日本No.1の飛ばし女王・竹田麗央からの助言は… 飛ばすために“振らない”! 【プロが教える毎日“極・飛ばし術”】
間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか?ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました!毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう!今回は今季から米ツアーを主戦場にする“女王”竹田麗央。
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昨年の日米共催「TOTOジャパンクラシック」を制し、今季から米国女子ツアーに主戦場を移した竹田。日本ツアーではメジャー2勝を含む8勝を挙げて年間女王に輝き、今年3月には中国開催の「ブルーベイLPGA」で優勝も果たした。22歳のルーキーながら、海外でも存在感を発揮している。
昨季のドライビングディスタンスは263.19ヤードで堂々の1位。これは「1位じゃないとヤダ」と、本人としてもかなりこだわっているスタッツだった。ただ、今年の米ツアーでは271.24ヤードを記録するも33位。それでも「みんな飛ぶので、自分がずば抜けて飛ぶという感覚はない。そっち(飛距離)ばかりにいかずに、自分のフェードボールで飛ばすっていうのをできるように」と話し、いまはパーオン率にもこだわっている。
そんな日本を代表する“飛ばし屋”に、『1ヤードでも2ヤードでも、今よりもどうやったら飛ぶようになるか?』と聞いてみると、その答えは実に明確。
「振るとなると、トレーニングや振る練習をしないといけない。だからミート率を上げることが大事かなと思います。しっかりミートして芯に当たれば、いまよりも飛ぶはずです」
では、どうやったらミート率が上がるの?
「インパクトをイメージできるといいですね。手が出たらヒールに当たるし、インサイドに引いても先っぽに当たる。インパクトゾーンを意識できるように、そのインパクトゾーンだけの往復素振りをすることも効果的だと思います」
ちなみに、ミート率が0.05上がると、飛距離が8ヤード伸びるとされている。プロはミート率1.5が当たり前の世界で、アマチュアは1.4を超えるとかなり効率が良いとされているが…。まずは現在のミート率を確認してみよう。伸びしろを把握できれば、練習も楽しくなってくるはずだ。
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