FWキープ率92.8%でボギーなし 山下美夢有が圧巻の『65』に「本当に安定したゴルフができていた」
<AIG女子オープン 2日目◇1日◇ロイヤル・ポースコールGC(ウェールズ)◇6748ヤード・パー72>
同組で回った竹田麗央との1打差を追って、3位からスタートした山下美夢有が、圧巻の「65」。海外ツアー初優勝、そしてメジャー制覇への足がかりを作る一日を過ごした。「きょうは全体的に良かったですし、ティショットがすごく安定しフェアウェイから打つこともできていました。本当に安定したゴルフができていた」と、満足そうな表情を浮かべる。
フェアウェイキープ率は92.8%(13/14)だから、その評価も当然。「後半に入ってからパーオン率も前半よりは少なくなった」というが、そのなかで16、17番と1.5メートルのパーパットを沈めるなど、ピンチもしのいだ。パット数は『26』。ここは「すごく大きかった」と振り返る、あすにつながる2ホールだ。
そういったひとつひとつの評価が、7バーディでボギーなしというラウンドにつながる。午前組のスタートで、終盤になるにつれ風も強さを増したが、最終18番もバーディ締め。ホールアウト時点で2位につけた竹田に3打差の首位に踊り出て、3位とは5打差と、このまま独走状態に入ってもおかしくない雰囲気も漂わせている。
「特に想定スコアは気にしていなかった。1試合1試合、上位で戦えるようにと思って回っています。結果がついてくれたのはよかった」。まだ午後組が残っている状況だが、上位で週末に進むのは確実な状況。ただ本人は「また明日。風も強くなってくると思うので、その中でもしっかり耐えながら伸ばせるように頑張りたい」と、アドバンテージのことは一回置いて、目の前のプレーに集中するつもりだ。
「ちょっと休憩して、お昼を食べて。(コーチも務める)お父さんも来ているので、改善するところとかを一緒に話しながら調整できれば」。トータル11アンダーまで伸ばして作ったリードを、残り2日間守るため、あすへの準備を進める。
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