家計の悩み1位は「貯金できない」!物価高対策トップは意外にもポイ活【楽天家計簿調査】
今、日本は情勢も相まって、家計や物価高に悩む人も多いはず。そこで、楽天グループ株式会社が提供する家計管理アプリ「楽天家計簿」は今回、ユーザー541名を対象に、家計の悩みや、物価高、およびこの夏の電気代高騰への対策などを聞いた「家計の悩みに関する調査」結果を発表。金銭面での悩みについて、世間のリアルな声を紹介していこう。

家計の悩みで多いのは、貯金や老後資金への不安

今回の調査結果から、家計の悩みについて見てみると、「貯金がなかなか増えない」という回答が17.6%、次いで「老後の生活資金に不安がある」が14.8%など、お金が貯まりにくいことに対する不安や将来的な金銭面での不安が多いことが分かった。貯金についての悩みは20代~40代で特に多く回答が集まり、給与面の低さや物価高が起因していると言えるだろう。中高年からシニアへのグラデーションに突入する50代~60代は、老後についての悩みに回答数が集まり、日本の情勢や定年が伸びていることなどが起因しているのではないだろうか。他にも「収入と支出のバランスが悪い」や「つい無駄遣いをしてしまう」という回答も多く集まった。これらの悩みを解消するためにも、日本の経済の回復が求められる。
物価高の対策、みんなはどうしている?

家計の悩みに続き、物価高の対策についても回答を見てみると、「ポイ活をする」が19.5%で1位。次いで「家計簿アプリなどを利用して収支を可視化する」が12.1%で2位、「無駄遣いを減らす」が11.2%で3位、「クーポンを活用する」が10.6%で4位、「固定費を節約する」が10.3%で5位という結果に。また、どの年代でも女性はポイ活が1位にランクインしている一方、男性は年代別で1位の項目が異なっていた。
夏の電気代高騰に伴い、講じている対策についての回答を見てみると、「扇風機やサーキュレーターを併用する」が18.7%でもっとも多く、次いで「電気をこまめに消す」が17.4%で2位、「エアコンの設定温度を見直す」が16.5%で3位。性年代別で今回の回答を見ると、20代~40代の男性は女性と比べて対策を取っていないことが明らかになった。

関連し、この夏、もっともお金をかけてもよいと考える項目についての調査結果を見てみると、「レジャー・旅行費」が「特に予定なし」を除くとトップに。次いで「食費」や「水道・光熱費」「健康・医療費」がランクインした。夏の暑さが激化しており、予定を作っていない人は多いものの、お出かけに絶好のシーズンでもあるため、予定なしとほぼ同率でレジャーがランクインしたと考えられる。
日本の経済面はいまだ深刻を極めている。これからのお金の使い方、物価高対策についても、さらに慎重に考えていくべきだと言えるだろう。
出典:【楽天グループ株式会社】
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記事提供元:スマホライフPLUS
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