電気代が気になるのに…7割が“何もしてない”!? リモート勢の“夏の節約”に格差
真夏が近づきつつある今、電気代の高騰が気になるところ。中でも、在宅時間が長くなりがちなリモートワーカーにとっては、電気代の高騰は大きな課題でもあるはず。株式会社リモラボは、リモラボメンバーである女性約1,000人を対象に、リモートワーカーの夏の節約に関する意識調査を実施。リモートワーカーの電気代節約に感じていることや、対策について紹介していこう。

光熱費が気になる一方で、節約できていない人も多い?

リモートワーカーの夏の節約に関する調査結果から、夏が近づく中で8割の人がリモートワークにおける光熱費が「気になる」と回答。節約したい項目としては「電気代」が半数近くを占めていた。

では実際にリモートワーカーの電気代は高騰しているのだろうか。電気使用量の変化に関する調査結果を見てみると、半数以上が「少し増えた」もしくは「大きく増えた」と回答し、「減った」という回答はたったの0.2%だった。使用頻度が増えた主な電気製品についても尋ねたところ、やはり冷暖房器具がもっとも多く、全体の73%にのぼった。リモートワーカーということもあり、パソコンやモニターなどの仕事用電子機器も60.5%と多かった。こういった電気代高騰が危惧される実態がある中で、節約対策の実施状況はどうなっているだろうか。

リモートワーク中、使用頻度の増えた電気製品に対して節約対策を行っているかの調査結果を見ると、6割が「していない」と回答。約1割が「分からない」と回答し、実際に節約を実践している人は3割程度しかいないことが明らかになった。また、節約対策をしていても電気代が高いと感じる人が7割以上いることから、節約方法が適切でないという可能性も考えられるのではないだろうか。
まだ節約対策していない人にオススメの節約術をご紹介

リモートワーカーが実施している節約術を尋ねたところ、「エアコン・扇風機の使用時間や設定温度調整」が57.7%でトップに。次いで「扇風機・サーキュレーターの併用」が47.1%で2位にランクインし、冷暖房関係の器具が節約の主な対象になっていることが分かった。また、自然光で過ごすよう心がけ、こまめに電気を消すなど、照明器具も節約対象となっている。

また、夏に取り組みたい節約術を尋ねたところ、クールネックリングや冷感シートなどの暑さ対策グッズの活用、朝型に体を整えて夜の電気使用量を減らす、エアコンは冷房ではなく除湿や扇風機との併用が挙げられた。さらに、快適さとおトクさを両立する節約術として、エアコンの室外機に日よけを設置したり、窓に断熱、遮熱対策をしたり、食費や日用品を使う分だけ購入するといった取り組みも効果的であることが分かった。
節約がまだというリモートワーカーは、ぜひ本記事を参考に体調を崩さない程度に節約対策を始めてみてほしい。
出典:【株式会社リモラボ】
※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)
記事提供元:スマホライフPLUS
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