「記憶を消せば、私を愛してくれる」ーー顧君遥(ホー・シュエンリン)に薬をのませようとする岳瑾宸(イエン・ズーシエン)『情刺 愛讐の宮廷』第16話

『情刺 愛讐の宮廷』
中国の短劇・ショートドラマ『情刺 愛讐の宮廷』が、映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて配信されている。部屋に押し入った昭黎は、顧君遥の姿を見て、目を丸くした。皇太子が囲う“女狐”が自分の幼なじみだと知った昭黎は…。
昭黎が押し入った部屋に、幼馴染の顧君遥が…
東宮の部屋に押し入った昭黎(モー・ハン)。そこには、幼馴染の顧君遥(ホー・シュエンリン)がいて驚く。昭黎は、「私は皇太子殿下と婚約した。だけど、ある女官が殿下と親しいらしいの。知りたいのは阿遥姉さん(顧君遥)が、その女官なのかってこと」と聞くと、顧君遥は「そうよ」と答えた。さらに昭黎は「亡くなったと思ってた。毎年墓参りの時期と阿遥姉さんの誕生日は、兄さんも私もつらかった。だけど、生きてたばかりか、東宮に入り殿下の近臣になってたのね。もしくは男女の仲に?」と問い詰めた。
顧君遥が「岳瑾宸(イエン・ズーシエン)は、善人なんかじゃない。腹黒い人間なの。見た目にだまされないで」と言っても、昭黎は聞き入れない。そこへ岳瑾宸が現れ、昭黎を叱責する。顧君遥に帰るよう促され、昭黎は走り去って行った。顧君遥は、岳瑾宸に「あなたに尽くした人間は利用される。皆、駒に過ぎないのね」と言い捨て、その場を後にした。
ある日、岳瑾宸は2つの秘薬について部下から説明を受けていた。1つは、過去の記憶を完全に消す薬、もう1つは使われた者は使った者の命だけに従いあらがえない薬だ。後者を使った者は寿命を縮め、40歳までしか生きられないという。説明を聞いた岳瑾宸は、「阿遥の記憶を消せば私を愛してくれる」と言い、部下は「殿下、おやめください。命を犠牲にするのですか」と止めるも、「彼女といられるなら、40歳で死んでも満足だ」と振り切った。
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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