中国ドラマ『致命遊戯』第1話|ゲームの仮想空間に入り込んだプログラマー、漢服を装う男と遭遇。生死をさまよう難関への挑戦が今始まる

中国ドラマ『致命遊戯』が映像配信サービス「Lemino(レミノ)」で配信中。凌久時はVRゲームのプログラマーで人並外れた聴力の持ち主。ある日、会社を辞めた彼は偶然、「霊境」という謎のゲームを手に入れる。「霊境」はプレイヤーが次々と謎の死を遂げることから国内では発売禁止となっているいわく付きのゲームだった。凌久時は突如「霊境」の世界へと入り込んでしまう。扉の向こうは雪が降りしきる荒野で、凌久時の前には1頭の巨狼が。その時聞こえたある声が凌久時を導き、最後は声の主が巨狼を仕留め…。
凌久時(ホアン・ジュンジエ)、ゲームの世界で、偽名の阮白潔(シア・ジーグアン)と名乗る男に救われる
凌久時(ホアン・ジュンジエ)は、遊技場でゲームに夢中になっていた。ゲームが終わり、「ウソだろう」と凌久時。遊技場の店長は「見てみろ。大どんでん返しの悪魔だな。連続1000勝が断たれた」と言い、凌久時は再度ゲームを始めようとするが、デモ版のためうまく接続できない。凌久時がゲームの名前をたずねると、店長は「翻訳すると“霊境”だな。国内じゃ販売してない」と返答。凌久時が「正規版は入手できない?」と聞くと、店長は「買いかぶり過ぎだ。実はこれにハマり過ぎると幻覚を見て、お陀仏になることも。気味が悪いだろ」と言う。しかし凌久時は、「VRゲームのプログラマーとしてはリアルだから研究してみたい」と言い、正規版の入手を店長に強引に依頼した。
遊技場を後にすると、凌久時のスマホが鳴る。突然会社を辞めたことを非難し、心配する友達からの電話だった。その後、凌久時が帰宅すると、「発送元は秘密」と書かれた郵送物が届いた。中には“扉の世界へようこそ”と記されたゲームが入っていた。凌久時は早速ゲームを試したが、これもデモ版のようだった。
その後、凌久時が夜道を歩いていると、路上で不思議な扉を目にする。車の往来も構わず、吸い込まれるように扉に向かったため、車にはねられてしまった。足を引きずりながらも帰宅し、洗面所でケガをした右手を洗っていたそのとき、自分の姿が鏡に映らなかった。恐ろしくなり扉を開けると突如”霊境”の世界へと入り込んでしまう。たくさんの扉の中からひとつの扉を開けると、ゲームの世界と同じように銀世界が広がっており、突然巨狼が襲いかかってきた。巨狼から逃げる凌久時。その光景を遠巻きながら眺めていた男が「やはり、聴力は群を抜く」と凌久時に感心した。その男は凌久時に逃げる方向などを指示。その男が巨狼を仕留め、凌久時は一命をとりとめた。
男は自らを阮白潔(シア・ジーグアン)と名乗る。2人が雪道を歩いていると、頑強そうな男に遭遇した。阮白潔は凌久時に、ケガをしたことは伏せろと忠告。その男は「(名前は)熊漆でいい。扉は3度目だ」と告げた。3人が歩みを進めると、灯がともされた宿に到着した。
宿の扉から女が出てきて、中に入るよう促す。そこには、囲炉裏があり複数の人がいた。熊漆は「認めたくないだろうが、このゲームは普通じゃない。ケガしたり、死んだりすれば、現実でも命が危うくなる。脅しじゃないぞ。新入りに説明してやるのは、親切心ではなく、邪魔されては困るからだ。いいか、生きて出たけりゃ扉と鍵を見つけろ」と言った。恐怖に耐えられなくなったヘルメットをかぶった男が外に飛び出すと、井戸から恐ろし気な人影のようなものが見えて―。
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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