「まだ私を気にかけている」岳瑾宸(イエン・ズーシエン)の執着と、香りが暴く真実……『情刺 愛讐の宮廷』第23話

『情刺 愛讐の宮廷』
中国の短劇・ショートドラマ『情刺 愛讐の宮廷』が、映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて配信されている。顧君遥の心を取り戻すために手段を選ばない岳瑾宸は、心の底の記憶を呼び起こす香料――憶甜香を君遥に使うが…。
「他の者を娶る気はありません」ーー皇帝に婚姻の許可を申し出る岳瑾宸
心の底の記憶を呼び起こす、憶甜香(おくてんこう)という香料を手に入れた岳瑾宸(イエン・ズーシエン)。岳瑾宸は、腹心の十八に顧君遥(ホー・シュエンリン)の部屋に仕込むよう命じる。「さらに恨まれてしまうのでは?」と心配する十八だが、「これ以上こじれぬ」と答える岳瑾宸。
憶甜香が焚かれた部屋で眠っていた顧君遥は、岳瑾宸と楽しく過ごす夢を見て目覚めた。「あんな夢を見るのは過去に未練があるから?」と嫌悪に陥る顧君遥。岳瑾宸が用意させた灯篭を下げるよう、侍女に伝える。その灯篭を手にした岳瑾宸は、「まだ私を気にかけている」と喜ぶ。恨まれることを恐れる十八に、岳瑾宸は、一番の罰は忘れられることだと言い、忘れられていないことに望みを見出すというのだ。
岳瑾宸は、父親である皇帝の元を訪れ、顧君遥との婚姻の許可を申し出る。皇帝は、「皇妃になる予定だった顧君遥が皇太子妃になると笑いものになる」と憤り、発作を起こしかける。岳瑾宸は、「心から愛している女子(おなご)です。他の者を娶る気はありません」と引き下がらない。
その頃、顧君遥は、岳瑾宸との口づけを思い出し、「どうしてあんな情景を思い出すの?」といぶかしく思っていた。部屋中に置かれた香炉から漂う、独特の香りに気づいた顧君遥。庭に出た顧君遥はそこにいた岳瑾宸に、「梨の木は枯れたのに人は生きているのね」と言い、立ち去るのだった。
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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