらしく、「すごい楽しいライバー生活だったなと思ってます」とこれまでの活動を振り返りました。一方で卒業の決断は「悔しいし、うまく言葉にできない感情ではある」と心境を打ち明けています。
卒業までの2週間は「今までやってきたことをやりたい」と話す奈羅花。多くの人からコラボなどを誘われているらしく、「予定が許す限りいろんなところでいろんなものをやらせて頂けたらと思ってます」として、最後に「配信できる限りやろうとは思ってるので、皆さんもお付き合いいただけたらなと思います」と呼びかけ、ライブ配信を締めくくりました。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。