アンパンマンの浮き輪で琵琶湖横断 下ネタ系YouTuberの過酷な挑戦が話題 「普通に泣いた」「かっこよすぎ」
9月10日、下ネタ系YouTuberの「動あり」(登録者数84万人)が「アンパンマンの浮き輪でびわ湖を横断してみた」を公開しました。
琵琶湖一周企画が話題に
下ネタ系YouTuberとして知られる動ありですが、乗用玩具のアンパンマンカーに乗っての琵琶湖一周や、アンパンマンの玩具の釣り竿やテントでのサバイバルなど、過酷な企画にも挑戦してきました。
アンパンマンカーに乗っての琵琶湖一周150キロを回った企画では、耐久力が証明されたためか、アマゾンでアンパンマンカーがベストセラーになるといった意外な展開もありました。
今回はアンパンマンの子ども用浮き輪での琵琶湖横断に、琵琶湖一周にも参加した「びわ湖くん」(同65万人)とともに挑戦します。
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琵琶湖を横断
撮影にあたっては、常にライフジャケットを着用。貸し切った漁船2台を常に併走させ、船には救助係を配置。助っ人として水泳の全国大会出場経験者が参加、警察署に事前に届け出を提出し許可を取得、といった安全対策も十分におこなっていると説明。開始前には、「多分途中死にたくなると思うけど、死にたくても死ねへん状況作ったから」「顔濡れても力出さなあかんからな」とも話しました。
そしていよいよ挑戦を開始した2人。用意したアンパンマンの浮き輪は子ども用のため穴に体が通らず、ビート版のように持って泳ぐことに。琵琶湖の西岸にある高島市からスタートし、約16キロメートル先の彦根市を目指しますが、泳ぎ始めてわずか200メートルのところで早くも動ありが音を上げ、一旦船に上がります。動ありによると、琵琶湖に生えている水草が足に絡まってしまい、まともに進めないのだとか。2人は秘密兵器として用意していたフィンを装着することにしました。
再びスタートした2人ですが、浮き輪をつかんでいるため上半身の動きが制限されて足への負担が大きくなっているうえ、ライフジャケットが進むスピードを落としてしまうせいでなかなか距離を稼げません。さらに600メートル地点では、動ありが波のせいで酔い始めてしまいます。
第2、第3の秘密兵器投入
700メートル地点からはリレー方式に変更し、体力の限界を迎えた動ありは休憩。ここで2つ目の秘密兵器であるアンパンマンボートを使用します。しかし、バタ足がしづらいためスピードが落ちてしまい、こちらは不発に終わりました。

2人はさらに最後の秘密兵器である水泳選手を使用します。さすがに体力やスピードが2人とは段違いのようで、ここに来て2人がこれまでに進んだ距離の2倍近い1.3キロメートルを泳ぎ、一気に2キロメートル地点に到達します。また、交代した動ありに正しいバタ足のフォームを教えてスピードをアップさせるなど、大きく貢献します。
この後も3人で交代しながら距離を伸ばし、なんとか折り返し地点の8キロメートルに到達。ここまでに泳いだ距離は水泳選手4.2キロメートル、びわ湖くん2.7キロメートル、動あり1.8キロメートルとなりました。さすがに3人に疲労が見え始めたため、ここで救助係も参戦します。水泳経験者でもあり、3人と違って体力が満タンなため、凄まじいスピードを見せましたが、すぐに失速。レスキューのため体力に余裕を残して200メートル前進での交代となりました。
ラストスパート
挑戦開始から約5時間が経った11時44分時点でついに残り3キロメートルの地点に到達します。期待外れかに思われていた救助係ですが、後の回で合計2キロメートルを泳ぎ、進んだ距離では一気に動ありが最下位に。
この日は昼過ぎから風が強くなる予報となっており、安全面の理由から、風が強くなると中止になってしまうため、タイムリミットも迫っています。しかし、ここまでダントツで貢献度が低いものの「もうこのままやったらサムネに俺おらんくなるからもう頑張らんと」「なんならもうフワちゃんみたいに無かったことにされる可能性あるやん、編集とかで」と冗談を飛ばす動あり。これには普段は裏声で話しているびわ湖くんも、疲労からか地声で「マジで中止になったら終わりやからさ」「もうネタは撮ったし」と説教します。
さすがに危機感を感じたのか、これまでにないスピードで泳ぐ動あり。ここまで一回で泳いだ距離は水泳選手の1.3キロメートルが最高でしたが、ここに来てそれを超える1.4キロメートルを泳ぎ切りました。
動ありの頑張りに感銘を受け、「動ちゃんが頑張ったし行こかな」とびわ湖くんもラストスパートへ意気込みを見せます。残り1キロメートルを泳ごうとしていたびわ湖くんですが、ここで突然動ありも水中へ。「最後は2人やろ!」と、ともに岸を目指します。
そしてついにゴールである彦根市の湖岸へと到着します。陸に上がった2人は嬉しさのあまり抱き合い、体力の限界を迎えその場に崩れました。ゴーグルで隠れていましたが、動ありは「今めっちゃ半泣きや」「めちゃめちゃ泣いてるよ、俺」と感涙した様子。2人は企画を手伝ってくれたメンバーにも感謝を示しました。

企画を終えた動ありは「物理的に多分今年YouTubeで1番命かけてる」「多分これより命かけて動画作ってるやつおらんと思う。今、令和の時代に」と語りました。
最後にはテロップで、挑戦後10日間は体が激痛に襲われ眠れなかったほか、今月に入るまで水面を見るのが怖くて湯舟に浸からずシャワーで済ませていたことなどを明かしました。また、36歳のびわ湖くんが24歳の動ありよりも多く泳いでいたことからか「【思想の変化】どれだけ今後歳を取っても年齢を言い訳にしない」と綴っていました。
コメント欄では
どうやったらこの頻度でこの辛さの動画あげれんねん
なんか感動して泣いちゃった、オリンピック観ても泣けないのに、動ありで涙できるのは何処か欠陥のある人間な気がしてきてさらに泣いちゃった
普通に泣いた。動ありで泣く日が来るとは
どのYoutyuberより努力してるわ。(原文ママ)
散々舐め腐った動画を投稿し続けてきた2人がここにきて昔のYouTubeを感じる体張り企画こすってるの嬉しすぎる
200m近く進むのが限界っぽくて400m進んだだけで褒められてた動ちゃんが、1.35km進んで喋るのも無理なのに、最後は2人やろ言うて飛び込んで行くのがもうかっこ良すぎて。動ありで感動したのこれが2回目
といった声が多く寄せられています。
この動画は公開から2日で約100万回再生されており、動ありのXでのポストは1540万件のインプレッション、8.3万件のいいねを獲得するなど大きな反響を呼んでいます。
お待たせ致しました。
今回はアンパンマンの浮き輪でびわ湖を横断する動画になります。
この為に漁船2台を貸切で手配し、
全国大会に出場した水泳選手を助っ人で用意、
救助隊も手配して滋賀県高島警察署に許可を貰い、
死にたくても死ねない状況を作って挑みました。… pic.twitter.com/lSCJRXOH7t— 動あり (@sabuari_) September 10, 2025

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
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