PCはわずか1%…ネット利用は“スマホ一強”に!シニアもスマホでネットが常識化
インターネットの利用が当たり前となった時代だが、実際にどれくらいの人が利用しているのだろうか。また、どのようなコミュニケーションツールを使ってインターネットを活用しているのだろうか。今回は、インターネットの利用環境に関する調査結果を紹介しよう。

日常的なインターネット利用は「スマホのみ」が53%

LINEヤフーは、2025年4月、15歳~79歳の男女1,192人を対象にインターネット利用環境に関する調査を実施した。日常的なインターネットの利用環境について尋ねたところ、「スマホ」と回答した人が全体の90%に達した。一方、「PC」と回答した割合は39%にとどまり、全体の半分にも満たなかった。また、「スマホのみ」と回答した人が最多で53%となり、インターネット利用は「スマホ」が中心であることが明らかになった。1人1台スマホを持つのが当たり前となった現代において、インターネットの利用はスマホが主流になっていると言えそうだ。
そのほか、「スマホ+PC」と回答した人は38%で、「PC」と回答した人の多くがスマホと併用していることがうかがえる結果となった。
「スマホのみ」のネット利用、女性が男性を上回る

直近3年間の「スマホ・PC アクティブなネット利用者の推移〈男女別〉」を見てみると、全体としては「スマホのみ」の利用者と「スマホ+PC」併用者の割合に大きな変化はなく、ほぼ横ばいで推移していることがわかった。しかし、男女別に見ると、女性の「スマホのみ」利用の割合は6割と、男性より約20ポイント高くなっており、スマホ中心の傾向が強いようだ。一方で、男性は「スマホのみ」と「スマホ+PC」併用の割合が拮抗しており、利用スタイルに大きな偏りは見られなかった。

さらに、「スマホによるアクティブなネット利用者の推移〈年代別〉」を確認すると、10代〜50代ではスマホによるインターネット利用率が常に95%以上と、高水準を維持。LINEヤフーによると、60代以上のシニア層でもスマホ利用が増加傾向にあり、特に70代は2022年10月と比較して伸び率が大きいという。スマホでのネット利用に慣れた世代がそのまま年を重ねていることで、シニア層のスマホ利用率が着実に伸びていると考えられる。
インターネット利用者の9割がスマホを活用しており、特に女性の方がスマホ利用の割合が高いことがわかったが、今後もこの傾向は続き、さらにスマホ中心の利用が進むと予想される。
出典:【LINEヤフー株式会社】
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)
記事提供元:スマホライフPLUS
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